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ソリッドのブログ

模型、トイガン、クルマやバイク、アニメや映画、ZIPPO改造などその時々のマイブームを記事にしています。戦士の銃にはちょっとウルサイですw
 
同好の趣味の方ヨロシクお願いします。



ゼロメカ模型展示会
〜かなり松本零士作品の模型展示会〜


おいおい、もう二週間経ってるよ。まぁでも記録なので。。。



記録レポのラストは展示会場の中央の柱を囲むように配置されたフリースペース戦士の銃ギャラリー





まずは、


フリースペース、それは、、、


自 由 な 空 間!


例えば展示会参加メンバーさん同士がそれぞれの作品を並べて合わせ撮影をしたり、来場者さんが自ら持参した模型作品を一時的に展示したり、とにかく好きに遊べるスペースを用意してみました。




一番乗りで展示していただいたのは来場者の方。

音速雷撃隊の桜花。実機やアニメ版の明灰白色の作例が圧倒的に多いので新鮮なカラーリング。緑/灰の二色迷彩は原作版のカラーリングです。

うっかりお名前を聞きそびれました。作品カードに名前だけでも書いてもらえば良かった〜 自前の作品カードがあるので名前も入ってると思ってしまった。

この記事を見てはいないと思いますが、来場ならびに作品お持ちいただきありがとうございました^^





エメラルダスの重力サーベルはみゅんさん。大阪からわざわざ見に来てくださいました。

これだけの長モノを腰に携えて新幹線に乗車するのは座席に腰掛ける際にちょっと不便だったのではと思います。
歩行時はドムのように背中に固定すれば楽かもですが。
そんな五エ門気分な旅もまた一興だったのでは。



レイジメーター、そしてイイ感じにこすって銀SUN♪




そしてエメラルダスの髪留めも自作。


エメラルダスのサーベル、

エメラルダスの髪留めと来ればね、

トーゼンお次は、、、







アルカディア号!
電飾 & 塗装カッコイイ! って、

クイーンエメラルダス号じゃないんかい!お約束。





ミャクミャククッキーはみゅんさんの手土産です。ごちそうさまでした。
至れりつくせりありがとうございました。








ヤマトのメカニックモデル。



よく見ると手描き、そしてメカコレ、ハマさんの作品です。





メカニックヤマトとゼンマイヤマトの競演。

知らずにこの画像だけ見るとヴィンテージプラモが揃い踏みみたいに見えますけど私のメカコレゼンマイと合わせ撮影。

こういうことをして遊ぶためのフリースペース、それは、、、


自 由 な 空 間!

 




メカコレヤマトの箱にゼンマイヤマトの箱絵のコピーを貼り付けて見た人にいっぱい食わせてやろうという魂胆です。



そしてそして、


たくさんの作品を引っさげて登場したるは、、、



あきさん降臨!

あきさんと言えばまるで呼吸をするように日夜プラモを作りつづけるベテランモデラーさん。
キャラ物/スケモ/ネタ物のオールジャンルをこなし、さりとてこれまでは展示会などにその姿を現したことはなくアメブロ住民の間では半ば伝説的に崇め奉られるように語られてきた存在。(たぶんw)

ちなみに私がヤフブロを始めてすぐ最初にフォローしたモデラーさんがあきさんです^^




1/700メカニック・ヤマト。今年に入ってから仕上げた作品。




なかなか再販しない旧ヤマトプラモからパトロール戦車。
昔作った作品をリメイク。

掃討三脚戦車。

大掛かりな改造もサラリとこなすスキルや永年の経験に裏打ちされた豊富なノウハウを持ちながらも素組み+小改修という肩の力を抜いた仕上げ方にはただただ頷くばかりである。




このメカを知っている人はいるかい?

ゼロセンヤマト

ヤマトなのだ。しかもご丁寧にゼロまで付いてるのだからゼロメカと言わざるを得ないだろう。




ピンクのアルカディア号。

食玩?だかの小さなものをリペイントしただけに見えてその実とんでもなく改修の手が入っているのだ。ピンクのゴッグはあきさんとよく一緒にお出かけしてるあのゴッグさんかな。






1/144のベストメカコレクション改造メカニック・ガンダム。
メカニック・ヤマトとメカニック繋がりだ。




ドン!

まさかドンちゃんをナマで見られるとは!

ドンとは、太陽系戦隊ガルダンに登場する最強戦士ドンである。
ちなみにクルーはドン・ホフマンである。




ブラックタイガー、




700円ヤマトのオマケメカとお揃い。





そして合わせ撮影会。あきさんのメカニック・ヤマトと展示会参加メンバーのチャーさんのメカニック・ヤマト。

このメカニック・ヤマトが2隻並ぶ模型展示会なんてそうそうないですよ。ハマさんのメカコレメカニック・ヤマトも並べたら完璧だったのにw




壮観な眺め。アルカディア号大集合!




