シーダーローズの樹の下で ~妖怪・枕元の爺~ | 青嵐の霹靂

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~情熱と冷静の狭間で〜
悪性リンパ腫闘病記

こんばんは。

蒼月です。

 

普段の喋り言葉の方が書きやすいんで、これで行こうかな。

 

因みに、元夫のモラ夫に

「お前本当は男だろ」

と言われたのも私だし。

モラ夫の再婚話を聞いて

「お母さんも再婚していい?」

と切り出したら(相手はいない)、娘から

「やだ。お父さん二人になっちゃう。どうせならお母さんが良い」

と言われたのも私。

 

そうなんだよね。

実際、男なんだよね。

で、今は普段の言葉遣い。

ちょっとオカマさんぽい口調を想像してくださいませ♡

 

で、話は闘病記にもどります。

 

私は、退院してから離婚するまで1年半モラ夫のもとにいたんだけど。

どう考えても、仕事がツラい。

半年も寝ていたのに、いきなりフルタイムはキツい。

ある日

「どうしても仕事を辞めたい」

と、モラ夫に切り出した。

 

その晩からである。

眠っている私の枕元に妖怪が出始めたのは。

「ねえ・・・仕事辞めるの?続けようよ。

 辞めなくてもいいよねえ。」

その妖怪は、毎晩、私の枕元に湧いてくるのよ。

 

いつか冗談で

「死ぬまで馬車馬のようにこき使ってやる」

と、言われた覚えがあるが、あれは冗談じゃなかったのだな。

 

コイツ、イカレてる。

 

その妖怪は、毎晩毎晩出没する。

既に家庭内別居をしていたので、わざわざやって来るのだ。

 

オマエのせいでうつ病まで発症したのに、未だこの上何をっ!

 

これはヤバい。本当にヤバい。

 

仕事がつらかったのは本当で、起きて会社に行くのがやっとだった。

かつらを被り偽りの笑顔で、会社の人と話すのが本当にツラかった。

 

私は、一大決心をした。

辞めてやる。

会社も、結婚生活も。

 

息子は、これ以上耐えられないと言ったまま

学校に通えなくなってしまったし。

 

両手で救いあげた砂が、さらさらとこぼれ落ちていくように

私が今までしてきたことは無駄だったのだと思うようになった。