事業戦略と機能戦略 | ソリューションのおぼえがき

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正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

事業戦略とは、個別事業の成功を目的とする戦略であり、個別の事業部門が戦略を策定します。
本社が策定する全社戦略とは区別し、事業部門が責任をもち、個別の事業を見据えることに特化します。個別事業に一貫してかかわることから良い製品が生まれやすくなる半面、事業ごとの重複投資によりコストが上昇すると言われます。全社戦略とのバランスが取れていない場合は企業の経営を誤ってしまう恐れがありますが、この認識は本社がもち、事業戦略をリードします。専業企業(非多角化企業)では、全社戦略イコール事業戦略となり、独立した事業戦略は存在しません。

 

機能戦略とは、営業部門、生産部門、開発部門など、それぞれの機能(職能)の充実のための戦略であり、個別の職能部門が戦略を策定します。全社戦略と一体となり、経営理念やビジョンと現実とのギャップを埋めるための具体的な方法論が示されている必要があります。
・営業部門でしたら、長期の営業人員計画や情報武装するための戦略、
・生産部門でしたら設備投資やコスト低減に関するノウハウの獲得戦略、
・開発部門でしたら社内外の技術を把握し、お客様に買ってもらえる製品をデザインする一連の戦略 などが該当します。

 

中小企業の場合は、たいてい事業戦略を細かく策定することは少なく、全社の方向性と部門の戦略・戦術に落とし込むことが多いと思います。