9月6日火曜日 入院5日

抗生剤の投与が終わり、熱も安定したので、外出許可をお願いしました。

ベッドに横になり続けると、病人がさらに病人らしくなってしまうような気がするし、もともとジッとしているのが苦手です。

東大病院は、本郷通り、春日通り、不忍通りに囲まれた辺りにあり、お茶の水はすぐそばです。

お茶の水にあるディスクユニオンに聴かなくなったCDを査定に出したままだったので、そこに行く事にしました。

外出する前に食事制限について聞くと、暴飲暴食しなければいいというお話!

よく考えてみたら、胆汁がステントを通して流れれば、どこも悪くないわけです。

院内にいるとわからなかったのですが、外はひどい暑さ。

バスか歩きと思っていたのですが、近いのでタクシーを使うことにして、タクシー乗り場に向かいました。

運良く、初乗り410円の実証実験に遭遇。

通常の基本料より安くお茶の水駅前に行く事が出来ました。

ディスクユニオンでお金を受け取り、少し店内を見ているうちに、なんだか疲れて来ました。

寝たきりで体力が衰えていたのですね。

外で倒れてしまっても困るので、慌てて病院に戻りました。

外出予定は2時間で、まだ余っています。

院内にあったドトールで一休み。

病室に戻る時には、いつもと同じ体の感じになっていました。

可能であれば、外で歩くと言うことも必要なようですね。
胆管内の炎症を抑えてから石を取る手術をするのですが、それがいつになるか決まらずヤキモキとしていました。

東大病院は大学の病院ですから、当然、医療に関する研究が必要です。

担当の医師から、自主臨床試験についての説明を受けました。

閉塞している胆管にステントを入れて胆汁の流れを改善する事を「胆道ドナージ」というのですが、その後炎症を抑えるために投与する抗生剤をどの位にしたら良いかというデータを取る臨床試験との事でした。

通常は、抗生剤の投与は5日間から7日間ですが、これにははっきりした根拠は無く、3日間投与して平熱が24時間続けば、そこで抗生剤投与を止めて良いということが言えるようです。

これを実証するために、被験者を2グループに分けて試験します。

その分け方は、人の意思は入らず、サイコロを振るように機械が決めます。

この臨床試験に同意した結果、私は抗生剤3日間グループになりました。

後で気がついたのですが、熱が24時間の間に37度を越えると、手術のタイミングが変わるのです。

上手くいけば、今週の金曜日、ダメなら週をまたいだ月曜日。

退院が3日もずれてしまうのでした。

そんなわけで、検温のたびに緊張し、体温計がピピピッとなる度にハラハラドキドキ。

合格発表を何回も経験するようなもので、これで胃が悪くなりそうです。

結果はセーフ!

という事で、金曜日に手術を受けられる事になりました。

ホッ!
9月4日日曜日

ステントを入れる手術をした翌日です。

胆汁の流れを確保出来たので、もう痛みが出ることは無いようです。

血液検査の結果は黄疸の値が下がらないけれど、他の値は良いという事で、お昼から食事が出る事になりました。

固形物を口にするのは48時間振りです。

何が出るのかな?

お粥だろうな。

そして、運ばれてきた食事を見てビックリ。

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しっかり硬さのあるごはんと麻婆豆腐!

しかも、麻婆豆腐はちょっと辛い!

よく考えてみると胃や腸が悪いわけではないし胆汁もちゃんと出るので、食事制限は無いのでしょう。

それまでは、点滴で栄養補充をしていたせいか、トイレが1時間おきで、夜も熟睡できません。

それから解放されるのは嬉しい事でした。

夜は、五目ちらし寿司。

温かい物は温かく、冷たい物は冷たく出してくれるので、美味しく感じられます。