商品・製品を提供するターゲットを決める マーケットセグメンテーション | ソリューションのおぼえがき

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正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

マーケティング戦略を実行する上で一番重要なことは


Segmentationセグメンテーション: どの顧客


Targettingターゲティング: に対して


Positioningポジショニング: どんな位置づけで 提供していくこと     

を決めることだと思います。


たとえば、

日本全体を「性別×年齢×所得」で分ける

その中で、

「年収800万円~1000万円×40代×女性」 という少し余裕のあるセグメントをターゲットにする

たとえばセグメントの好みは、

・自分の気に入ったものにはお金を出してもほしい

・家であまり食事を作らない

・2・3人でランチをすることが比較的多い

・ランチは都心部のホテルや高級店で取ることが多い などだったとします。


そのニーズに応えるための、マーケティングミックス(4P)を立てていくことになります。


セグメンテーションの尺度は

①人口統計的区分 年齢、所得、家族人数、職業、性別など


②地理的区分 国、地域、気候、人口密度など


③心理的区分 性格、ライフスタイルなど


④行動的区分 購買頻度、利用頻度、広告反応度、価格反応度など


昔は、①、②で策定されることが多かったのですが、昨今では顧客の購買行動がより複雑かつ多様化しているので、③や④に着目すべきだと考えています。

一方で、①や②は統計データも取りやすい反面、③や④は数値化したデータが存在しないことが多いです。

ゆえに、一旦仮説や想定をしてみて、それに沿ったデータを探し、設定したのち検証することが必要となります。