
懐かしのホビージャパン・シリーズ第3段、そろそろ読むのも書くのも飽きてきた頃(笑)
微笑むメーテルと蒸気機関車C62が表紙を飾るホビージャパン 1978年5月号。
特集「松本零士の世界 Part.3」。
C62は言うまでもなくスリーナイン。この前年1977年に連載がスタートした「銀河鉄道999」が早速登場。
鉄道模型誌ならいざ知らず、ホビージャパンで機関車模型が表紙を飾るのはコレが初…だったのかもしれません。いや全くの憶測ですけどね。
ホビージャパンの松本零士特集も数えて3回目。
第1回目は 1976年6月号の「異色特集/松本零士の世界」
第2回は 1977年9月号「創刊8周年特別企画/松本零士の世界 Part.2」。

いずれも戦場まんがシリーズからの5作品をピックアップした10ページ余りの構成でした。それらがよほど好評だったんでしょうね、今回は一気にド~ん!と巻頭30ページ。力入ってます。言い訳めいた「○○特集」という冠も付かなくなりました。
そして3回目にしてスリーナイン登場。1回目 2回目で戦場まんがの美味しいとこやっちゃったしマンネリ回避も含め人気上昇中の銀河鉄道999に白羽の矢が立ったのでしょうか。でもこの時まだ999はアニメ化されてません。TVアニメの放送開始はこの数ヶ月後。
ちなみにキャプテンハーロックは放送中です。
1978年、この年「さらば宇宙戦艦ヤマト」「スターウォーズ(米'77年)」が劇場公開、そして翌79年には「機動戦士ガンダム」TV放映開始、「銀河鉄道999」劇場版公開、「マッドマックス」公開。
後の作品にも多大な影響を与え、何十年を経た今なお現在進行形でファンを魅了し続ける「原点」と呼ばれるような革命的な作品達が次々と世に生み出されます。
それら映画やアニメによるSF大ブーム前夜のホビージャパン「松本零士の世界 Part.3」、当然ながら誌面にはまだそれら作品の影も形も見てとれません。
今回は松本零士氏による数々のSF作品の紹介などにもページを割き、松本零士ワールドの広大な世界観をもひっくるめて取り上げてます、…という印象。表紙からして銀鉄ワールド全開ですから松本SF特集きたかっ!? と思わせつつ、作例に関しては相変わらず戦場まんがシリーズから5作品。
と、それに加えて1/50スケールのオオタキ製C62を使ったスリーナインというスケールモデル・ラインナップ。
SFプラモいまだ現れず。という時期です。
でも力入った特集だけあって「鉄の墓標」からは1/35 四式中戦車のフルスクラッチに近い作例。

記事を見ると戦車キット4台分+対戦車砲、そして大量のプラ板をつぎ込んだ贅沢かつハイレベルな作品。
「こんなの作れるかっ!!」
…ってくらいの作例を見せつけてくれるのがやはり模型専門誌ならではだなぁと思うのです。
そして親切にも程があります。
プラ板パーツの切り出し図面を1/35原寸大で数ページに渡って載せてくれてます。昔のホビージャパンはこういった展開図や三面図などにもページを惜しまず割いてましたね。
余談ですがAFVキットって今日に至るまでちゃんと作ったことないんですよね、私事ですが。軍用機や軍艦ほどには戦車に魅力を感じてなくて。
それでも当時唯一作りたかった戦車がありました。それはレオパルド-II。角張った平べったい砲塔に一目惚れ。
その当時まだキット化されてなかったレオパルド-IIを作ろうと、タミヤの1/35レオパルド改造して砲塔をプラ板箱組みでスクラッチまではしたものの、そこで力尽きて放置…。戦車作ったコトすら無いってのに。無謀だな~オレ。
でも何もせずに最初から諦めるよりはいいんじゃないすかね。とりあえず出来るとこまでやってみてダメなら仕方ないでしょう。「できない」と「やらない」は違うのさ…と自分に言い聞かせます(笑)
結局レオパルドはゴミと化しました...。実力ないのに熱意だけはいっぱしなんですから、困ったことに。
四式中戦車に話を戻すとコレ最近までキット化されてなかったようですね。実車両は2両造られただけらしく、それが現存しないのはもちろん、資料の類も少なく世界的にはマイナーな日本の戦車ですから海外キットメーカーではモデル化されておらず、ファインモールドが近年発売したのが唯一のキットのようです。
ちなみに、ガルパンで猫ニャーさん達が乗って瞬殺された三式と砲塔部分がほとんど共通らしいです。
…って何だかんだ知った風なコト言ってますけどAFVの知識ほとんどありません私。そもそも「A.F.V」がアーマード・ファイティング・ビークル(=装甲戦闘車両)の略ってのを最近知りましたし(笑)
で、松本零士特集はといえば、今回は「オーロラの牙」のバラクーダ&U-ボートという戦場まんがシリーズでも数少ない海モノが1/700で登場。

