孫子の兵法は、「強者と弱者の戦い方」「弱者は差別化集中戦略」。
古来からある戦い方の言い伝えであるが、現代の戦略マーケティングでも利用価値はあると思う。
最近書店でも関係書をよく見かけます。
・敵を知り己を知るべし・・・環境分析
・戦いの主導権を握るべし・・・主体的活動 先手必勝
・敵の目を惑わせるだましが肝要・・・意外性マーケティング
・正攻法とゲリラ戦を組み合わせる・・・エリアマーケティング
・攻めは一気、守りはじっと・・・資源投下の方法
・戦力が10倍なら囲い込む、5倍なら真っ向勝負、2倍なら挟み撃ち、互角なら必死に、劣勢なら退却・・・コトラーの競争戦略 リーダー・チャレンジャー・フォロワー・ニッチャー
・集中と拡散を組み合わせる・・・集中戦略 拡大戦略
他にも定石はたくさんあります。
すべてを「ビジネス=戦争」と結び付けるのもどうかとは思いますが、事業の方向性を決めていない中小企業が多い中、営業だけでなく、事業責任者もぜひツールとして活かす必要があると思います。