● 変化に対応する力
こんにちは。正木美奈子です。
今日は金曜日、なんだか嬉しいですね。
さて、ここのところ少し肌寒い日が続いていますが、体調は大丈夫ですか?
私のパートナーは、昨晩仕事から帰ってくると、寒いと言って暖房をつけていました。(笑)
彼はスウェーデン出身なので、寒さには強いのですが、家の中が寒いという状況にはどうしても慣れないようです。
ですから、我が家は暖房器具は充実しています。
ここ最近の気温の変化を感じながら少し考えていたのですが、気温だけではなく、仕事でも生活環境でも、変化に対応する能力って、重要だな~と。
私は、子供の頃から父の転勤で15回以上引っ越していきました。
そのおかげか、環境適応能力が身に付いたような気がします。
逆に同じところに長期間住んだり、同じことをずっと続けるというのが、苦手なようです。
それで、この変化に対応するということですが、人は元来「変化」を嫌います。
私たちの脳は、私たちが安全でいられるように守ってくれる役割を持っているので、過去の経験から危険だと感じる事には「危険信号」をだし、それを避けるように指令します。
そして、日常生活や職場では、この変化に対応する事こそが「重要」で、フレキシビリティを求められています。
ちょっと矛盾していますよね。
ですが、人は「変化」に対応することで、楽しかったことや成功したことなどを体験すると、もっとそれに対応することができるようになります。
そのような経験は、日常生活でも簡単にできます。
例えば、
・ いつもと違う道を通って駅まで行ってみる
・ いつもと違う朝食にしてみる
・ いつもと違う色の洋服選んでみる
・ いつもあまり話さない人に声をかけてみる
などです。
小さな変化を繰り返していくと、きっと少しずつ大きな変化にも対応できるようになります。
そして、大きなことをやらずとも、本当に小さなことから始めていけば良いのです。
私のパートナーはスウェーデン人ですが、スウェーデンの人はフレキシブル(柔軟)だと感じることが多いです。
例えば、彼らが良くいっているのは、洋服は3枚重ね着をするのが一番だと。
一日の気温の差が結構あるので、部屋の中、外などで、洋服を脱ぎ着することですぐに調整することができます。
まさに生活の知恵であると同時に、変化への対応力が日常生活からも感じられました。
夏だから、冬だから、こういう洋服を着なければいけない・・・、ではなく、その時の気温によって調節するという考え方です。
私たちも、こんなふうに気負わず、気軽に、そして身軽に変化に対応できるようになりたいものですね。
では明日は土曜日、いつもと違う週末を試してみるチャンスですよ!
