コスモドラグーン 21 ─A-TOYSリペイント─その1 | ソリッドのブログ

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同好の趣味の方ヨロシクお願いします。

※2018年8月 一部加筆修正&画像追加



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──コスモドラグーン…宇宙に4丁あったり5丁あったりすると云われる最強のコスモガン またの名を戦士の銃──



A-TOYSのコスモドラグーンをリペイントしてます。

入手して早1年半、常に手が届くところに転がってたコイツをそろそろカラーリングでもしてやろうと思い立ち、手始めにグリップを塗りました。

A-TOYSコスモドラグーンとは、昔販売されていたユウビ製ガレージキットをベースに塗装済み完成品という形にして2012年に発売したものです。

カラーバリエーションは
・リアルカラー
・アニメカラー
・ロールアウトカラー(銀)

以上の3種。


バレルに鉄製の芯が仕込まれてるので従来のガレキ版に比較すれば見た目に違わない重量感を最低限持ち合わせています。

2013年末に予約販売されたディアゴスティーニ版は同じ価格でアタッシュケースなどの豪華特典が付属しますがコスモドラグーン自体は基本的に全く同じモノのようですね。


私が持ってるのは画像のオールシルバー、「ロールアウトカラー」。コレをわざわざ好き好んで選んだ人は少数派ではないでしょうか。かなりキレイなシルバーではありますけど、スミ入れなど無しの単調なベタ塗りで単に上塗り前のベース塗装そのまんまにも見えますし。実際そうなのかも(笑)




私の場合リペイントも視野に入れてたので好みのカラーリングを施すお膳立てが終わってると考えればむしろ好都合な状態ですけど。


本体をどんなカラーリングにするかというのは画像↓の実銃写真のイメージ。


イメージ 4



バレル・・・ガンブルー調
フレーム・・・ケースハードンもどき
トリガーガード/バックストラップ・・・真鍮ゴールド風

模型銃塗装の定番である黒ガンメタ基調に銀ドライブラシの金属表現もそれはそれで魅力的ですし使い込まれた風合いに近いと思いますが、今回はより新品に近いコンディションの古式銃に見られる色鮮やかな感じを再現できたらと考えてます。

古式銃をデザインモチーフとするコスモドラグーンに関して私が個人的にイメージする「リアルカラー」というのはそうした色鮮やかなものも含めてなんですよね。

グリップもキレイな木目調に塗られてましたが色味と木目の感じが好みのイメージとちょっと違うので潔くリペイント。

イメージ 2



#80のペーパーで線キズいれてから黄橙色(オレンジイエロー)下塗り後、スミ入れ用エナメル黒をムラ塗り。全て筆塗りです。

ここで豆知識をひとつ。
リボルバーのグリップの木目は垂直から約15度傾けるとそれっぽくなります。これはコスモドラグーンに関して私の師匠でありブロ友さんでもあるEさんの受け売りであることは内緒です。


ちなみに「古式銃」(こしきじゅう)とは読んで字の如し、古い方式の銃。大まかに言ってしまえばメタルカートリッジを使えるか使えないかで分類できます。

メタルカートリッジってのは映画やドラマでよく見るおなじみの拳銃の弾丸。
このメタルカートリッジを使えるのが現代銃、それ以前の方式を古式銃という具合に日本の法律でも区別されてます。

ちなみのちなみに、古式銃に分類される実銃は所定の条件や手続きを法的に満たしてさえいれば芸術品や骨董品として日本国内で個人が所有することも許されてます。
コスモドラグーンのデザインモチーフであるパーカッション・リボルバー・・・コルト・ドラグーンや51ネイビーなどはメタルカートリッジは使えませんから古式銃に分類されます。

じゃあどうやって弾を込めるのかといえばシリンダーの穴に前方から火薬パウダーと弾丸となる鉛のボールを1箇所ずついちいち詰め込みます。
その鉛のボールをシリンダーに押し込むための装置がバレルの下に並ぶ「ローディングレバー」と呼ばれる金属棒。
鉛のボールはシリンダーの穴より僅かに大きいので、この棒をフレーム側を支点に回転しながら下げることで根元で連結された別の棒が鉛ボールをシリンダーにテコの原理でギュウギュウに押し込みローディングする仕組みです。

エネルギー弾を撃つコスモドラグーンではローディングレバーは全くの飾りではあるんですが、イザとなったら鉛玉を使えるという設定なんですよ実は。・・・いや多分、おそらく。
だって999も石炭で走る(飛ぶ?)しアルカディア号だって舵輪で操艦できるじゃないですか。となればコスモドラグーンが鉛玉を撃てたとしてもおかしくないですよね、よね?

