2015年は団塊の世代が65歳に到達する年です。
2025年はその世代が75歳になります。
後期高齢者介護保険適用者となるわけです。
この40年あまりで、高度経済成長の中でサラリーマン次代を過ごし、都会へ出てきた方々がいよいよ本格的に介護サービスを使い出すという時期なのです。
2000年に1,000万人前後だった75歳以上の高齢者は2025年には約2,200万人へと、ほぼ2倍になります。
絶対数が2倍になり、そしてこの人たちは大都市で高齢化する。
さらに都市中心圏への人口集中が予想されます。
東京や千葉、埼玉、愛知、大阪では60万~100万人の高齢者が増えると推計されています。
あと15年で、そうなります。