「企業の凋落の段階について」
ビジョナリー・カンパニーより、ジェームズ・C・コリンズ氏
第1段階:成功体験から生まれた危機感のなさ
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第2段階:規律なき規模の追求
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第3段階:リスクと危うさの否定
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第4段階:救世主にすがる
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第5段階:企業の存在価値の消滅
このプロセスに日本の中小企業を当てはめてみるとどうだろう???
危機感のなさ・・・会議やオフィスの雰囲気が暗く、発言がなされない。トップが一人で吠えている
規律なき規模・・・「とにかく売上!」「割引しても受注しろ!」「徹夜でも仕事してがんばれ!」
リスクの否定・・・「取引条件改悪でも仕方ない」「審査なしで受注」「ブラック会社とも取引」
救世主・・・「外部からいかがわしい専門家招聘」「縁起や占いに頼る・・・」
つらつらと書いてみたが、すべて悪いわけではなく、この事実を理解できるかが大切なのだろうと思う。