はい、ご賛同ありがとうございます。


ところでガラッと話は変わって、市販されているコスモドラグーンの立体モノでフォルムやバランスが一番良いと感じるのはこのユウビ製というのが個人的な印象。
銃の形としてもシックリ来るんですよ。それもそのはず、ユウビ製はコルト51ネイビーと瓜二つ。シリンダーやフレーム、グリップなどのデザインが共通してる部分は寸法的にもほとんど同じに作られています。

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画像↑で比較しているのはリアルなモデルガン作りに定評があるCAW製のコルト1851ネイビー。

架空銃とはいえ実在するものに近いというのは存在に説得力が増します。デザインモチーフがコルトのリボルバーですから、そのフォルムから大きく逸脱したり全く無関係なバランスになってしまうとおかしなモノに見えてしまうのではないかと思います。

架空の飛行機メカや車やバイクメカでも実物に精通した人がデザインするとそれっぽく見えますし。

先ほども書きましたがコスモドラグーンはコルトのパーカッション・リボルバーをデザインモチーフにしています。
名前やサイズからコルト・ドラグーンと直結したくなりますが、コスモドラグーンの設定画から見てとれる全体的なフォルムやバランスという点ではコルト51ネイビーが一番近いようにも思えます。

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上から、ウォーカー ドラグーン 51ネイビー
のモデルガン


あまり興味のない視点からではコルト・ドラグーンと51ネイビーを並べても大きさ以外ほとんど同じに見えますが、各部のバランスが全く違います。

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51ネイビー
ドラグーン


もちろん「51ネイビーが元ネタだ」と言いたいわけではなく、色々な銃の部分的な特徴をアレコレ持ち寄っているのは承知の上で全体的なデザインのバランスとして「51ネイビーが一番近い」と感じるのです。

大きさを別にすれば造形的なバランスが一番取れていると感じるのは51ネイビー。ドラグーンは銃本体がデカい割に人の手が握るグリップはさほど大きくできないので相対的にグリップが小さく見えてややアンバランスに感じます。

簡単に言えばドラグーンサイズに拡大した51ネイビーに松本デザインの様々なディテールを付け足すとコスモドラグーンになるといった感じです。

タイトー製コスモドラグーンはユウビ製と酷似していることから原型師が同じというウワサもありますが、そうではないようです。原型師の方のコメントによればタイトー製に関しては「ノータッチ」だそうですから。
これは推測ですが、要するにタイトーがユウビをパクっ、コp、ンガンン、、一方的に参考にしたのでしょう。ややサイズが縮小されているのはパッケージサイズの都合、はたまた何かに対する配慮?

イメージ 7


タイトー戦士の銃
ユウビ戦士の銃


市販されているコスモドラグーンの造形がそれぞれ似て非なる事実を考えればユウビとタイトーの瓜二つぶりは奇跡的偶然ですがそれはまずないでしょうし。
それでもユウビをパk、コp、参考にしたと思われるだけあってタイトーのコスモドラグーンがカッコいいのは事実です。金型で抜いてるので歪みもなく製品としてキッチリかっちりスッキリしているのも高ポイント。惜しむらくはやはり僅かに小さいこと。後部開閉ボルトを別パーツにしてパッケージサイズギリギリまで大きくしてくれたら良かったのに...。


とまぁ、自分でもウンザリするほどに長々とダラダラ書いてしまいましたが、今更ながらユウビのコスモドラグーンを最近自分の中でお気に入り登録しました。カタチやサイズが51ネイビー準拠というのも実銃リボルバー好きな視点からはツボなのです。


そのグリップを塗りましたよという報告でした。でわっ。




 ■リペイント完成記事■








──────コメント(17)─────

へてかるぴ
タイトーのは、ユウビのとは原型師さんが異なるんですか~
確かに、ローディングレバーの根元など一部明らかに異なる形状が気にはなっていたんですが

バク…いや大いに参考にして、CADとかで仕上げたんでしょうかね~
ワタシはユウビのをベースにグリップをデカくしちゃいましたけど、やり過ぎちゃったかなぁ…

次作の塗装仕上がり、今から楽しみです
2014/12/14(日) 午後 1:54
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capsulerose
ひょえええ!
コスモドラグーン、子供の頃から憧れでしたが、ここまで語れるソリッドさんには足下にも及ばない事を痛感致しました...

