企業では、よく大企業の下請けでうまくいっているケースがあります。
下請けという言葉からも、その上流の企業が安定成長しているときは、ある程度下請け企業も安泰なのですが、業績が悪化したとき、真っ先に打ち手を打たれてしまうのが、下請けへのコストダウンや下請けの選定など、厳しい仕打ちになります。
私は、下請けというシステムを嫌っているのではありません。
サプライチェーンの中に組み込まれていて、そういう仕組みでビジネスが動くことはある程度仕方がないことです。
下請けという考え方から、「パートナー」になる企業へ変貌していただきたいと思うのです。
パートナーとは?
もしその会社が無くなったとき、上流の会社が困ってしまう会社。
自立した一個体の会社になってほしいのです。
自分で取引先を選ぶことができるくらい、自分の強みや独自能力を提供できる。自分たちで稼ぐ力がある。
そんな会社になってほしいものです。
個人でも同じ。
自立した人材は、自分が選択権を持つことができます。
選択の幅も広がりますし、自立しているため責任も自分。ストレスもありません。
最近では、学校教育からみんな平等。みたいなことを昔以上に教えるようです。
平等だと考えることは大切ですが、社会に出て競争はさけられません。
その時に、社会人となった個人はどう考えるのか?
今まで学校が行ってくれたことと違う・・・、と矛盾を感じることでしょう。
でもそれが現実です。
だから・・・、自分で自立心を持って自ら考え、主体的に社会に仕掛けていくのです。
そんな個人が今以上に増えることを期待してやみません。