会社と学校や家庭は違います。
仲良し・和などは組織を運営していくうえでとても大切なベースとなるのですが、
会社でこればかりやるととてつもなく弱い組織が出来上がります。
なぜか?
まず、この程度でいいやという空気が組織に浸透します。チャレンジや競争は最低限必要です。
意見が出なくなります。言いだしっぺになりたくない空気になり様子うかがいが増えます。
出る杭は打たれてしまいます。みんなでボチボチやろうと思っているのに、勝手にひとりだけ張り切ってもらっても困ると妬まれてしまいます。
実力のない人にとっては、摩擦を解消する力もないですし、自分を超える人を作らないので、自分は楽です。
しかし、組織はどんどん腐っていきます。
ようはこういう組織にしないこと。そして真の実力のある人がマネジメントをする。
まだ実力不足ならしっかりと切磋琢磨できる組織を作るように育てる。
切磋琢磨といっても、メンバーが足を引っ張り合うのではありません。あくまで外部思考で。内向きになってはいけません。
「あいつががんばっているなら、俺も負けてられないなあ」
「あの人を目指して仕事をしていこう」
このような考え方がメンバーから出てくれば、組織は強くなります。