マネジメント・セオリー・ジャングルとその統一の試み
H・ファヨール氏以降、経営管理論は諸説が錯綜し、その状況をH・クーンツ氏は「マネジメント・セオリー・ジャングル」と呼びました。
1962年、カリフォルニア大学経営大学院でのシンポジウム「経営管理論と研究 - 経営管理改善におけるその役割」において得られたマネジメントの統一概念
Getting things done through and with people
「人を使って、人を通して、ものごとをなさしめること」
これがマネジメントの定義とされています。
オーソドックスな経営学の本には、数字のこと(つまり会計管理や財務管理)が書かれていない場合が多くないですか?
また、経済学的なマクロ環境についての記述があるものは、もっとありませんよね。
それらのことは別の話となってしまいます。
しかし会計管理や企業環境が「経営の基本書には不要である」という意見に賛同する人もいませんよね。
不思議ですよね。全部必要なことなのに・・・。
要するに「経営学」って、コンセンサスされていない学問分野で、実学なのでしょうか。
それが事実として考えるとマネジメントって経営そのものなのでしょう。