私のように個人事業ならまだしも、会社を経営していくとなると、戦略をしっかり立てて、新規事業が軌道に乗ったとしても、それを進めていく、動かしていくヒトが育たない事には、長期の繁栄は成り立ちません。
昔、松下幸之助氏は「松下電器という会社は、何を作っている会社なのか?と聞かれたら、人を作っている会社です。あわせて電化製品をつくっています。と答えるように」と従業員にいっていたそうです。
なかなか、そこまで言える経営者はいません。
また、昔の年功序列・終身雇用・愛社精神など、が受け継がれていた時代ならともかくです。
ただ、声を大にしていいたい!
「人を育てることは、会社の責任です。」
おこがましいですが、人は機械でも人手でもありません。
お金をもらうためだけに、時間をつぶす・・・、それが・・・
=仕事であるという方には通じない考え方かもしれませんが。
自分が自立して、責任を持って働く、そのために必要なスキルやテクニックを身に付けさせる。
学び、仕事を通して、自分自身も成長する。
よく考えてみると、私の信念じみた考えかもしれません。