特性因子論とは、個人を構成する特性と仕事内容や必要要件の両者をマッチングさせることが大切だと説きます。
ウィリアムソン氏はクライアントの抱える課題を4つと定義し、6段階のカウンセリングを実施するとしています。
①選択しなかった課題
②不確かな選択
③賢明でない選択
④興味と適性のズレ
①問題点を聞く
↓
②職業情報を収集し、あわせる
↓
③問題点を出し、優先順位を付ける
↓
④将来の見通しを立てる
↓
⑤指導助言する
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⑥フォローする
カウンセラーが適性検査などの結果を元に、クライアントに向く仕事を指示する手法をとります。
この方法には問題点も指摘されており、
①クライアントに説教をしない
②クライアントにはできるだけ情報を与えない
③先に回答を示さず、クライアントが何を話したいのかを把握すること
④クライアントの態度を感じること
この4点に留意する必要があるといわれています。