三時過ぎてフルーツを持って行く。
すでに満腹の程の次女一家はデザートは別腹とばかりに、すぐにお茶とケーキを出してくれた。
次女の家は偶然我が家の近くに売り出された分譲一軒家を、我々と一緒に選んで購入したものだ。
子供達が大きく成長して、いささか手狭になったとはいえ、西南の角地にあり、中々いい家である。
越してきた当時は小さかった垣根の木も適当に外部を遮り、庭で広げるバーベキューも大した気兼ねをしないで済む。
次回は是非ともバーベキューに、参加させてね。
お茶を楽しんでいると、大きなスズメバチが頻繁にやってきて、その姿を追うと玄関先の木の枝に立ち枯れた木の屑を唾液で固めて、せっせと巣作りをしている。
蜂が材料を調達しに行ったすきに写真を撮り、用心しながら枝ごと巣を取り除いた。
観察すると、正確な六角形の部屋の中にツヤツヤした乳白色の細長い卵が一個ずつ産みつけられており、一番上には雨除けの傘のような部分が広がっているが、その部分
はやがては全体を包む大きな球形の入れ物になるのだろう。
大きくなるのを見たい気もするが、人間にもたらす危険のことを考えると、やはり取り除いたほうがいいだろう。
暫くして戻ってきたスズメバチは建築中の巣が無いので、あちらこちらの枝を探して途方に暮れている様子である。
その後の娘からのメールで、玄関の木は殆ど坊主に枝を切り落としたそうだ。


