A.ロー氏は、職業をマズロー氏の欲求5段階説をもとに、パーソナリティを形作る要因との関係を研究しました。
マズロー氏は人間の欲求を
①生理的欲求→②安全欲求→③社会的欲求→④尊重→⑤自己実現
の5段階と考え、①が満たされてはじめて、②の欲求が発生すると考えました。
ロー氏はこの考えを職業の観点で以下のように解釈しました。
①生理的欲求:食べ物、飲み物を得るため
②安全欲求:住居、老後の貯蓄を得るため
③社会的欲求:職場への所属
④尊重:仕事で認められる、社会的地位に着く
⑤自己実現:仕事を通じて自己実現
そこで、人は職業でより高い次元の欲求を実現したいものであると解釈しました。