今、様々な業界を見て、成長している業界もあれば、縮小している業界もあります。
業界の垣根を越えて、「業態化」という戦法もありますが、
縮小していくマーケットでの戦い方は、「現場力の向上」も大きな要素を占めると考えています。
婚礼の業界を見ても、現場力はとても大切な要素のようです。
ひと昔前は結婚式の披露宴といえば、冠婚葬祭の会場に行って、わからない事だらけの中、親や親戚、会場の相談員の話のまま、決めていっていました。
その昔は、披露宴なども家でやることや、やらない家庭も多かったと聞きます。
最近では、ブライダル業界というくらい、華やかなマーケットで様々なサービスが出てきているようです。
ところが、結婚する人は年々減っています。そりゃそうです、人口が減っているんですから・・・。
また、今の結婚適齢期の人の意識の変化からか、披露宴の予算を見直す方が増えています。
そんな中、どのように戦うのか・・・?
披露宴を行う、挙式会場は、ハード商売なので、立地や会場そのものが一番の売りとなるのですが、昨今は、サービスを売る「プランナー」が大切なソフトだといわれるようになってきました。
それも、今までのプランナーの接客スキルだけではなく、企画力や発想力、人間力やホスピタリティが必要となってきており、そういったプランナーをしっかり採用したり、育成したりしている挙式会場は、頑張っているようです。
※人間力はなかなか身につかないですが・・・。