ありがたいことに、このところ、コメントがくる。

最近、このブログに、いわゆる擁護派と呼ばれるマスコミの方からのコメントが,あったが(現在、削除)、その名前は漢字が違っていた。注意深い人なら、気づくような違いであるが、私は気づかなかった。

これは、いわゆる、“なりすまし”というより、“からかい”と呼べるようなものだろう。もともと、SNSの世界は、ハンドルネームを使い、書いている人の実態はどのようであるかは問題にしていない。

私のブログは、もともと、コメントが少ないが、それでも、時には、寄せられたコメントはもしかすると有名なあの人か?と思わせるような内容のものがある。もちろん、こうしたものは、なりすましかもしれない。

他の方の人気あるブログでは、たくさんのコメントが集まっているが、その中には、ドキッとするようなコメントがある。
これを書いているのは、あの話題のあの人か?と思わせるような内容である。
ハンドルネームからは、書き手の実態は読み取れないので、内容で判断することになる。
「ここまで言えるのはあの人本人だろう?」とか思えてしまうコメントもある。
しかし、なりすましだから、あえてそれっぽく書くという手法もある。

他人様のブログであるが、最近、あれれ?と思えたコメントがあった。
目にとまったのは、若山研究室に近い立場にいると思われる人からのコメントだ(あくまで、“思われる”といったレベルだが・・・)。

僕と言っているが男性かどうかは不明だ。何となく、内容的には女性を思わせる。
この方は、小保方氏は小保方と呼び捨てであることからわかるように、アンチ小保方、アンチ擁護派である。

コメントの内容は、事件から時間が経っているが、人々がいまだに熱く小保方氏を擁護し、STAP事件の解明を待っている状態にいらだっているとの内容だ。

この方は、小保方は科学者としての義務を果たしていないと、しきりに言っている。
そして、小保方氏が生データを出さない点で、科学界は、彼女を科学者として認めていないと言っている。

若山研究室にも問題はあるが、小保方氏の問題点に比べたら桁違いと、小保方氏を切り捨てている。
とにかく、小保方大嫌いだとのメッセージである。

若山研究室が無言でいる理由について、この方自身はいろいろ状況を説明したいと思っているが、ボスから止められているとも言っている。

この人が、若山研究室の人か、単なるなりすましかは、不明である。
しかし、本物であれば、この人にしゃべらせれば、事件の解明につながることをぼっと暴露してしまうだろう。
この方は、小保方氏は生データで勝負しないとしており、科学者として失格しているという。この人が不満に思うこの部分を誘導尋問的に掘り下げていけば、隠れた真実が見えてくるかもしれない。

(この方が本物の若山研究室員であるとするならであるが、)実験室の人間関係や、STAP研究の実態(共培養などの様子)、誰も知らない特別の混入秘密が暴露されるかも?・・・と感じた次第だ。

この方による小保方氏批判の書きぶりが、ブログ主さんのお咎めに会って、アクセス禁になってしまった。

結局、非難コメントを何度も書き込んだこの方が、本当に若山氏の傍にいる人なのか?単なるなりすましかどうかは不明で終わった。

しかし、文章に迫力があり、この方が2年以上にわたり、つらい気持ちを持ち続けたことが伝わっていた。そして、ぶちまけたい衝動に激しく気持ちがゆすぶられるようであった。

真実の解明には、いろいろの糸口があるように感じた。



STAP問題をウオッチしてきた人々にとって待望であったBPO委員会の裁定がでたようです。
http://www.bpo.gr.jp/?p=8946&meta_key=2016

すでに、いろいろな方がブログやコメントされていますが、学とみ子も良かったと感じました。
BPOの裁定の文章は青字で示しました。

本件放送は、STAP細胞の正体はES細胞である可能性が高いこと、また、そのES細胞は、若山研究室の元留学生が作製し、申立人の研究室で使われる冷凍庫に保管されていたものであって、これを申立人が何らかの不正行為により入手し混入してSTAP細胞を作製した疑惑があるとする事実等を摘示するものとなっている。これについては真実性・相当性が認められず、名誉毀損の人権侵害が認められる。

