真冬の空は高く、太陽の登る方向は微かに明るんでいるけれど、澄みきった南東の空には明けの明星が一際輝いている。
中国が小型の人工衛星を使って夜空に広告を上げる実験をするというニュースがあった。
それが実現すると、静かで美しい星空観測が出来なくなるのではないだろうか?
今でさえ過剰なネオンサインや照明のせいで、都会では星を観ることさえ、ままならないのに…
我が家の庭でも、星を観ようとすると、すぐそばにある民家の灯りや街灯に邪魔されて、最適な場所を探すことは難しい。
キーンと冷えた日に、冴え冴えと光る満月や、また南東に輝くシリウス、プロキオン、ペテルギウスからなる冬の大三角形を見上げる夜空に、光の広告が横切ったなら、天体観測の楽しさは全く失われてしまうだろう。
日本でも人工的に流れ星を作る実験をするというニュースが流れた。
偶然性に願いを掛けるという楽しみもなくなるという点で、同様である。
小型衛星の打ち上げ