グリップ塗りましたよのご報告...
最後までしっかり読ませていただき勉強させていただきました~

m(__)m ハハ~~ ←拝礼しながら読ませていただきました 笑
2014/12/14(日) 午後 11:53
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ネビィラ 71
私のは次回にはCAD画像を公開出来そうです~☆(^-^) まだまだ半分くらいですけど・・・(笑)
2014/12/15(月) 午前 4:50
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ごんちゃっく
コスモドラグーン、憧れのアニメガンでしたが、実銃に松本ディテールをくっ付けて構成されていることが分かり、勉強になります❗ロマンだわ…。

木目のキレイな彩色も、筆塗り派としては刮目でございます。。
2014/12/15(月) 午前 6:26
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ばいきんダディ
いざとなったら鉛玉も撃てる説に全面賛同!
その方が何となく松本チックですよね。
窮地に陥ったハーロックが、何かの因縁で持ち合わせて鉛玉を装填して起死回生の一撃を放つ!!
な~んて話を観てみたいもんですね~。

戦士の銃に関わらず、フィクションの銃の中には「その銃、ほんとに撃てるの?」的なデザインもたまにあったりして。
私も素人ながらそういうのには敏感になったりします。
実銃と酷似したバランスを持つユウビ製に惹かれるというソリッドさんの感覚も同じような由来なのかな?

それにしても戦士の銃を語るときはいつも以上の強い情熱を感じますね。
シャレっ気がないのがむしろ戦士の銃への愛情の強さを物語っているような。
2014/12/15(月) 午前 11:07
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顔アイコンEFINK
>ドラグーンサイズに拡大した51ネイビーに松本ディテールを付け足すとコスモドラグーンになる

全く同意見ですね~!
私は「デザインソースは51ネービー、イメージソースはドラグーン」という説明をする事が多いですが。

ユウビのは設定書準拠ですから51ネービーに似たのは結果論かなとは思ってますが、
松本先生自身が実銃をイメージして描いてる訳だから
そうなるのもある意味当然といえば当然かも、とも思いますね~。
2014/12/15(月) 午後 0:00
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ソリッド
へてかるぴさん

ユウビとタイトーの原型師さんが違うのは原型師さんのヤフブロコメでも確認可能です。

へてかるぴさん改造のコスモドラグーンは好きですよ
ユウビ製はイイと思いますがあくまでも「市販のコスモドラグーンの中で」という前提です。ユウビは実銃と架空銃を見事に融合させたお手本という印象を持ってますが、個人的にはもうちょっとケレン味が欲しいとも感じてます。

「逸脱」というのは銃としての解釈の足りなさが表れた造形を指します。
タイトーのレバー根元のカタチ、構造や作動を理解してたらああいう風にはならないと思いますしグリップがフレームに対し少し斜めに付いてるのも常識的に考えてもおかしいです。でもこの2つの部分、設定画のフリーハンドゆえの歪みなどを忠実に再現してるという見方もできるんですよね。

とまぁ本文含めエラそうなことばっかり書いちゃってますが未だ理想のドラを探す旅にもがいている裏返しです(笑)
2014/12/15(月) 午後 2:32
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ソリッド
capsuleroseさん

くるしゅ~ない面をあげぇぇ~い…っていやいや そんな尊い者ではありませんから~(笑)
寝っころがってカリントウでもかじりながら流し読みくださいな

コスモドラグーンは詳細な設定がないので好き勝手なこと言えちゃうんですよ ぶっちゃけ言ったもん勝ち

グリップ塗ったというのが伝わっただけで満足でございまする~
はは~<(..)>ドゲザ(笑)
2014/12/15(月) 午後 6:16
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ソリッド
ネビィラさん

CAD画像楽しみにしてますよ~

まだ半分?…いや、あと半分だけと考えましょう(笑)
巨大なドラグーン、期待してますっ
2014/12/15(月) 午後 6:20
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ソリッド
ごんちゃっくさん

コスモドラグーンの70%はまんま実銃ディテールです(笑)
※個人的感想です

…だけどそれを感じさせない松本氏はじめメカデザ陣のセンスと才能にやられっぱなしです

木目塗装は筆ムラに依存した運まかせでテキトーに塗るのがコツです
2014/12/15(月) 午後 7:16
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ソリッド
ダディさん

鉛玉撃てる説賛同ありがとうございます
起死回生の一撃エピソード観たいですね でもハーロックでなくトチローだったら...