なにより、小保方氏がESを盗んで混ぜたという証拠は無いということが、世の中に広く再確認される機会になったと思います。

佐藤優氏などの論客なども、STAPはESからねつ造されたなどと信じているようなので、秀才でもそうなのか?と思っていました。

NHK記者も、小保方混入論を、本気で信じて、社会正義の追及で、張り切りすぎたというところがあるのだと思います。そうした意味では、一般人(専門外の人たち)は、一部の学者に扇動されたわけで、、(記者は)何とも情けない思いになるのかもしれません。
今後は、小保方捏造論には証拠がないのだ!という世論が支配的になることが期待できます。

もう一つは、以下の文章(青字)です。
STAP細胞がES細胞に酷似している点については、BPOでは判断できず、科学コミューニティがすべき事と言っている点です。ここも、大事な指摘ですので、新展開が期待できます。

つまり、まだ、科学コミューニティは現状で義務を果たしていないと、BPOが言ってくれたわけで、この点が注目です。「関係学者たちよ!、中途半端な説明しかせず、責任を果たしていない」と、公的に言ってくれたと思います。

本来、STAP研究に関する事実関係をめぐる見解の対立について、調査権限を有さず、また、生物学に関する専門的な知見をもち合わせていない委員会が立ち入った判断を行うことはできない。こうした判断は委員会ではなく、科学コミュニティによってなされるべきものである。

STAP疑惑については、関連する科学コミューニティが考え方の道筋をつけて、世間(一般人)を納得させるという作業が全くなされていません。
なぜ、してくれないのでしょうか?科学コミュニティがスモールワールドであり、学者たちの職や立場が危うくなっては困るからでしょうか?

マスコミも、事件からだいぶ時間が経った現在でも、再度の検討や記事の評価をするという作業がやられていません。
書いた記事は書きっぱなしです。問題提起だけで、結論を出さないことが、マスコミ記事には大事なのでしょうが・・・。

記者が自らの記事が正しいと思うなら、サポートしてくれる学者たちを取材して、STAPねつ造でっちあげ説に反論する必要があります。あるいは、ねつ造でない場合は、他のどういう推論ができるか?などの記事を書いてもしかるべきと思いますが、そうしたものは出てきません。

私の考えでは、記者たちはまずいもの(STAP記事)を書いてしまった!だまされて書かされてしまった!と、思っているのかも・・・と感じます。

記者の世界も大変な競争の世界でしょうし、不消化なままでも世に出すということが使命なのでしょうから、やりっぱなし可の価値観があるでしょう。しかし、マスコミが謝罪したり、記事が間違ったら直すは有りですし、それが新たな評価と信頼です。

記者が、なぜそのような記事を書いたのかを状況説明しても、意味があると思います。

手取り足取り学者たちから指導を受けて、記事を書いてしまったが、(記者自身が)書いていて、疑問を感じた点とか?記者が一旦、書いたのに、学者たちから修正指導を受けたとか?内情暴露は読者がつきます。

著者、(記者)は、反省をこめて新たな展開で記事を書くことで、又、マスコミ人としての評価も変わってくるのではないか?と感じます。

地方の地域医療が崩壊しつつあると騒がれてから久しい。
時代の波につぶれてしまった病院の再建は困難となっている。

特に、地方の中核だった公的な総合病院の再建は難しいようだ。
救急医療や公的病院を確保せよ!との、地域住民は要望し、役所に圧力をかける。
役人は病院の維持にがんばろうとするが、中核となるドクターを確保するのが難しい。

一方で、核になるドクターがふんばっている病院はつぶれにくい。ナースたちの士気もあがっている。

公的病院の崩壊は、ドクターたちの大量離職から始まる。
こうした危機に対して、役所が政治力を発揮して病院を再開するのは大変だ。

何を言いたいかというと、内部からの崩壊に対しては、組織は弱いと言いたいのだ。 政治力が働きにくいと言える。
一般企業でも同様であろうが、病院や研究所のような専門性の高い施設の内部崩壊はなおさらである。

神戸理研CDBの解体には、大変な政治力が働いたなどと解説する人がいるが、私は政治力というより、内部から解体に向けた作業が沸き上がったために、事が進んだと想像している。

