中小企業の経営者の平均年齢は、どんどん高齢化が進んでいます。
新しい起業者よりも、廃業者のほうが多い事からも、致し方ないことかもしれません。
そのような中、廃業せず、事業を継承したい経営者も大変多いです。
オーナー企業は、一代で会社を構え、成長させました。元気がいっぱいの時代はよかったのですが、引退が迫ってきた頃、自分は後継者を育てていなかったことに気付かれる社長からご相談をいただくことが多いです。
「人を育てる」というのは本当に難しいです。特に経営者を育てるのはもっと難しいです。
MBAプログラムとか受ける方も多いですが、そういうスキルだけではどうしようもないことがあります。
資質と適性の問題です。
ちなみに、今中小企業の経営者が事業継承のために行っている活動は
①社長の心得を聞く場を設ける
②業界団体の会合に出させる
③セミナーへの積極的に参加させる
が3大行動といわれています。