● 会社の夕活で身体が持ちません・・・という方のお話です
こんにちは。正木美奈子です。
最近、働き方や時間管理に関してお話を伺っていると、こんなことをおっしゃる方が増えました。
ある会社では、終業時間後の時間を有効に活用するようにと、夕活ウィーク(2週間)が設定されたそうです。
この期間は早く帰る代わりに「朝1時間早く来る」というしくみです。
ところが、ご想像の通り、朝ってただでさえ戦争のように慌ただしいですよね。
それを1時間繰り上げて早く出社するのは、かなり大変なことです。
ですが、彼女は会社のルールということで、この2週間は1時間早い出社を頑張ったそうです。
何が起きたかというと・・・
早く帰って「自分の時間を楽しむ」ということがこの夕活の目的のはずでした。
ですが、1時間早く出社してもなかなか早く帰ることができずに、早く行った分だけ仕事が増えてしまい、余計に疲れてしまったとのこと。
夜ベッドに行く時間はいつもと変わらないので、睡眠時間も1時間削ることになり、夕活ウィーク最後の日には「もうだめ~」と結局有給を取ってしまったそうです。
これでは本末転倒ですよね~
本来であれば、早く帰ることで家族との時間を増やしたり、自分の趣味の時間を持つことで、人生や仕事へのモチベーションをさらにあげることにつなげるはずが、これでは逆効果です。
何がいけなかったのでしょうか?
いろいろあるとは思いますが、その一つは状況を考えずに、このしくみを全員に強制的に当てはめたことではないかと思います。
もう一つは、早く来て早く帰るために、「どんな準備が必要で、どんなしくみがあればそれができそうか」ということを事前に考えておくべきではなかったのか、ということです。
これは個人で考えることはもちろん大切ですが、それを上司や組織がサポートする体制ができていないと、絵に描いた餅でおわりかねません。
多くの場合、会社は「残業せずに帰りなさい」と、やることだけを伝えますが、そのために必要な話し合いを設けたり、準備をしたり、サポートしてくれたりはしません。
これでは、案内人も準備もなく「エベレストに登れ」というのと、たいして変わりませんよね。
働き方改革がいろいろな会社で推進中ですが、ぜひ「本来の目的」と、それをやるためにできる小さな一歩、でも「確実な一歩」を踏み出せるように、進めて頂きたいものです。
それをやるには、まずリーダーの方々から始めて頂くのが一番ですよ!
そうすると他の方も続きやすいですから。
もしも社内に相談する方がいない・・・、という場合はお気軽にご相談くださいね。
では今日も素敵な一日をお過ごしください!