つまり、理研内部から解体を望む声が出て、その筋書き通りに事が進んだのである。
文科省が指導したわけでもなく、まして政治家である大臣が進めたわけでもない。

病院も、もう働きたくないと考えるドクターが辞めると、残りのドクターの負担が増え、結局、その人も辞めて、あっけなく消滅するものだ。

同様に、不名誉な論文の出るような研究施設であって欲しくないと望む理研内の意向があれば、反対も少なくなり、組織の消滅は早い。

STAP実験中から点検や干渉を続けてきた理研内の自己点検グループやその委員会が、解体ストリーに重大や役割を演じたであろう。それに応じて理研上層部が理研の改変シナリオを書いたのであろう。

表面的には、外部委員から構成される改革委員会が、実際の解体のストリーを指導したかのようになっている。しかし、この改革委員会の質は、今ひとつ高くなかったとの指摘がある。

改革委員会の手による文章はひどいと、擁護派の人たちが酷評した。
官僚的文章を読みなれた立場の人から見ると、委員会の知的構成がおかしいのである。
つまり、プロっぽい公的文章を書けないような改革委員会は、所詮、付け焼刃的な存在に過ぎなかったとの批判だ。

改革委員長として、およそ生物学とは関係のない外部の学者が選ばれた理由はなぜか?
この元教授が、なぜ、委員会の長に適していると判断されたのか?
元教授の攻撃的な態度が、解体シナリオ進行に好都合に利用されたのか?

残念だが、こうしたブラックボックス的なやり方は、日本的ともいえる。

人選について、誰も責任を持たず、不透明な人選からなる桂調査委員会も同様である。

当然、調査委員会の委員として肩書がある学者たちを選んでいるが、その人が知識だけでなく、フェアな調査ができる立場にある人なのか?偏りのない判断ができる技術や手段を持っているのか?などについては全く、審査されることは無い。

内心は迷惑な話であることは百も承知で、選ばれてしまった学者たちは、委員要請を断れないのだろう。
ここも日本的であり、スモールワールドである。
調査委員になることで、学者たちは、訴訟の対象になるかもしれない危険な任務を押し付けられているのだ。

当て職という言葉があるが、これは、ある役職についたら、別の役職も一緒に兼ねることを言う。
役所では、しばしば、使われる言葉である。
つまり、担う仕事にふさわしい人が選ばれるわけでなく、立場で仕事をこなした形にすることをさす。
当て職についた人は、問題提起や改革などは期待されておらず、現状維持が最優先である。
決して、真実を追求したりはしない。波風が立たぬよう、元ある状態を維持するための役職なのである。

(余談だが、こうした人選と比べて、オリンピックの代表選手の選抜など、本当にフェアなものだと感心できてしまう。)

小保方手記によれば、幹細胞の作成には小保方氏は関与していないと言う。彼女は、マウスの系統も知らないと言う。
これが事実だとすると、小保方氏がES細胞をSTAP細胞の増殖中に混ぜることなどできないのである。
手技的にも、人工培地で培養中に別の細胞を混ぜることなどできないのである。

実験中のES汚染があったというなら、実験台、壁、ピペットなどからのES汚染などではない。
むしろ、もっと基本的手技にまつわる重大な汚染である。
例えば、培養液などに、除いたはずのES細胞が毎回、混じってしまうとか、そうしたタイプの事故であろう。

こうした事故は、幹細胞や、改変動物を作る時に起きうる。
複数の実験者たちが、汚染させた人たちであると疑われてしかるべきる立場なのだ。

混ざってしまったES細胞は、若山研究室で日常的に使われていた若山研作成のES1であろう。
これは、STAP幹細胞の本態と言われたアクロシン入りの細胞であるが、それは、太田氏のつくったES1ではない。若山研で作られたES1は、太田氏が使用した親マウスの系統とは異なっている。

つまり、太田ES1ではない細胞が基準として、解析されたかもしれないのである。
基準とされた太田ES1は、若山研から提出されたとされており、本来の太田ES1で無い可能性がありながら、若山研は、基準比較のための太田ES1として提出したのである。