手前からパパさん、宇宙大艦巨砲主義さん、Mr.Gさん、gollyさん、みゅんさん、あきさんかな?
デスシャドウはガヲさん、そして私ソリッド、ちょっと見づらい位置にカムロさん。



フリースペースを設けたのは模型展示会でよく行われている合わせ撮影を専用スペースで楽しんでもらうことが目的、さらには見に来てくれる人も模型好きで模型を作ってる人なんだからせっかくなら来るついでに自分の模型を持ってきて展示作品を見てる間に自分の模型も飾って見てもらうことができたら楽しいだろうという考えからです。

飛び入り持ち込み展示歓迎という模型展示会も珍しくはないのでパクリましたw

とはいえ、参加メンバーさん方には参加料金をいただいている手前、当初は100円でも200円でも飛び入り料金を設けるべきかという考えがよぎりましたが、松本メカによりたくさん集まってもらいたいのでタダにしました。

フリースペースが無料であることは参加募集開始時点で情報公開してるので問題はないと思います。



そしてそして、ごくごく一部の方々にはお待ちかね、


戦 士 の 銃!



俯瞰画像2枚はKBさんにお借りしました。





戦士の銃ギャラリーと称し、過去に複数のメーカーがリリースした戦士の銃のガレージキットなど11丁を展示しました。

ズラリと並んだ11丁の戦士の銃、全部同じに見えるはずですw
だからこそ実物を一同に会すことでその違いを実感してもらうのが目的。

クルマや戦闘機のプラモ、例えばカウンタックやファントムIIが複数の模型メーカーから発売されていると思いますが、それらを全て作って並べてその違いを見て愉しむ、みたいな。一言で言うと「戦士の銃 メーカー別カタログ」みたいなことです。


とりあえず順々に見ていきますので興味ある方はお付き合いください♪
途中めんどくさくなったら飛ばしてくださいw


ガンスミスキャッシュ


おそらく一番最初に市販されたコスモドラグーンのガレージキットです。1990年代前半、昔の雑誌で得た情報では'92年頃だったと思います。

作品カードにも記載してありますが、ガンスミスキャッシュ製戦士の銃は東京マルイ「作るモデルガン」シリーズのスーパーブラックホークがテンプレになってます。
簡単に言うとブラックホークの使えそうなパーツはそのまま流用し、戦士の銃としての造形部分だけを新造して組み合わせてあります。


戦士の銃としてこれで充分にカッコイイ!と思われるかもしれませんが、スケールモデルにおける再現性みたいな細かい話しをするとココはちょっと違うとかこーじゃないとかいうようなコレジャナイ部分が多めです。
でもそれをディスるという意図はなく、先にも言った通り各メーカーによる作りの違いを見比べることを愉しむのが目的です。



ユウビ造形


正確な発売時期は分かりませんがおそらく2000年頃だと思います。
劇場版999の公開が1978年。それから20年、ガンスミスキャッシュやマルシンの小サイズモデルガン発売を経て世に出たユウビ造形のガレージキットです。

戦士の銃の元ネタのひとつであるコルト1851ネービーをテンプレに造形されており、戦士の銃の立体物としての再現性では始めて満足のいくものが発売されたと個人的には思います。



夢工房宝島(殿手版)


先のユウビ造形がコルト1851ネービーをテンプレにしてたのに対し、この夢工房宝島製ではアニメ劇中で描かれた戦士の銃のワンカットを元に造形されたのではないかと推察します。

どちらが良いかという話しではなく、テンプレとする元ネタが違うのだからメーカーや原型師により造形に違いが現れるのは当たり前ということになります。

造形だけではなくサイズも違います。ユウビと夢工房では全長差が4〜5センチあります。
戦士の銃の寸法スペックは存在しないので正解も不正解もありません。大まかな目安としては実銃と並べても遜色ないサイズ感なら問題なさそう、くらいでしょう。全ては原型製作者のサジ加減です。



夢工房宝島(田中版)


これも夢工房宝島製ですが先程の夢工房とは原型師が違います。
つまり夢工房宝島の戦士の銃ガレージキットは二種類存在していて、原型師の名前からこれをタナカ(田中)版、先程のをデンデ(殿手)版と言い分けてます。

タナカ版とデンデ版は長さがほぼ一緒。ですが太さ=ボリューム感が全く違います。
作品カードに全長とシリンダー直径を記載してる理由がそこにあります。必ずしも長さイコール大きさではないという意味です。

