自分で企画を立てる人 | ソリューションのおぼえがき

ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

業績が苦しいときにもかかわらず、トップダウンでしか動かすことができない組織は、業績回復は難しくなります。
スタートアップの時期はトップが強烈な個性でぐいぐい引っ張って行くのも良かったのですが、組織になった場合、個々人が能力を発揮していないと業績は上がりません。
言い換えると、トップの指示がないと動かない会社は、組織が出来上がっていないとも言えるのではないでしょうか?

よく取引先の社長から以下のような話を聞かされます。
「うちの社員は自分で考えるということをしないんですよ。私から指示を出さないと動きません。この体質を変えたいのですが、何かいい方法はありませんか?」
おっしゃることはどの企業でも同じです。

中小企業は創業者の頑張りで業績を伸ばされてきたところが多いです。徐々に社員数も増え、はたと気づくと創業当時とあまり変わっていない。組織が形ばかりになっているということがよくあります。

業績の良い会社やさらに成長している会社は、個々人が自分たちで考えて自分たちで行動する傾向が強いです。
ほっておいても誰かが新しい企画を立てチャレンジします。
そういう人は逆に会社から指示をされて動くのを嫌います。
だからいつも新しいアイデアを考え、指示が来る前に提案されます。
そういう人が一人くらいは社内に欲しいです。
(実はこういう人材を採用していないケースも多いのですが・・・)

大手企業と中小企業の違いはこの点ではないかとも思います。
ほっといても企画が上がって来る。
自分を磨き成長したいと思っている集団になっているかどうかです。いい意味での競争意識があります。

失敗してもいいので、自分で何かを考える癖付けをしないとキャリアップは難しいです。スキルも上がらないでしょう。

・どんな小さなことでも考えて仕事をすること。
・自分で企画を立てること。

できる人というのは企画を立てることができる人です。