もし、共培養などが実際に行われていたと仮定すると、培養液にわずかに残った若山ES1が、STAP細胞を凌駕して増殖し、STAP細胞は消え、ES細胞に置き換わってしまうことが可能なのだ。シャーレ培養中では、異なる細胞は混じらないが、一旦、生きた動物の中に注入した細胞は、陣取り合戦をして強い細胞のみが生き残れる。

こうして、出来上がった検体(キメラやテラトーマ)を構成する細胞は、若山ES1である。
つまり、こうなると、誰かが故意にSTAP幹細胞にESを混ぜてしまった結果と同じ結果となってしまうのだ。
後から行われた遺伝子解析で、犯人が混入させたと言われてしまうのである。

混入事故説を採用すれば、小保方氏のみが疑わることは無く、実験にかかわった全員の責任問題となる。

一方で、事故による混入でなく、悪意をもった故意による混入説が推論されている。
ここを指摘するブログの説明によると、故意に細胞を混ぜたり、差し替えたりした証拠が、各解析細胞の遺伝子の近似率に表れていると言う。

解析された各細胞間において、きわめて遺伝子が近似している理由、少しかい離している理由、全く類似してない理由のすべてが説明可能になると言う。
http://wamoga.blog.fc2.com/blog-entry-136.html

STAP幹細胞やES細胞は作り方が全く異なるものの、チューブの中におさめられてしまえば、全く区別がつかない。チューブの中身の本態は作った人しかわからず、ラベルを貼り替えれば、両者が入れ替わってしまう。

後になって、ラベルに基づいた解析をしても、正しい答えは出ないのである。
ラベルを信じてしまうと、STAP幹細胞もキメラ・テラトーマも、ESから作られたことになってしまうのだ。

しかし、上記のブログによれば、各細胞の遺伝子を網羅的に解析できたおかげで、正しい推論をすることが可能になったという。つまり、微妙な細胞間の遺伝子近似率の違いから、どの細胞からどの細胞がつくられたかの順番がわかるのだと言う。
そして、こうした入れ替え作業ができる人は、遺伝子に熟知した人に限られるとのこと。

さらに、上記のブログによれば、細胞を入れ替えてしまうと、遺伝子構造が変わってしまい、理論が合わなくなってしまうリスクがある。
(もともと、細胞同士で、親や兄弟の関係がある。)
そうしたことを避けるために、あえて、異なる細胞同士を適量に混ぜて工作しているとのこと。
つまり、遺伝子構造をカモフラージュさせるためのこうした人為的作業が、かえって疑義を高める結果になってしまったと指摘である。

私自身は、事故による混入説が一番、関係者を傷つけないで済むと感じる。
しかし、真相はわからない。
だから、小保方氏が発する疑義に対してはもちろんのこと、擁護派の人たち、一般人から出される疑義の指摘に対して、理研関係者から真摯なコメントを聞きたいものである。
前回、小保方氏は彼女自身のやり方で、ばんばっているように思うと書いた。
 
天才、秀才ばかりが集まった研究所では、競争が激しい。その中で、他人から陥れられたり、はじき出されたりすることはある。そこでめげず、勝ち残るには、人並みはずれた才能と勇気が必要だ。
努力だけではだめだし、運も関係する。
 
多くの人は、そうした条件のどれかが欠けるため、栄光の研究者になれない。
夢は敗れて、普通の研究歴でとどまり(これでも大変な才能だが・・・)、やがて、自身から身を引かざるを得ない時がくる。
これは、半沢直樹も同様であるように、すべての職種に共通でもあり、人生チャレンジの終わりだ。
 
このところ、又、2015年の日経サイエンスSTAP特集号を読んでいるのだが、とにかく、読者が小保方犯行説を信じるようにと、意図的な上にも意図的に書かれている。
初めて読んだ時より、そうした印象は強い。
 
そして、手取り足取り、記事を書いた女性記者たちを指導した理研関係者の姿が裏に見え隠れする。
この話を理解し記述するには、相当の集中力が必要だが、一途な女性記者の方が操作されやすいかもしれない。
小保方犯行説を信じるように仕向けるこうした書き方に、逆に疑問を感じる人は少なくない。
擁護派はそうした人たちだ。
擁護派でなくても、興味を維持している人は多いので、小保方著作が売れるのだ。
 