ちなみにユウビ製も原型師はタナカさんなので相関関係を整理すると、

ユウビ造形タナカ
夢工房宝島タナカ
夢工房宝島デンデ

タナカさんは2つのメーカーの戦士の銃を手がけ、夢工房宝島には2人の原型師による戦士の銃があります。これは試験に出ます。




ネビィラ中田工房


ワンフェスで発売されたガレージキット。
原型師はヤフブロ時代よくやり取りしていたネビィラさん。

CAD設計による3Dプリンター出力品を原型にしてそこから型を起こして複製するという工程を経ておりキット素材は通常のレジンではなくFRP製品を固める樹脂。

全長約50センチという長さは私が知る限り戦士の銃の立体物の中では最長最大であり圧倒的な存在感を誇ります。

ちなみに原型制作にあたっては私があれこれ口うるさく注文をつけさせてもらいましたw 展示した個体は完成見本として製作したものです。

 


バイス(レジン製)


完成品として発売されたバイス製には金属製とレジン製があります。
造形/サイズ共に実銃であるコルト・ドラグーンをトレースしているため銃器としての説得力に溢れている印象です。

バイスは非分解式ですが今回はレジン製をむりやりバラしてリペイントしました。



FEADER


四国に住むトチローこと銃器関係グループの一員の一員であるFEADERさんが設計/製造/組立/量産/メンテまで全てを独力で成し遂げた逸品で、日本に4丁から5丁存在すると云われるうちの1丁。

詳細は作品カードに記載してある通り。市販のモデルガンとしか思えない仕上がり。



原作コミック版 (フルスクラッチ)


主にABS材の積層でフルスクラッチされており木製グリップ装着やブルーイング仕上げの本格派。カムロさん作。

立体物として市販される戦士の銃は映画「銀河鉄道999」で初登場したコスモドラグーンと呼ばれるタイプがほとんど全てと言って良い状況。
原作コミック序盤にのみ登場するこのデザインはまず立体化されないため他では見ることができない貴重な1丁と言えよう。




戦士の銃 TV版 (タイトー改造)


タイトーのプライズをベースにしながらもほぼ原型を留めないレベルの改造が施されている。アニメの絵をそのまま再現することを目的としカラーリングもアニメの塗り分けを踏襲。

TVアニメ版「銀河鉄道999」で作画を手掛けた湖川さんによるオリジナルデザイン。



FEADER(タイトー改造)


四国のトチローことFEADERさんがフル可動コスモドラグーンを作るに先立ってタイトープライズをベースに3Dプリンターを駆使して改造を施したもの。
タイトーを改造とは言っても全くの別物に仕上がっており正に魔改造。




FEADER 戦士の銃 TV版


四国のトチローことFEADERさんがフル可動コスモドラグーンの作動機構はそのままに外観を変更してTVアニメ版デザインに寄せたTV版戦士の銃。

戦士の銃ギャラリーの紹介は以上です。



最後に戦士の銃 よくある質問コーナー

Q. 「戦士の銃」と「コスモドラグーン」は同じなんでしょ?

A. 同じであり違うとも言えます。
 「戦士の銃」とは総称です。
デザインの違いから「TV版」の戦士の銃、「原作コミック版」の戦士の銃、「劇場版」の戦士の銃が存在し、この中で「劇場版」の戦士の銃のみを「コスモドラグーン」と呼びます。

そして劇場版「銀河鉄道999」以降のアニメ/原作を含む全ての松本零士作品に登場する戦士の銃が「劇場版」のデザインである「コスモドラグーン」に統一されたため、現在では「戦士の銃 = コスモドラグーン」という図式になります。

ただし、劇場版1作目が公開されたあともTV放送が続けられたTVアニメ版では最終回まで一貫してTV版のデザインが使われ続け、尚かつTVアニメ劇中では「コスモドラグーン」という呼び方は一度もされませんでした。

原作コミックでは劇場版アニメ公開後にいつの間にか劇場版の戦士の銃=コスモドラグーンのデザインにすり替わっており呼び方も「コスモドラグーン」になりますが、それはデザインが変わってからであり初期デザインの頃の戦士の銃を指して「コスモドラグーン」と呼ぶことはありませんでした。

つまり、TVアニメ版デザインと原作初期デザインは「コスモドラグーン」とは呼びませんがそれは例外的であり、劇場版を含むそれ以降の全ての作品に登場するものは「コスモドラグーン」呼びでも「戦士の銃」呼びでも良いと考えます。








ゼロメカ模型展示会
〜松本零士作品だらけの模型展示会〜


長々とお付き合いありがとうございました♪

第2回展示会がありましたらヨロシクお願い致します。






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