内発的動機とは、興味や関心のあることです。ヒトは内発的動機については、自ら積極的に行動を起こそうとします。
実は、外発的動機を一概に悪いものだとは言えません。なぜなら、強制力はしっかりと効くために、短期的には行動を起こそうとしてくれるという研究結果もあります。
しかし、興味や関心のような、自分で決めた意味でやる気を自然に出す動機には物理的な限界はありません。また、自分で目標(ゴール)を定めるため、達成感や成長の実感が得やすいと言われています。
仕事において置き換えるとするならば、
・自分はこの職場に求められている人材であると感じている。
・今の仕事は確かに辛いが、この経験が次に生かせるはずだと思う。など、現在の職場や仕事の意味を自分で決めることがこれに当たります。
これらのことを周囲から言ってもらうことも重要ですが、自分自身が置き換えることができて、意味や価値を理解することが一番重要なことなのです。
いつもうまくいっている人は、例外なく意味づけが上手ではないでしょうか?
自分の置かれている状況が変わるたびに、自ら新しい意味を見出して、やる気が自然に湧いてくる状況をつくっているのではないでしょうか。