フィードバックとは、ある系の出力(結果)を入力(原因)側に戻す操作のこと。エレクトロニクスの分野で使われている言葉です。
私がサラリーマン時代に、よくフィードバックというセッションをさせられたので、ざっくりとしか意味が分かっていませんでしたが、当時は「振り返り」という意味で理解していた事を思い出します。
では、なぜメンバーへのフィードバックというタイトルにしたかといいますと、
「メンバーへの客観的な評価を伝えているマネジメント職の方が少ない」と感じるからです。
評価という視点で解説すると、マネジメント職の方々は評価を伝えているレベルの方が多い印象です。
この客観的という表現が実践すると本当に難しいことが分かるのですが、世のマネジメント職の方々は、ほとんどできていないのではないでしょうか?
客観的という表現が無理ならば、自分を写す鏡として評価を伝えるという考えはいかがでしょうか?
鏡に映っているメンバーという視点でメンバーが今どんな状態にあるかを伝えてあげられるかという視点で評価してあげるのです。
これはスポーツなどでは実践している事です。今どういう状態でスイングやフォームが今どういう状態なのかを客観的に伝える。解決策はアドバイスする側が持っているが、選手が自分なりに工夫して、スイングを変化させたり、フォームを矯正したりする。
このフィードバックがうまくいったとき、メンバーは一気に成長できることもあります。
なかなか難しいのですが・・・。