事業計画書といっても、中小企業で策定して運用に至っている企業はむしろ少数派です。
やはり計画書を作成し運用することは中小企業にとって大変手間のかかることなのでしょう。
金融機関への融資の際に作ることが目的になりがちです。
経営者は、日々の営業活動など、優先して取り組むべきことが他にもたくさんあるからです。
実は、金融機関からの視点でも、事業計画書よりも、現状の利益状況や資金繰り状況をチェックする方が優先されるものです。
ようするに、財務の基本である試算表や資金繰り表を月次単位で作成することが先決です。
現代の財務で三種の神器はPL、BS、CFとよく言われますが、基本に立ち返ってできているかを確認しましょう。