大野智~クロニクル~ ワクワク大茶会 | 青嵐の霹靂

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~情熱と冷静の狭間で〜
悪性リンパ腫闘病記

蒼月です。

今日は、ワクワク学校2015年を振り返りたいと思います。

 

他の出し物ってなんでしたっけ?

田植えなんかやってましたっけ?

 

 

 

 

 

私は、特に印象に残った大野智さんが、各メンバーに送った掛け軸をおさらいしたいともいます。

 

 

これは、珍しく大野さんがメンバーに対して、直球で勝負しているなって思ったのです。

でも、誰一人理解してくれませんでしたね。

この時、だれか一人でも真剣に考えたのなら、今とは違った未来もあったかもしれません。

 

 

 




「知足」自らの分を弁えてそれ以上のものを求めないこと。

老子の「足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り」(満足している者は富み、努力している者は志がある)と言う言葉から来ています。


「両忘」両方忘れるという意味で、「対立する概念を比較してどうこう考えない境地」と言う意味。

そんな目指すべき”いい”状態などは最初からなかったと考えるということです。

これが”両忘”の境地と言うことになります。

 

 

 

 

 

 

「主人公」禅語では「本来の自分」という意味になります。誰でも、自分の中には純粋で自由な優しい自分が存在するもの。しかし、いろいろな情報や環境に影響を受けるうちに、次第に本来の自分から遠ざかってしまうこともあるでしょう。そこで、「本来の自分に問いかけ、その声に耳を傾けましょう」と言う意味です。

 





「名利共休」名利とは名聞利養の事で、名聞とは名誉が世間に広がる事、利養とは財を追い求める事、休すとは休止の意で断ち切る事。財欲、名誉欲、色欲、食欲、睡眠欲等、人間の欲望には色々あります。しかし、煎じ詰めれば名誉欲と財欲、即ち金銭欲に代表されます。それを断ち切れと云うのです。……禅者にとって、名利に執着する事が一番の敵です。何よりも先ず、これ等を断ち切る事が肝要です。名利の心さえ断ち切る事が出来れば自然に悟りの光が輝くのです。

 

こちらも禅語ですね。

 

 

 

普段聞きなれた言葉でも、禅語で考えるともっと意味が深くなります。

それらの弱点を、ふざけずに真剣に考えていたなら……。

 

大野さんは、蓮華の話と言い今回の禅語と言い、様々なものを学んでいるのかも知れないですね。

そして、メンバーに執着から離れて、俯瞰で物を見てみるように問いかけているようにも思います。

 

 

2012年に踊ることが楽しくてしようがないと言っていた彼に何があったのか。

2015年になって、余計に肥大化していく人気と周囲の期待。

実力との乖離。

その中で、自省して、前に進んで行きたいと考えたのでしょうか。

 

 

大野智さんが人知れず蓄えたものが、いつか芽吹き、みんなの前で花開くことを祈ります。