行動分析学上の行動変容 | ソリューションのおぼえがき

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行動を変えるためには「結果」が出た直後の周囲の反応が重要と言われています。

 

「行動は、行動直後の結果によって制御される」

 

行動分析学の視点で行動を変えることを考えます。

 

例えば、メンバーが「望ましい行動」をしたときには即座にほめ、注意を促す場合には「気づいたとき」にすぐに注意するなどです。

 

現実的には、メンバーの行動に対して、マネジャーがすぐに全てリアクションすることは難しいものですが、時間をおかずに反応してあげることが重要です。

 

昇給や昇進が、行動を変えるための要因として効果が低いといわれていますが、どうもそれは、時間があまりに経ちすぎるからなのかもしれません。

たしかに私も過去、表彰されるというモチベーションで仕事をさせられそうになりましたが、別に表彰されることが目的でもなければ、昇給や昇進だけが目的にもなりえなく、かえって冷静になってしまった、という過去があります。

 

メンバーのモチベーションを高めるためには、日頃のコミュニケーションを密にすることのほうがむしろ重要になります。

 

例えば、社員から何か相談を受けた場合に、うなずいたり、PC作業を止めて顔見たり、時には笑顔を見せるとメンバーの反応も変わります。また日常会話においても、発言にすかさず応答すると、発言の回数が増えてきます。