マスコミが小保方犯人説を声高に言うのは、小保方氏のような人がやるはずがないとの社会常識が、根っこにあるからだ。
エリートが犯す犯罪は意外であり、興味深いのである。
彼女のような恵まれた人への追及非難は、最高のマスコミネタだろう。

小保方氏はねつ造などをする環境に無く、動機もないと考える人は多い。
マスコミはそこを打破して、興味本位の情報をコントロールしてみたいようだ。
小保方氏を信じる人たちを打破してみせるとの、日経サイエンス記者の書きっぷりになっている言える。
 
悪意に満ちた報道とは言え、競争世界では、しばしば、起きる現実だろう。
だから、STAPねつ造騒動を調査している途中で、小保方氏が調査内容に不満があれば、彼女自身で理研の理不尽さや不公平さを社会に訴えたり、訴訟を起こすことは可能であった。
 
しかし、最初の頃の小保方氏は、理研の人たちの指示に従うことが、最良の道と信じていただろう。新人なら、そう考えるのが普通かもしれない。
なにしろ、サポートしてくれる一流の学者たちがそろっていたのた。
 
研究上の危機において、女性研究者に必要なのは、体力と支持者(サポートしてくれる仲間や上司)である。
しかし、小保方氏は、後ろ盾を失い、彼女の成育環境とは全く異なる状態に陥れられた。そして、小保方氏のメンタルは、破たんしてしまった。

連日の大きなストレスで、考えることができなくなった様子は、「あの日」に詳しい。
こうした状況で、メンタルヘルスを強く保てて、敢然と戦える女性は、きわめて少ないと思う。小保方氏のような状況にたたされたら、心身の安定が失われ、戦えない状態になる女性が大半と思う。
 
訴訟には、体力とサポートが必要だ。
クリントン氏でさえ、苦しめているガラスの天井が、女性の前には立ちはだかる。
 
小池知事は、英語インタビューで、日本はガラスの天井ではなく、鋼鉄の天井があると表現している。
ガラスの天井は破ろうとする女性が出てくるかもしれないが、鋼鉄では可能性が無い。
 
権威ある調査として立ち上がった最終の桂調査委員会は、外部委員も入れて、証拠をもって裁定すべきとの常識が期待されたにもかかわらず、ほとんど今までのセンセーショナルな調査内容とやり方にすぎなかった。
 
小保方氏本人も認めていない、証拠もないのに、まるで小保方氏が混入させたかのような調査内容の発表であった。
 
考えてみれば、この調査委員会に、新しい事実をみつけられるような力量は無い。
新たな調査スタッフを確保できたわけではなく、新たな検体や検査対象を従来と別ルートから入手できたわけでもない。
桂調査委員会に情報を提供した人たちは、従来の自己点検チームとつながっていて、同じような検査の繰り返しであった。
単に、それまでのシナリオを権威づけるために用意されたものだった。
 
図の取り間違え、さしかえや図の改変など、故意かどうかを問わず、結論には無関係な小保方氏のミスをひとつ、ひとつとりあげて、小保方氏しか混入できる人がいないという印象操作をしたのである。ここは、いつ思い出しても、ひどいと感じる。
 
常識あるはずの複数の科学者たちが、問題点に気づきながら、証拠を示さない、他の可能性を説明しない状況にはびっくりした。
ES細胞がどこかで混入した可能性が高いが、その経緯は不明であるとだけ言えばよかったのである。
 
STAP実験は、ESが混入する危険が高いと当初から懸念されていたが、STAP幹細胞と酷似したES細胞が発見された時、理研上層部は、やっぱりか・・と思ったのだろう。
そして、すみやかに理研CDBの解体が必要とのシナリオが書かれたと思う、
 
論文に記載されているように、STAP細胞とES細胞のキメラマウス作成が同時に比較実験で行われていることや、培養液がSTAP細胞とES細胞で共通なことから、容易にES混入が懸念されるからである。
 
実験ではここをしっかり間違わないようにおさえ、論文作成をしてこそ、理研発の論文であるべきと、上層部は判断したのではないだろうか?
 
