職場のコミュニケーション | ソリューションのおぼえがき

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ある調査によると、マネジャーの1日の仕事の中でコミュニケーションに費やしている時間は80%にも達すると言われています。


そのうち60%はメンバー、30%は上役、10%は同僚に対するものであるという。これほどにマネジャーはコミュニケーションに忙殺されているのです。

それもそのはずで、組織を組織たらしめるものはコミュニケーションであり、コミュニケーションの網の目の結合点となるのが、マネジャーだからです。


ところが別の研究によれば、ある会社の重役会議の決定の趣旨がどのくらい理解されたかを追跡調査したところ、副社長には67%、部長には56%、課長には40%、係長には30%、係員には20%しか正確に伝わらなかったという話もあります。


コミュニケーションは二人以上の人間同士の意志や情報の伝達です。会社の中でのコミュニケーションの流れには大きく分けて3つあります。
①上からしたへのトップ・ダウンの流れ出、式・指令、通達、社報などです。
②下から上へのボトム・アップの流れで、報告・申告・提案・進言・苦情などです。なお、日本独特のものとしては稟議制度があります。
③水平的なヨコの流れで、部門間の連絡・調整や各種の会議などがこれにあたります。


このように、コミュニケーションは組織全体にかかわる問題だと言えます。