バラクーダはネルソン級の戦艦…という架空の設定です。
バラクーダと聞いてコミックバンドが頭に浮かんだ方は限りなくオッサン確定ですヨロシク~~ねっ。
変わりダネは1/35歩兵フィギュア改造「零距離射撃88」の砂山二等兵。当時は“フィギュア”でなく“人形”と呼んでますが。

まんがキャラを記事にした記念すべき最初の作例かもしれません。が、麗しき美男美女系ではなくよりによって…。
砂山二等兵に、黙祷っ。
他にも大戦機の作例が1/50零式観測機、四式戦などなど。零観ってキレイなラインしてます。
そしてスリーナイン。1/50のオオタキ製C62のキットほとんどそのままであります当然ながら。
C62の全長は炭水車含めて約18メートル、RX-78ガンダムの全高とほぼ一緒。1/50スケールだと36センチに達します。
もっと小っちゃいC62のプラモは作りましたね。昔Nゲージサイズのプラモありましたよね。メーカーどこだったかなぁ~透明な展示ケースが付いてたやつ。TV版イメージでニュートラルグレーに塗ったような遠い記憶...。
特集の作例はページ数からすれば少なめです。あとは松本零士氏の作品やオリジナル・メカの紹介が大半を占めてます。記事中ではスペースウルフのスケールモデルっぽいのが出ないものか? なんて書いてあったりします。…出ますよ、30年後に。

