『 マッドマックス 』(MADMAX 1979年 オース トラリア) | ソリッドのブログ

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模型、トイガン、クルマやバイク、アニメや映画、ZIPPO改造などその時々のマイブームを記事にしています。戦士の銃にはちょっとウルサイですw
 
同好の趣味の方ヨロシクお願いします。

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 「奴を思い出せ 夜空を見上げるたびに」

 「腕が鳴るな!」

 「欲求不満の結果なんだろうさ」

 「墓穴に入るまでオレ様は無敵さ」

 「燃料噴射装置付きの自殺マシーンだぁぁぁー!!」


 マッドマックス好きな方なら情景が瞬時に浮かぶ字幕セリフですよね。ちょっとアレンジしてますけど。


 ンじゃこれは?

 「いいぞベイビ~」

 「急がんよ」

 「何事だい?」

 「こっちだ」


 え~分かった方、どんだけ観てんすかっ!?


 1978年に公開された映画「マッドマックス」です。監督はジョージ・ミラー、主演は当時無名だった若き日のメル・ギブソン。


 100回は観ましたね。この映画。

 …すいませんウソです。

 でもVHSやβ、DVDなどで確実に30回以上は観てます。

 ストーリーは単純明快、パトカー乗務の警官マックスは取り締まった暴走族の逆恨みで親友や家族を失いその暴走族に復讐を遂げる…というありふれたもの。

 「ありふれたもの」と書きましたが映画のストーリーの骨格って大概ありふれたものですよね。


 そしてもう一人、いやもう一台と言うべき主役「ブラック・パシュート・スペシャル」。
 通称「インターセプター」「最後のV8」「黒の特別追跡車」。

 オーストラリア・フォードのファルコンXBクーペがベースの改造車。

 5リッターオーバーのV8にツインカムヘッドとルーツブロワー式スーパーチャージャー装備で最高出力600馬力!!

 まぁ撮影車のブロワーはお飾りのダミーなので実際は200~300馬力くらいだと思いますが。

 とはいえスモールブロックのOHVをチューンして過給器付けりゃ実際600馬力くらいはイケますよね。
 ただしリーフリジットのリヤサスを介して285-15インチのクーパーコブラでそのパワーを路面にロスなく伝達できるかは疑問。


 ちなみにNASCARのカップカーはレギュレーションでいまだにOHVのV8エンジンですけど、1万回転近く回して800馬力を絞り出します。もちろんNAです。
 F1のような最新マテリアルも使っちゃダメなシビアな世界、レース自体も例えF1で表彰台常連ドライバーだとしてもNASCARじゃ下位に甘んじることもあるタフさが要求されるもの。
 ほとんどのレースがオーバルなので簡単そうに見えますが、2トン近いハコ車が時速300キロオーバーで横に3列、時には4列縦隊でバンクのついたコーナーに飛び込んでいく様は圧巻。車間距離は前後左右数センチなんてザラです。そんなクレイジーな走りができるのもライバルである他のドライバーを信頼・尊敬しているからこそできる行為。


 おっと脱線。そうそう、エンジン云々は置いといてもインターセプターと言えばやはりあのルックスでしょう。
 ベース車両の面影皆無の印象的なマスク、ブラックボディ、そしてボンネットからドンっと突き出した巨大なブロワー。コレにヤラれた~って方多いでしょうね。もちろん私もそのクチですよ。
 そもそもコレにヤラれなきゃこの作品を好きにならないんじゃないでしょうかね。

 そして仮にインターセプターが普通のパトカーっぽいデザインだったらマッドマックスという作品がここまで根強いファンやマニアに永きに渡って支持されただろうか? と思わせるインパクト。
 この作品以降 黒くてイカついハコ形クーペの代名詞になったと言っても過言ではない存在、それがインターセプター、黒の特別追跡車。

 でも黒一色に見えるボディ、実はグロスブラックとマットブラックのツートンです。念のため。


 シフトノブ脇にある赤いスイッチを引くとクランクプーリーからぶっといベルトを介してブロワーのプーリーがシュイシュイィィィィンと回りだしてスーパーチャージャー始動。
 撮影車ではモーターによるギミックのダミーですけど、国産車には電磁クラッチでスーパーチャージャーON/OFF可能なクルマもありますから技術的には可能です。

 余談ながら、クラウン・コンフォートGT-Zっていう3S-GTZ+5速マニュアル積んだ5ナンバーボディのクラウンを試乗したことがあるんですけど、インパネにある赤いボタンでスーパーチャージャーON/OFF可能なギミック付きなんです。コレにはたぎります。

