古参マネジャーにみられるパターンで、ベテランの営業マンほど従来の得意先に固執する発言をされます。
「ここは私でないと売上が落ちるのです」とこれまで自分が築いてきた環境を守ろうとされます。
しかし、担当者が変わったために会社がつぶれたという話はありません。
また中小企業ではこのようなベテラン営業マンが営業マネジャーを兼任しているのが実態です。
「プレイングマネージャー」というと聞こえがいいのですが、これはマネジャー役ができないからプレイングを兼ねているのだと思います。
これまでに慣れているプレイヤー業務を実践するのは、本人にとっては安易なことで、
言い換えるとより高いレベルの仕事へ挑戦する意欲を持ち得ないともいえます。
このようなベテラン営業マンも新しい仕事にチャレンジしない限り、老体にムチ打つ平凡な御用聞き営業マンになってしまうでしょう。
とにかく、私はこれだけをやってきた・・・。
過去がこれだからこれからもこれでいい・・・。
その発想だけは辞めたいものです。