まして、そこに共培養などという裏技があるなら、本当に、混入のリスクが高いと思う。実験者が複数いても、混入に気付かないことは起こりうる。一旦、混入してしまえば、幹細胞を作るたびに、同じ混入ミスは繰り返される。
 
この共培養の真偽をめぐっては、今後、実験関係者や小保方氏のコメントが欲しいものだと思う。
 
こうした事故的な混入リスクが極めて高いからこそ、STAP細胞実験中から、自己点検チームの恰好の餌食になっていたと思われる。早い時期から、実験チェックや検体チェックなどについての自己点検チームのチェックターゲットになっており、論文発表と共に、自己点検チームは、ねつ造疑惑を広めたのであろう。
 
いまだ、混入事件が起きた経緯や、ES細胞とSTAP幹細胞の遺伝子酷似の理由はわかっていないが、判断に必要なまともな検証はされていないのだ。
 
混入ミスの原因について、多種の可能性が想定されなければならないが、専門家からはそうした科学的思考が紹介されなかった。ここも、擁護派の人たちの輪が広がる原因だろう。
 
擁護派の人たちは、小保方混入説の採用に都合の良い検体調査がなされただけなのだと考えている。
だからこそ、今後の小保方氏は、この部分をあれこれ、コメントしていくのが、身の潔白に有用と思う。
「あの日」に書いたことを、何度も何度も、アマ向けプロ向けに言い方を変えて、混入の原因の可能性を説明するのである。
 
実際にやられた検証実験も、科学的には意味がない。
実験者(小保方氏)があるといえばあるのが新規の実験である。
不正を指摘された科学者本人が再現実験をしたいというなら、ガイドラインでは、実験者の権利として再現実験が認められているようである。小保方氏は、彼女の希望する環境で、再現実験したいと主張する権利もあったのだ。

実際の検証実験では再現できず、それがSTAP細胞が無いことを証明したなどと、世論操作がされてしまっている。
 
なぜ、小保方単独犯でなければならないのだろうか?
なぜ、CDBの解体に持っていかなければならないのか?
これらを達成すべきとの判断はなぜか?
STAP実験において重大なミスを犯したのが、理研CDBを代表する研究者や研究室では困るのか?
 
結局、小保方氏は、心の叫びを文章にする手段を選んだ。
訴訟で多くの人たちを敵に廻したり、好奇の目にさらされるのより良いと判断しただろう。

小保方氏が文章において苦しい気持ちを吐露しても、世間からの直接攻撃を最小にできるだろう。
悪意にみちた攻撃や非難を一切、受け取らないで、本や手記などの著作の手段なら、小保方氏側からの一方的な情報提供ができる。
 
小保方氏が婦人公論での日記の発表はそうしたやり方に合っていると思う。
小保方氏が正しくない、彼女は嘘をついているということを言う人がいるなら、その人にそこをしゃべってほしい。

小保方氏の身の潔白を訴える文章の迫力は、真実解明への何からの誘い水になるかもしれない。
未だに、何も言わずだまっている複数の実験関係者の状況に変化が起きるかもしれないのである。
最近も、STAP細胞について新聞話題が少ないが、小保方氏は彼女のやり方で、ばんばっているように思う。

擁護する人たちによるブログ記事なども続いている。人気のあるteabreakさん、DORAさん、和もが
さんなどが、エネルギーを維持してブログ論評に、がんばっている。ES混入の原因について、いろいろな貴重な推論が、擁護派のブログで紹介されている。

最近は婦人公論に、騒動時に書かれた小保方氏日記が連載で紹介されている。
彼女独特の表現があるようだ。精神的につらくとも、そこを見つめて文章を作れる人は、作家としての才能だ。
時間がかかっても、小保方氏の才能を生かせば、名誉回復は現実のものとなるだろう。

小保方氏が、名誉棄損などで訴えを起こしたら、いろいろな状況が明らかになり、小保方氏が勝てる可能性はある。しかし、あえてそうした手段をとらずとも、この問題はいつか、小保方氏に良い形で解決に向かうような気がする。彼女は犯人ではないと考える人が、増えてくればよいのだ。