狙った敵からあさっての方向に外す→ヤバそうな施設に命中→大爆発で敵全滅→自分もボロボロ→メガネにヒビ入る→吹っ飛んだ帽子が落ちてくる→アタマに乗る→全然カッコ良くない(笑)

架空銃の中でも戦士の銃は自分の中で別格な存在みたいです 他のSF銃も興味ありますけどそんなに響かないというかコダワらないというか。
やはりコルトのシングルアクション由来というのがウェイトを占めてるんだと思います。

コスモドラグーンに関しての記事がウザくなる傾向は自覚してます(笑)
もともと理屈っぽいのがリミッター解放になりますから。ストーカー的愛情です
2014/12/15(月) 午後 11:31
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ソリッド
EFINKさん

「デザインは51、イメージはドラグーン」…簡潔で分かり易い
今度からパクらせてもらいますよ師匠(笑)

確かに実銃をイメージして描かれた設定画準拠のユウビが51ネイビーとそっくりなのは当然なのかもしれませんね。でもあそこまで瓜二つなのは結果論というよりは敢えて狙ったのではないかと思ってます。むしろそれはそれで歓迎なんですけども
2014/12/16(火) 午前 8:32
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顔アイコンカムロ
いいなぁ・・・立体物が一丁も無いよこんちくしょう。゚(゚´Д`゚)゚。

いつまでもトリガーリンクでウダウダしてる場合で無いのは解ってるんですが、
誰かから頂いた貴重なビックチャップ製作が面白すぎて面白すぎて
現実逃避の格好の的です。寝不足ですw

ディスカッションでもかなり話しましたがまだ足りないドラ話。
俺の理想は51Navyサイズの理由が明確になりました^^
機能美・サイズ感がまんま理想だったんですね俺。
あと51Navyのクソ人気の理由も解った気がします。

うをぉぉぉぉ!帰ったら作るぞ!ビックチャップw
2014/12/16(火) 午前 10:20
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顔アイコンカムロ
前込め・・・・ローディングレバーは内部でクランクしてるんですね。
カットモデル作る際は是非再現したい!
2014/12/16(火) 午後 1:55
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ソリッド
カムロさん

エイリアンに首ったけすぎ(笑)
でも驚異的な早さとコダワリと完成度ですね差し上げたコッチまで嬉しくなりますよ

51ネイビーサイズは実際の取り回しや携帯にもちょうどイイんですよね。
ポリシーの裏付けが強固になったところでドラ制作開始だっと思いきやエイリアンか~い(笑)

ローディングレバーはクランク説ですか?

実はバレルとプランジャーの間にスペースがあって鉛玉が一列に格納されてるんですよ。レバーを操作するとシリンダー側に一発ずつ押し出される仕組みなんですよ。っていう説もあったりなかったり
ペガサス式に応用できるかも
2014/12/16(火) 午後 10:18
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アバターZAKI
う~ん、ためになるなあ。
コスモドラグーンは、時空を超えて存在しているわけですから、古式銃なみに外見は経年劣化していてもおかしくないですよね。
実弾で使用していた人物もいるかもしれませんよ。

たしか999でパラレルワールドの話が合って、別次元のメーテルが連れていたハンマーレドリルが持っていた銃は、木部にはげしくキズが付いていたように思います。
そんな辺りもこだわってみると、おもしろいかもしれませんねぇ。
2014/12/21(日) 午前 11:06
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ソリッド
ZAKIさん

ハンマーレドリルの戦士の銃は見た目ボロかったですね。ってことはあの世界のメーテルはず~っと999での旅を続けてるんでしょうね

今回は使用感少な目の色鮮やかな古式銃をモチーフにリペイントしますが、サビが浮いて所々欠けてるジャンク一歩手前…それこそ鉛玉しか撃てないようなコスモドラグーンも作ってみたいですね。極端に言えば墓標みたいな
2014/12/22(月) 午後 7:23