 あ、クラウン・コンフォートってのはタクシーでよく見るアノ車です。 アレにスーパーチャージャー付き2リッター直4の3S-GTZとフロア5速マニュアルの組み合わせ、外装はフロントに昔っぽいエアダムとトランクに小ぶりなリヤスポ、ホイールは専用サイズのRSワタナベが純正オプションで選べたりもするトヨタ純正の特装車。
 それがクラウン・コンフォートGT-Z。

 200台弱の限定生産でとっくの昔に販売終了してますけど、トヨタのディーラーでそんな車が売られてた時期もありました。
 ちょっとマッドマックスのニオイがありつつも、もし真っ黒に塗ってもやっぱりタクシーにしか見えません(笑) でも洗練されたスポーティーセダンよりこういう方が好みです。
 タクシーつながりで言えば日産クルーにRBターボ載せ替えってのも巷のブームでしたね。


 おっとっと、気付けばまた余談がエスカレートし過ぎました。でもこの作品が好きって方はクルマやバイクも好きな方も多いんじゃないかと思うのでいいですよね。はい、いいですよ。

 グースや暴走族らが乗るバイクが全てカワサキってのもたまんないですよね。私は特にカワサキ党じゃありませんけどハーレーとかで「ドコドコドコッ」、ってより直管インラインフォアの「カォォォォーー~~ォォン」ってサウンド、シビレます。
 ケガしたグースが乗り回してた青いケッチニーハンもツボ。ちなみに私の憧れのバイクはH2、カワサキ750SSってやつです。

 サントラCDもけっこう聞き込みましたよ。といってもほとんどが暗めなBGMばかりなので聴いてるとウツウツしてきますが(笑)
 作品のエンディングで流れるキレイな曲が最後に入ってるので救われます。


 話が支離滅裂になってきちゃいましたが「マッドマックス」という映画、好きな方は何回も観てると思いますしこういうの好きじゃないって方は二度と観ないタイプの作品だと思います。なので作品について細かいコト書くつもりないですし観てない方にオススメするつもりもありません。
 ただ、カーアクション映画が好きな方...


  オ ス ス メ です!!!(笑)
 
 















──────コメント(12)─────

顔アイコン禿零
100回見てますwブレードランナーも100回見てます。
拝見してたら掌RCブラックパシュート作りたくなったww
憧れですよね~BPS!
そーだ。マックスがソードオフしてるシーンを記憶してたんですが、今出てるメディアでは確認できんとです。俺の記憶の捏造かなぁ・・・
マッドマックスは2まで好きですw

自分も川崎党では無いですが、KAWAKA見てからZ(KZ)1000に憧れて
今欲しいのはMk2でやんす。
金があれば現行のZ1000にティアドロップタンクとかつけてやろーか!
とか考えてました。
捨てる前にCR21アルトをBPS仕様に・・・・
OFF会って24時間でも足りなくなりそうぢゃ無いですか???ww
2013/8/12(月) 午前 9:59
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ばいきんダディ
私が小中学生の頃、繰り返し繰り返しテレビ放映されていました。
100回と言わないまでも、1と2で確実に10回ずつは観ていますね(笑)

放映の翌日にはクラスの男子で盛り上がったものです。
あのシュイイイィィ~ンという音ともに回るスーパーチャージャーがたまらなかったですねえ。本当に。

ああ・・・語り出したら止まらない(笑)
2013/8/12(月) 午前 11:11
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ソリッド
禿零さん、自分もオイシいシーンだけならば数百回...(笑) ブレードランナーは十数回に留まります。
昨日たまたま“サンダードーム”観たんですけどあれは「違う」。やはり“2”までですね。

あくまでウワサですけど現在販売されてるMADMAXの記録メディアはカット版で、本来の全長版は20分以上長いらしいという説もあるようです。ソードオフのシーンももしかしたらカットされてるのかもしれないですね。

Mk-IIイイですね。カワの四発なら750FXに乗りたいですが元来2スト好きなのでやはりトリプル行きたいです。ホンダのトリプルは2機種乗ってたのでお次はカワサキ・トリプルかな?という妄想レベル

オフ会は集合時間こそ決まってますけど解散時間は決まってませんからねぇ~ 24時間とか望むところですよ(笑)

途中で仮眠していいっすか?
2013/8/12(月) 午前 11:40
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ソリッド
ダディさん、「100回観た」って言いたくなる作品ですよね。クルマの構造知らない頃でもクルマ買ったらアレとおんなじスーパーチャージャーだけは付けるって息巻いてました

