ビジネスや日常において、交渉や折衝はよくあることです。
私が心がけていることは、
①相手の情報をより多く入手する
②自分は余力を持っておく
③自分のくせを理解しておく
この三つを軸に落とし処を想定しておきます。
こう書くと理屈っぽいですが、自然とそういう風にすすめているようです。
中には相手を打ち負かしたがるタイプの方もいますが、長い目で見て良かった試しがありません。けんかではありませんので。
過去お付き合いした方の中にも、交渉で相手先を打ち負かすことが大切とおっしゃていた方もいらっしゃいましたが、自分に権力や武器が無くなった途端、回りの人が離れていきました。
ふと考えてみたとき以下の事を感じました。
・日本人は相手を慮るというすばらしい考え方がある(自己主義ではない)
・島国なので、結局再びコミュニケーションをとる機会を持ってしまうことが多い(要は狩猟民族ではない)
・日本人特有の親から代々受け継いだ独特の倫理観を持つ
があるため、「敵対して交渉する」という考え方は似合わないようです