会社はなぜ決められないのか? | ソリューションのおぼえがき

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正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

ミーティングに参加していると、だらだらと社長の説教に始まり、上司の演説が続き、そしてメンバーからのだらだらとした報告を聞くことに出くわす事がよくあります。

そして、会議が終わっても「何も決まっていない」。。。

私はよく野球の話に例えて、「三遊間のゴロをお互いが取りに行かない会社なんですね。」と、

風土がそうするのでしょうか?
・社長が決めてきたので、われわれが口出しすると、むしろ怒られる。下手に抵抗したものなら、クビになる。
・声を挙げると自分に仕事が回ってきて、実行させられて、結果うまくいかない時は責任を取らされる。
・そもそも、なんで真剣に仕事しないといけないの?できるだけ楽な仕事だけしておきたい。
・決めなくても仕事を進んできたから今まで通りでいいじゃん。

インタビューをすると、そんな意見がよく出てきます。
そして、そんな会社は、業績不振に悩んでいます。

キモは、
・現場が決めたことを本当に口出ししないこと。
・マネジメント職の人間が自分の意思で決めて進めること。
ここをつなげることでメンバーからの信頼を得ることから始めるしかないようです。