
寸法は横幅✕奥行✕高さ=30✕30✕35(㎝)。

スタイロフォームの土台に紙工作による機材類。

サイドに貼った偽ルパンのカードがシャレオツ♪(自画自賛)

ルパンとラムダはバンプレスト製の完成品フィギュアを改造/リペイント。

作り始めたのは昨年2024年の宮メカ展示会の後すぐなので1年前くらい、
なんですが、、、

スタイロフォームで土台切り出しただけで放置。そのまま時が経過し気付けば年も開けていつの間にか8月半ばになってました。
今年前半は零メカコンペやらゼロメカ展示会もあったしそれらをやり切った感に浸って油断してましたねw
なので本腰入れて作り始めたのは8月の半ばを過ぎた頃、お盆明けくらい。
ちなみに、前回記事はコチラ
↓↓↓↓↓↓↓↓
1日平均1時間くらいの作業。10月頭にようやくカタチになりました。

基本的に紙工作なので作業中の画像はほとんど撮ってません。
カッターやハサミでチマチマチョキチョキ、木工ボンドでヌリヌリペタペタ、まぁ想像通りですw
特に面白い作業でもない割に思いのほか時間がかかるしひたすら義務感で作ってましたよ。
その後に塗装、その他アレコレやってほぼ完成状態がコチラ。

筆塗りしたけど気に入らなかったりスプレーで塗り直したり試行錯誤しましたが結局はこの程度です、ご容赦ください^^
ちなみに全てホムセンの水性塗料。

素材は工作用紙。
紙なので霧吹きなどで濡らしてフニャフニャ状態で変形させて乾燥させるとそのカタチのまま元の硬さに戻ります。
手すりはプラ棒。
紙は加工がお手軽カンタンなので楽だし汚れないし多少は時短になりました。

千切れて落下した歩道がラムダを乗せる台座になります。
手すりや機材の上に付着してる白いゴミみたいなのはひっつき虫、ラムダの固定用。

割れたガラスなんかもそれっぽく。

手前の床にもガラスの破片。
実際はもっと色んな破片でガチャガチャになるのがリアルなんだろうけど、アニメの描写があっさりめなのでそれに準拠したイメージにしてます。

バラしただけで全然手つかずだったラムダもやり始めます。

背中の搭乗ハッチが開いた状態なのでコクピット内を作りました。

コクピットの囲いは工作用紙。時短ですね。ほとんど見えなくなるし。

覗き込んだ時に見えるメーター部分だけはそれっぽく見えるようプラ材使ってちょっと手をかけました。アニメのデザインを確認しなかったのでうろ覚え、テキトーです。

シートはΦ3のプラ棒を並べて成形。床の間で使う座イスみたい。シートベルトすらナシ。
兵器のシートなら戦闘機のシートのようなもっとゴツいのを装備するはずですがラムダは元々兵器ではないしワンオフの試作品、しかも小柄な小山田真希がギリギリ何とか乗り込めるタイトなスペースしかないラムダの内部にはこんなシートしか入れる余地がないのだろう、という想像ができますね。

コクピットをラムダに組み付け。
コクピットなんか見えなくなるんだから作っても作んなくても一緒だよ、なんていつも半分ジョーダン半分ホンキで言ってる私ですが今回はもうちょっと作り込みたかったんですよね。
操縦桿やその周辺にあるレバー類や側壁のディテールやたくさんあるであろうスイッチ類、アニメで描写されていたそういう細々したパーツ類をそれっぽく作りたかった。

こんなに細かく作る気はないけどもw
ちなみに、ラムダの全高は確か4メートルなので内部スペースもこんなに広くはなくて小柄な真希ちゃんでももっとギチギチになるはず。
でもそういう不可能やウソを実現可能に見せることが出来るのがアニメの特権であり実写に対するアドバンテージでもあるのでむしろ好きです♪

あ、シートベルト付いてる。ひとつ前の画像でもベルトしてるなぁ。
でもクルマの3点ベルトみたい。
結局はスケジュールが切羽詰まってきてコクピット内のパーツをチマチマやってたら時間ばかり溶けてもっと注力すべき部分に手が回らなくなると断腸の思いで全てオミット。スイマセン、ウソです。まぁいいか、くらいの心持ちw
壁面などは全てブラックアウトして目立たせたい部分のみ色を付けました。

ボディを被せたらやっぱりね、案の定ほとんど中見えないよw
ラムダもほぼ劇中再現。固定ポーズです。

手足を切り貼りしたり、アニメの絵と全く同じにはできないけどそれっぽく。「それっぽく」ばっかりだなw
展示会の3日前くらいに何とか完成しました。が、、、
実は最初は上の画像のようにアニメ塗りしたんですけどね、何だか全然ダメダメなので展示会前日にフツーな感じに塗り直しましたw

ちなみに塗色は艦底色。アニメ塗りした時の明るい茶色は赤サフ。
赤サフの茶色でも良かったかな〜 ラムダの茶色ってけっこう難しいっす。
ラムダは頑丈で墜落しても無傷。なのでダメージ表現は一切ナシ。でもちょっとくらい汚しても良かったかも。
あとジオラマ模型化に際してアレンジした部分が少々あります。

上↑の劇中画像はかなり縦長なんですが、テレビ画面上では上から下にフレームがパンして映るのを私が繋げて1枚の絵となるよう加工したものです。
それをそのままの比率でジオラマにすると間延びするしデカいと運搬も大変なので高さを圧縮してます。

全体的な高さを2/3くらいに圧縮。
そしてルパンのフィギュアもアニメ絵に比べるとオーバースケール、大きめです。
ルパンとラムダはバンプレストのフィギュアを使う前提だったのもありますがオーバースケールも計算済みなのです。
実際のテレビ画面はほぼ下↓の画角です。

テレビ画面に映ったルパンは画面サイズに比較して大きめの比率で映ってます。
つまり、テレビ映像では私が繋げた縦長画像が1枚絵としては映らないのでジオラマの高さサイズ圧縮やオーバーサイズなルパンでテレビ画面に映ったイメージを反映したサイズ感にしようという狙いなのです。
逆に縦長画像の比率そのままで作ってしまうとやけに高さのあるジオラマベースの下の方に小さいルパンがちょこんといる感じになってしまい個人的にはつまらない構図のような気がします。まぁ好みでしょうけど^^
意外と苦心したのがラムダの首周り。

プロペラが2列生えててそこにルパンも座るので長さを2倍以上に延長してます。

首の付け根、ボディに取り付ける部分もかなり背中寄りに移動させないとアニメ絵のような突っ伏した状態にできません。

ルパンの右ヒジがプロペラに乗らなきゃならないのでその反対側のペラは機材と干渉しないよう逃がすレイアウト。
座ってるルパンも二次元のウソなのでそのまま絵の通り再現するのは不可能、足も機材の手前側に見えるよう変更。
ラムダ本体の位置決めにも関係するので知恵の輪感覚でした。
アニメを立体化する時のそういうウソやゴマカシの辻褄を合わせるのが大変でありつつも一番面白い作業でもありましたね〜

最後に、偽ルパンのカードは劇中画像を元にしたもので、何枚か作って来場者さんや他の参加者さんに差し上げました。
最後までお読みいただき、

札束パ〜ッのフィアットを作られたエリア56さんからいただいたごくろうさんチョコです。







