調達したラシーン・フューエルタンク:フューエルポンプ&ゲージ取り外し
前回の続き…
やはりフューエルポンプがうまく外れないので…
とりあえず皆さん定番?の…この方法で外しました。
ポンプケースの下半分が残っていますけど…苦笑
ポンプと一緒に…タンクキャップ部分のプレートを撤去したので作業性やや改善。
ポンプケース上下分割方法が変更されていて、こちら(新しい?)の4本ツメの方が、タンク内作業でも簡単に分割できて、手間をかけずにポンプを取り出せます。
>パルサー(古い?)は、スライドはめ込み&スライド部のツメ
外したフューエルポンプはこちら
小さく日産マークが入っていますので、純正ポンプでは?と思われます。
外観上、ポンプの状態はまずまず…の様子。>交換歴ありっぽい?
接続するタンクインナーホースの柔軟性もよく、年数はそれほど経過していない様子。
>このホースは比較的高額な部品です。
しかしGA15(1500cc)のタンク(ポンプ)とのご説明でしたので、吐出量は少なめのハズ。
>100L前後かそれ以下?
うちのパルサーでは使えないですね。
W30ラルゴではどうでしょうね?
>実は…超程度の良い当方ラルゴ用のフューエルポンプ&ゲージASSYをストックしています。
外観サイズは似ていますけど…調べてみて、合いそうになければ…転売ですね。
この状態で、あれやこれや…と、残ったポンプケース下半分を外せないか試行錯誤していると…
ある感触があった後、台座から抜けました。
…で、どこで固定されているのか?
今回はガソリンも入っていないし、そこを徹底的に調査します。
…で、チ〜ン!
なんだか…あの凸部が無い(小さい?)ですね。>前回記事参照
ならばどこでしょ?
どうやら、こちらだったみたいです。
タンク内のポンプケース台座スライド部分の凹部>ツメ受け:左右
ポンプケース側のスライド部分内ツメ:右側
左側
ポンプケースの年式によるツメ位置の違いがあるのかどうかは…わかりません。
ポンプ奥の下側(吸い込み側)で、ポンプと台座を上下に離す方向に力をかけた状態で手前に引いたら…ツメが外れた様子です。
>上側でポンプを掴んで手前に引いても、何度繰り返しても外れませんでした。
備忘録的に記録を残しておきます。
フューエルポンプが外れましたので、今度は燃料ゲージの取り外し。
ベルトを引いたときにハーネス類等に無理な力がかからないように、ベルト(紐や帯等)をゲージに巻きます。
ベルトの両端を手で掴んで引きます。
引く方向や力加減は、試行錯誤で数回繰り返しになります。
結構強力に板金ブラケットにはまり込んでいます。
ゲージを取り付ける(はめ込む)とわかりますが、その際「パチン!」と大きな音がします。
サビ対策のため、燃料ゲージの板金ブラケットも外しサビ防止剤を塗布しておきます。
このブラケットはメーカー製販終了の廃盤部品の様子で貴重です。
サビも少なく、状態はとても良いと思います。>タンク内もとてもキレイ。
一部硬化した古いホースもあって、残念ながらフューエルタンク交換歴は…(たぶん)無い様子でした。
ただし状態は悪くないタンクで、20万キロ近く走行してもクラック等が出なかったのなら…たぶん「アタリ」?のタンクなのでしょう。
>…と、ポジティブに判断します。
うちのパルサーのように長期不動で置いておいた車両よりも、20万キロいつも動いていて、メンテナンスもされていた車両パーツの方が、状態がよい場合もあるという好例かもしれません。
今回、取り外した部品。
①プレート(ジェットポンプ付)
このジェットポンプが高額で新品8千円くらい?
プレートは、まだ部品出ると思います。>4千円弱くらい?
②フューエルポンプASSY(もしも新品なら6〜7万円くらい?)
早いうちに内部の固着防止対策をした方が良さげ…ですかね。
③燃料ゲージ(高額部品:新品3万円前後)
他にも新品&中古のストックがありますので、こちらは機能確認後に転売へ?
④燃料ゲージ板金ブラケット(廃盤部品かも?状態のよいものは貴重品)
うちのパルサーのものは黒く錆びてしまい、タンクサビ落としクリーナーに漬けて復活・復帰させています。
タンク内部への異物侵入や保護のため、パルサーでのメンテナンスの際、交換して取り外し&保管していたプレートをフタ代わりに装着して終了です。
また時間のあるときに、タンク周辺のホース&補機類をストックしている新品部品と交換しておき、来るタンク脱着メンテナンス作業(依頼)に備えたいと思います。
>ホースクリップの錆びているものがあるので、ホースクリップも新品交換しておきたいところ…