「期待値調整」とは、読んで字のごとく、相手との「期待値」を「調整すること」、つまり「何を」、「どの程度」まで達成するかに関して、仕事の依頼先と我々がしっかりとすり合わせを行うことです。
しかもこれを継続的に行う必要があります。
これは我々のような、形のないサービスや成果で握るビジネスなど、契約を結ぶ時点では最終形が出来上がっていないような商品やサービスを提供する際には、必要不可欠なものだと考えています。
・今回の仕事の目的に関する合意
・目的を達成するために今回の仕事で対象とする業務範囲
・達成するためのお互いの分担領域
・目的を達成するための手段や方法論に関する合意
・達成すべきレベル(基準)に関する合意
・業務終了の納期に関する合意
以上の項目に関して、期待値の調整を十分に行っておくことが、結果的に依頼先に迷惑をかけない対応になります。
また、契約更新のたびに上記の部分は確認をしておいた方がよいでしょう。