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ずっと行きたいと思っていた所に
行ってきました
28年かかってしまったよ
本気で行こうと思えば、いつでも行ける
…と、今ならそう言えるけど
私にとってはとてもハードルの高い場所でした
カッチャンこと
中川勝彦さん
ご存知ない方も多いと思うけど
しょこたんこと中川翔子さんのお父さん
と言えば分かる人もいるでしょう
まるでお兄さんのように優しい人
無邪気でファンと友達になれる人
広島のプロモーターさん自らが
ファンクラブを作っちゃうくらい
出会う人全てに愛されてる人だった
1994年9月17日
空へ還っていきました
最後に逢えないまま
永遠のお別れになってしまった
また逢えると思ってた
大丈夫だと思ってた
どうして行かなかったんだろう！
借金してでも
赤ん坊を抱っこしてでも
逢いに行けばよかった！！
って、ずっと後悔してた
なので今回は
行く！と決めて
スケジュールを組んで動きました
お寺のある台東区谷中は
とても静かで落ち着く場所でした
お墓には色んな猫の人形が供えてあり
ファンの人たちに向けた箱には
カッチャンの切り抜きや
校正の書かれた歌詞カード
訪れた人たちのメッセージがいっぱいの
ノートなどが入ってて
やっと来れた安堵感とか
逢えなかった後悔とか
懐かしい思い出とか
色んな思いが入り混じってたけど
まゆみちゃん！？
うわー！！
よくぞ来たー！！
って言いながら
髪の毛クシャクシャにしてきた
あの声と笑顔が鮮明に思い出されて
「来たよーーぉ！」
って写真に話しかけながら
随分と長い時間
墓前で過ごさせてもらいました
逢いたい人に
逢いたい時に
逢いにいく
この思いの原動力になってるのは
カッチャンとの別れだと思う
いつか必ず逢えなくなるし
それは突然やってくる事もある
だから
逢いたい人に逢いたい時に逢いにいく
そんな風に生きたいって
ずっと願ってきて
その“思い”に
この人が実行力を与えてくれて
今の私になった
これはカッチャンが書いてた言葉で
今、墓碑に刻まれてます
しょこたんのブログからお借りしました
風にのれ
神様はずっと
同じメッセージを届けてくれてたんだなぁ
そんなこと考えてたら
目の前の枝に小さな鳩が飛んできて
クルル クルル
と可愛い声でしばらく鳴いてました
お墓参りができて
ずっと心の奥につっかえてたものが
ほどけた気がします
また来るね
さて
動きますね
第何章だろう？笑
Solua creation
神本まゆみ