「MADMAX」ってストーリーだけ見ればマックスが全てを失っていく不幸一直線な内容なのにインターセプターの存在が全てを吹っ飛ばしちゃってますよね。全てネガティブな状況の中で観る者のストレスさえも発散してくれる唯一の存在がインターセプター、ってのも強く印象に残る要因なんでしょうね。
2013/8/12(月) 午後 0:05
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もうふパパ
みなさん、お好きな様で
数十回みている様ですね
わたしなんか、映画公開後
速攻で、マックスターンを覚え、
当時、第三京浜、料金所先のパーキングには、そこらじゅうに、
マックスターンの、後が
殆ど、暴走族でした、
2013/8/12(月) 午後 6:05
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ソリッド
もうふパパさん
おおぉ、ここにもお好きな方がっ しかもリアルタイムでマル走…もとい、バイク乗りで黒いミステリーサークル作ってたわけですね


私は公開から年数経てバイク乗りましたが、バイク乗る時には必ずモーテル発進シーン観てからビュビュ~ンでした(笑)
川崎に住んでた頃は毎週のように三京に「ツーリング」行ってましたよ。多い時はPに100台以上いましたね。リッターバイクにゃかなわんな~って感じでしたが
2013/8/12(月) 午後 9:06
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顔アイコン不思議な泡
酷評でしたが
新しいヤツもけっこうよかったような気がします
2016/6/26(日) 午後 10:11
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ソリッド
不気味な泡さん

酷評なんですか?

私にとっては1作目がバイブル、2作目と新作は同等に好きな作品です🎵

サンダードームは・・・特にコメントなしですw
2016/6/26(日) 午後 11:31
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顔アイコン不思議な泡
リメイク?続編?の新しいほうが酷評でしたね
最初のが一番いいですね
低予算で・・・
2は2で予算をいい方向で使いきる感じで成功してると思います
3は同じくノーコメントで(新宿コマ劇場に見に行ってガッカリ・・笑)
2016/6/28(火) 午前 8:48
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ソリッド
不気味な泡さん

新作は「怒りのデスロード」ですね。
爆音上映会など異例の長期上映されてましたが、旧来から2の「ロードウォーリア」が好きな人には高評価な傾向があるようです。

1と2ではファン層が若干違うと思うので1作目至上主義の人達からすると酷評になるんでしょうかね。
2016/6/28(火) 午前 9:53
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顔アイコンミャウダ=トチロー
こちらのブログ、未読記事を拝読する度に、実家の子供部屋の押し入れから懐かしいものが出てきた感がありますね

「2」派の私は、1作目はバードマン安原義人氏吹き替えの放映時に観たきりですが、ダークで非情な雰囲気を覚えています。生命維持装置の中のグースが強烈。暴走族に襲われたカップルが悲惨。トラックに正面衝突で本当に死んだ?ラスボス…ラストも非情。そういえば、2のボス、ヒューマンガス様も最期は正面衝突でした

1/18フォード・ファルコンXB 1作目バージョンが昨年オートアートから発売されましたね
「2」派でもマックスカーは両作共通(いや2版は無法地帯カスタム仕様ですけど)。ここで買わずに後年ヤフオク中古高値コースもイヤなので、アマゾン予約で手に入れました
1/18ミニカーは鉄道模型で例えればスケールは違うもののOゲージ並み。大迫力と引き換えに、飾る場所に苦労します

他に1・2共通のマックスグッズと言えばハドソンの「マッドマックススペシャル」。こちらはヤフオク中古で入手しましたが、片手で持つのがしんどい前方重心で、トイガン重量フェチにはたまらない仕様になっています
2018/2/15(木) 午後 10:36
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ソリッド
ミャウダ=トチローさん

コメントありがとうございます。ほぼほぼ懐古趣味なブログですw 同じ時代を知る方が楽しんでいただけたなら何よりです。

1作目はかなりダークで「2」に比較して派手さに乏しい作品ではありますよね。
それでも1作目の方が好きなのは元々がクルマやバイク好きな目線で観てたからだと思います。とにかく走行シーンの撮り方がいちいちカッコいいんです

ミニカーは永年「2」仕様しか作られてなかったのに昨年席を切ったように1作目仕様が発売されましたよね。
ケチの付けようが無いオートアートの1/18はやはり大きさが手に余るので見送りました。
変わりにグリーンライトの1/24と1/64を購入、適度なサイズでそこそこ見れますので満足してます^^

ハドソンのマックス銃は何度も買うたやめたを繰り返し結局未入手ですね~

今は活動停止のMFP大阪の公式ファンイベントDVD「BACK TO THE MAX」は当時大枚はたいて買いましたよ
2018/2/16(金) 午前 4:57