先日、大学の職員の方と話す機会がありました。
いまや全入時代と呼ばれ、18歳人口<大学の定員 となっています。
何が起きたか
①予備校が淘汰された
②短大の意味が無くなった 女子も4年制に行く
③大卒という一つの資格が無くなった
入試のことも書きたいのですが、今回は就職のことを・・・
昨年度は本当にとんでもないことになっているようです。
2010年入社組は、以前名門と呼ばれた大学ですら、実質就職率は60~70%とのこと。
ここ数年バブル採用でしたから、この反動は半端では無い様子です。
どうしたらよいか聞かれました。
レベル的に下がったとも一部では言われます。
当時の就職活動は「自分が社会人として見られる最初の場」と思っていました。
私は大学で誰も行かない会社ばかり受けましたので、どうしたら人事部長と会えるかとか植木等の映画を見て本気で社長を待ち伏せしたりしました。(一度警備員につまみ出されたこともありました・・・)
どうせ一度しかない経験なら、「破天荒」に就職活動してみたら・・・。命とられるわけでもなし。
就職課にくる人も、「コツ」とか「やり方」とかをよく聞きにくるそうです。
別に悪いとかいいませんよ。
でも、それやったら、みんなと同じでしょ。
企業はみんなと同じ人をほしくないんですよ。
特に採用数を減らす際は、厳選して採りますから、人間力や個性を見ようとします。
(見れない会社は入社しても見てくれないでしょう。)
大学をあてにしてるから、うまくいかないんだろうねと話をしていました。