それにしてもスペースウルフかっこイイなぁ。未来感バリバリのディテールなのにレトロを感じさせるフォルムとのバランス、センス。こういうの日本人好きですよね。宇宙戦艦に艦橋、宇宙戦闘機に翼、ロボットに二つ目の顔。
未来感一辺倒なデザインよりどこか実在の物との共通点や過去の記憶に合致する部分があると安心するというか受け入れ易いというか。
松本SFに登場するメカが心に刺さる要因ってそういう部分でしょうか。
戦場まんがもいいですけどね、松本零士特集にアルカディア号とかSFアイテムの立体モノはないのかね、と思うのがやはり正直なところ。それはPart.4で。
ってまだ続くのか…(笑)
▼お待ちかね、松本SF作品登場!▼
──────コメント(15)─────
ニホンセン
松本零士さんの作品で購入したことあるのはサンデーコミックスの「宇宙戦艦ヤマト」ぐらいです
昔999のプラモを買いました
線路から飛び立つシーンを再現したやつで後ろに伸びて徐々に細長くなってました
どこのメーカーかは分かりません
ちなみにトチローが好きですww
2014/4/23(水) 午後 11:39
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ソリッド
ニホンセンさん、自分もコミックスはほとんど持ってません アニメ化された作品はだいたいリアルタイムで観てますけど。
ニホンセンさんが買ったスリーナインのプラモはバンダイのイメージモデルと思われます。ヤマトも同じようなのが今でも売ってますね
「ガンフロンティア」ご覧になりました? 西部劇ですけどトチローが主役級でめちゃくちゃカッコいいですよ
2014/4/24(木) 午前 4:23
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あき
昔は色々な特集やってましたよね~
今はガンプラ特集ばっかりだけど
オオタキのデカイ999はいらないけどメカコレ999は欲しいですね
バンダイ 再販しないかな
次の特集は惑星ロボ・SF西遊記 見たいです
2014/4/24(木) 午前 8:37
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ばいきんダディ
いやいや三回目に至って松本零士ががっつり紙面を占拠ですね。
変遷を知ると面白い。
考えると77~78年は熱い年だったんですね。
しっかり物心がつく頃にこれらブームに洗脳されたんだなあ。
999テレビ放映前と言えば、個人的には盲腸で入院して原作コミックを病室で読んでいたのが思い出です。
999のNゲージサイズのプラモシリーズありましたね。
999と777、あともう一つカッコいい目の奴を持っていましたよ。
それほど出来も良くなかったような・・・
メーカーは・・・バンダイ?(ぽかった記憶)
あと、私は「C6250」表記が妙に嫌いでして「C6248」じゃないと魅力を感じないのです(何だそりゃw)
スペースウルフ、モデル化まで30年というのが笑えますね。
当時はアルカディア号くらいしか興味なかったからなあ。
最後に一言。「酒が飲める飲めるぞ酒が飲めるぞ」っと。
2014/4/24(木) 午前 9:07
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血がさぁ~わぁ~ぐ~♪
なんすかオーロラの牙って!黒死鳥4444って!!!
全巻持ってないんですよ・・・コンビニシリーズも知った時には無いしぃ
降下90度も紛失してて見つからないしぃ~
無い無い尽くしでやりきれなぁ~い♪
今週土曜日に戦車?がamazonから届く予定です。
二十数年ぶりにSF3D的な物に手を出してしまいそう
アレモコレモ病発病・飽きて放置症発症してきました。
ガッタガタでちゃかぽこちゃって事でw
2014/4/24(木) 午前 9:53
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ソリッド
あきさん
ダンガード/スタージンガー特集、プラモ入手困難だからフルスクラッチですね というかピンポイントすぎ(笑)
さすがのあきさんでもダンガードのプラモは無いですよね?
HJの毎号ガンプラ特集、もはやそれはレギュラーコーナーです
999メカコレ再販したら箱買いですか? 積む気まんまんですね
2014/4/25(金) 午前 4:46
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ソリッド
ダディさん、この時期くらいからそれまで無かったモノが次々と産み出されて少年達の心ワシ掴みでしたね。
スリーナインのプラモはメカコレですかね。自分は999号以外の車両にはあまり興味なくて
でもリアルな箱絵にダマされて買ったC62は動輪4つのプラレールっぽいカワイイやつだったのはほろ苦い青春の1ページです
そういえば小学生のころ入院に憧れたなぁ~。学校休めて一日中ゴロゴロしてマンガ読んで昼寝できて。病気やケガしないで入院する方法はないものか? なんて考えてたナマケモノは私です(笑)
スペースウルフに限らず今見るとカッコいいメカも昔のアニメ作画じゃカッコよく見えないってパターンもままありますよね。三段空母の艦載機とか
バラクーダで連想するのは~
珊瑚礁...
そして青い海...
優雅に泳ぐバラクーダの群れ...
ですねぇ~
酒?音頭?よく分かりません(笑)
2014/4/25(金) 午前 5:02
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ソリッド
禿零さん、オーロラの牙はシリーズ第3巻のタイトルにもなってるエピソードですね。他にもベルリンの黒騎士、音速雷撃隊が入ってます。
黒死鳥(デスバード)4444は短編集、左上のファントムみたいな架空メカ88式長距離戦闘機が出てきます。コレは自分も読んでません
あれこれ病&放置症は重傷みたいですね。手の施しようがありませんね(笑)
まぁ他人ごとじゃありませんけど キ-99も作りたいしメカコレやゼンマイシリーズ、TV版エメラルダス号、ディノ・レースペのミニカーも作りたい~
バラクーダっていったら…
クォーターマイルを白煙上げて駆け抜けるプリムス・クーダ・バラクーダが真っ先に思い浮かびますね(キッパリ)
タイヤスモークが目にしみるぜ~
血液型なんたらとか分かりません(笑)
2014/4/25(金) 午前 6:19
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持ち歌なんですものw
正直に言いますと、バラクーダで真っ先に思い浮かんだのはダイス船長とモンスリーちゃんです。素敵な船・・・・あぁ”作りたくなった・・・
2014/4/25(金) 午前 9:48
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連投すいません。メカコレ2199発売日ですね^^
2014/4/25(金) 午前 9:54
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ソリッド
禿零さん、連投ありがとうございます(笑)
メカコレみたいなバラクーダありましたよね、たしか。ギガントとか4個セットの。
メカコレヤマト2199も作りたい、今度はブロンズカラーで
松本メカ&宮崎メカは魅力的すぎますね
2014/4/25(金) 午後 7:39
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アバターZAKI
このHJは間違いなく表紙買いしてしまうインパクトですねぇ。
それにしても1978年にすでに999機関車を立体化しているあたりは、さすがホビージャパンですなぁ。
自分がアリイのC62のキットを思いついて999にしたのはけっこう近年ですからね。
それから数年後に正式キットとなり、1/50ミニフィギュアが付いたのには悔し泣きしましたよ。(笑)
ハセガワのスペースウルフのハーロックカスタム版のキットはこっそり持っているのですが、なかなか作るところまでに至りません。
というか、一旦プラモ製作を休止しちゃってるので、なかなか再開出来ずといったところですね。
2014/4/27(日) 午前 9:06
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ソリッド
ZAKIさん
原作絵に999プラモの組み合わせの表紙はなかなかのインパクトですよね。
'77年連載スタートして翌'78年10月TVアニメ化、その間に制作されたこの作例は公に発表された初の立体モノ999ではないでしょうかね。
ZAKIさんの制作された劇場版999仕様のC62も見事な仕上がりですね~
立て看…もとい自作フィギュアがステキです(笑)
彩色済フィギュア付きは相当悔しいですね なんで今更999仕様を出すんだもっと早く出せ~~って思いますよね
スペースウルフも密かにお持ちなんですね。でももうバレましたから作ってください(笑)
自分は第二次大戦の独機風に作ってみたいな~という想いはあるものの、“積み”になりそうなのでなるべくプラモは買わないようにしてるんです。
それでも十数個の積みがあるんですけどね(笑)
2014/4/27(日) 午後 7:50
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