ウィスキーが好きな人が、ウィスキーを評価する時、香りに対して「青りんご」「レーズン」「バニラ」のようなことばを使います。

 

私はお酒が好きでも、そういった微妙なことばで表現する機能を備えていないので、ほんとなのかなと思うところがありました。

 

オーディオの世界のケーブルによる音の差、装置を載せる台(ラック)による音の差などとイメージがダブっていたからでした。

 

よく考えてみると、グラスに注ぐと、早く飲みたくて香りなんぞを楽む間も惜しくてグビッといくので、香りを楽しんだり、口の中でウィスキーを転がして微妙な味を楽しむなんてことはしてません。

 

試しにと思って、口のすぼまったグラスに白州を注ぎ、香りを嗅いでみると、なんと青りんごではありませんか!



 

なるほどこういう事かと思い、もともと酒器にも興味があったので、みつけたのがNEATのテイスティンググラスです。



 

箱書きを見ると、アロマを楽しむのに向いているようです。




 

ということで、早速ワイルドターキー8年で試してみました。

 

ふむふむ。

 

いざやってみると、やっぱり香りを楽しむより、飲みたくなってします。

 

で、本来の使い方ではないかもしれませんが、水を加えて、氷をいれるとこうなりました。

 



上部ですぼまっていて、底から開いている形状に意味があるのに、こんな上まで入れたらほとんどこのグラスを使う意味がありません。

 

ただ、独特の形状をしたグラスで飲む水割りは、楽しさがあります。


先に氷と水を入れておいて、後からそっとウィスキーを注ぐと、上と下で濃さが違い、濃さによる変化を楽しむことができます。



ウィスキーがゆっくり広がって行く様子はとても綺麗です。

 

ガブガブ飲まずに少量を30分くらいかけて楽しむブランデーには、とても向いているように思います。

 

自宅に眠っていたヘネシーを売って、別のウィスキー3本に変えたという話しを書きました。

 

買い取っていただいた店は、墨田区にあるファイブニーズの本店です。

 

実は、買取り後にお店でお酒を選んでいる時、朝日新聞の記者の取材が入り、たまたま居合わせた私が取材を受けました。

 

記者さんから、WEBに掲載されたと連絡を頂いたのが、以下の記事です。

 

注文「2千万円で在庫全部」も コロナで出回る希少な酒:朝日新聞デジタル新型コロナ禍に伴う緊急事態宣言などを受け、対象地域の飲食店は、長期にわたり酒の提供休止を余儀なくされた。その傍らで、苦境に陥った飲食店や酒蔵が抱えた酒を、新たな流通の仕組みで消費者に届けようとする動…リンクdigital.asahi.com

 

コロナ禍で飲食店がかかえる在庫だったお酒が買い取り業者に持ち込まれ、再び流通経路に乗るという流れができているようです。

 

 

 

もう45年くらい前のことになりますが、大学のサークルでは、よく教室を使って飲み会が行われていました。

 

外で飲むほどお金もないので、1人千円くらいずつ出し合って、食材やお酒調達してきて、教室を使って鍋を作っていたりしました。

 

お酒は、コストパフォーマンスの良い、サントリーホワイトや、剣菱の1升瓶が多かったと思います。

 

たまに誰かが家にあったサントリーオールド、通称『ダルマ』を持ってくると、取り合いになるほどの人気でした。



 

今ではオールドは高級なお酒ではなく、手軽に買えるくらいの値段になりましたが、学生からすると、とても高級なお酒に感じられました。

 

CMに使われた小林亜星さんが作曲した「夜がくる」のスキャットは、聴けば懐かしい方が多いと思います。

 

オールドは、歴史があるので、ときどき記念ボトルや、特製ボトルが登場します。

 

干支のボトルは、正月に見たことがあるのではないでしょうか?

 

その中に、バードシリーズと言うのがありました。

 

透明なボトルに、野鳥が描かれていて、ウィスキーが入っていると、とてもきれいです。

 

全部で6種類の絵柄があり、EXPO 85モデルもあったようです。

 

調べてみると、1本1万5千円程度の価格になっています。

 

これでは手が出せません。

 

お酒を飲んで空になったら、中にLEDを入れて照明として使いたいと考えたので、1万円オーバーでは手を出す気になれません。

 

コレクター向きの価格ですね。

 

目的はボトルなので、ボトルだけ無いものかと思ってネットを探してみたら、ありました!



 

こういう時、ネット社会の凄さを感じます。

 

空のボトルですから、高くはありませんでした。

 

とりあえず、現行のオールドを移し替えました。



 

バードボトルには、本来は『特級』表示のウィスキーが入っていました。



 

特級・1級・2級の分類は1989年4月1日に廃止されたので、バードボトルのオールドは1989年以前の発売だったことが分かります。

 

特級は原酒の割合が20%以上で、オールドは、モルト原酒27.6%でした。

 

残りはグレーンウィスキーや水、リキュール、カラメルなどで、樽熟成されていないものだったようです。

 

今年(2021年)、日本洋酒酒造組合によって定義された「ジャパニーズ・ウィスキー」の要件に、3年以上樽熟成されたものであることという項目があり、オールドはジャパニーズ・ウィスキーと名乗れるウィスキーとなっています。


 現行のオールドは樽熟成されたものなので、特級表示のオールドはだいぶ味が違ったようです。


 このボトルを知った時に、小屋にある使っていないグラスがこのシリーズだったのではなかったかと思い、探してみると、まさしくこのシリーズとペアになっているグラスで、全部で4つ出てきました。

 

 

 

せっかくなので、ボトルも小屋に持っていき、小屋に行ったときの楽しみにしようと思います。