マニュアルとOJTどちらが、仕事のカンやコツを伝えられそうですか?
マニュアルでできそうなことも多々あります。
たしかに、ディズニーやマクドナルドなど欧米の文化では明らかにマニュアル化されたカンコツの伝承方法を取りがちです。
マニュアルによる教育と現場での指導による訓練のどちらが優れているのでしょうか?
それぞれには長短があるので一概にどちらがとは言えないですよね。
また、マニュアルでは、マニュアルを書いた人を超えるカンコツの知恵を得るのは難しいと感じてます。
だから、私には泥臭いけれども、職場での指導・教育という方法は良いような気がしています。すなわちOJTですよね。
この形でのカンコツの伝承には、次の2つのものがとりわけ重要ではないでしょうか。
1つは、仕事場での明確な先輩・後輩序列をもとにした、先輩によるきめ細かい指導になります。
仕事が終わってから、今日の仕事内容のなかでどこがよかったか、なぜよかったか、どこがよくなかったか、なぜよくないのかについての、先輩からの説明はとても有効です。
先輩が示すよい手本から学べることは多いのですが、先輩が「なぜそうしたか」の説明をしてあげれば、学びの質をさらに高めることができます。
実践でやらせてみると失敗は避けられません。
そうした失敗が起こったときに、先輩の臨機応変な対応が必要になります。
このように仕事での臨機応変な対応によって、後輩も救われ、先輩を尊敬し、先輩から学ぼうをするものですよね。
もう1つは、学ぶ側の心構えや姿勢です。
学ぶ側に、先輩から学ぼうとする心構えや、先輩を尊敬する態度がなければ、いくらよい指導をしても、指導の効果は発揮されません。
それに加えて、そもそも、先輩の側に指導してやろうという気持ちが湧くわけがありません。
最近の若い人々は、マニュアルがないと育てられないと思い込んでいる先輩が多いのも事実です。
そうなるのは、若い人々に先輩から学ぼう、言葉は悪いですが「盗む」「真似る」という姿勢が大切ということを理解していないことからなのではと思う今日この頃です。