生まれも育ちも、地元から離れていない人は、ご近所のお店とかに行っても、「あら○○ちゃん、最近どないしてたん」「忙しいのか?」とか普通にコミュニケーションできるのですが、
違う土地に行ったときに、こんな接客を受けることは不可能なのでしょうか?
いえいえ、頑張っているところがあるようです。
それも回転すし屋さんらしいです。
回転すしというとどうしてもマニュアル・仕組みで統一感ある、無難な接客というイメージでしょうか?
そこのお店は、すごいおばさんがいて、お客様の顔を覚えていて自ら、心からのもてなしをするらしい。
たとえば、
老人が久しぶりに来店したら、「お久しぶりですね。お元気でしたか?」
その老人足が悪いらしく、付き添いで手洗いに行かなくてはならない。「そのとき付き添ってくれる」
出て行くとき、レジで忙しいにもかかわらず、重い扉を開けて、「また、お待ちしてますね。」
これはマニュアルで教えられるものではないです。
一つ手法を挙げるとしたら、ロールプレイやケーススタディでそのすごいおばさんのノウハウを教えてもらうということになるのでしょう。
ただし、そのおばさんは、「そんなん、当たり前で、教えるようなことではありません」ということが多いので、その大切さを店長はじめお店で一本の考えの筋を通す、おばさんに「なぜそのような行動を取るのか?」を丁寧に解説してもらう。
そのようなプロセスで丁寧に伝えていくことになるのでしょうか?
さぞかし、おいしい回転すし屋さんなのでしょう。