小保方氏の立場や知識からしても、いろいろな状況からしても、小保方氏が混ぜるのはできるはずがないとの説に、私は同感だ。小保方氏による、精魂を込めた一連の弁明は、終始一貫していて説得力がある。
ESを混ぜたかもしれない人、検体をすり替えたかもしれない人など、小保方単独犯以外の可能性は、いくらでもある。

桂調査委員会は、そうした可能性を公表すべきであったが、あえてしなかった。
調査委員会による結論は、最初から意図的に作られていた。
計画された筋書き通りに、粛々と行われた作業なのだ。

検証実験も、失敗とすることが、最初から計画されていた。
だから、この検証実験の作業にかかわった研究者たちも、おおいに傷ついたと思う。
理研の事務の人たちも、わからない作業をやらされて、宮仕えのつらさをいやというほど、味わったのではないだろうか?

理研は、混入説を採用しているが、混入説採用の理由は、混ざってしまった理由や経緯について、理研は知っているからなのだろう。

若山研究室で、幹細胞作成中に、勘違い、作業ミスなどによりESが増殖してしまった可能性があったことが指摘されている。この事故による混入説は、相当に説得力がある。大事なのは、幹細胞を作る時に、ESが混じったのだ。

一連の経過で行われた理研CDB解体への筋書きも、透明度がましている。
事情を知る理研関係者を同じ施設に残したままでは、誰かが真実をしゃべってしまうかもしれないから、施設を解体してしまえとの筋書きがすでにつくられていた、
である。

CDB解体の真の理由は、関係した研究者たちを、とにかく、ばらばらにしてしまうことなのだ、
あの時の改革委員会の元東大教授は、そのための悪役を押し付けられしまっただけかもしれないが、その役のために、彼は、さんざん、いばることもできたのだ。

人は悪いことをした後には良心の呵責に悩み、真実をしゃべってしまいたいと思うものだ。


しばらく時がたってからも、関係者同士が集まれば、思い出し話になってしまうかもしれない。
そして、誰かが本音をぶちまけたいとの誘惑に負ける状況があるかもしれない。
今後、だれかが真実をもらす可能性があると思う。
関係者の誰かが真実を語れば、小保方氏は真の回復ができるかもしれない。

そうした告白事件を起こさないためには、臭いものには蓋の勢いで、研究室をつぶすしかない。

小保方氏の単独犯となるように、何らかの画策をした人は、今もつらい状態でいると思う。
今後、何十年がたっても、画策者は、自らの悩みが消えていくことは無いだろう。
その人が研究者なら、定年退職してから、悪夢にうなされるという経過をたどる可能性がある。

組織を守るため、桂調査委員会も含めて、すべて、筋書き通りの作業を進めた。
しかし、その経緯は、今後、明らかになってほしいものだ。

犠牲の小保方氏は、希望を持ち続けて、彼女自身のやり方で、名誉回復に頑張ってほしいと思う。
年も明けたのに、ブログを書くことが滞っています。
しかし、世の中には、話題にことかかないことがたくさんあります。

やはり、トランプ大統領の今後の行動は、注目でしょう。

彼の志向パターンというのは、いろいろな角度からとらえられますし、今後も、あれこれと専門家たちの解釈が出てくるでしょう。 政治学者、心理学者などいろいろの分野の人たちがトランプ大統領の心理を解析すると思いますので、そうした意味で興味深いものでしょう。

トランプ氏が大統領として発言できるのは、何時頃までなのでしょうかね。

大国の政治家というのは、世界への影響力が大きいだけに、調整に次ぐ、調整の連続のなれの果ての結果が、政策として、世の中に出てきます。
その結果、多くの選挙公約は、調整の段階でつぶされるか、大幅修正です。
しかし、トランプ氏の行動は本当に独断的で、人もうらやむほどの好き勝手さです。

今のところ、自らのパフォーマンスに酔っているような感じで、あえて難しい政策から、やるぞ!やるぞ!とぶちあげるという手法をとっているようです。
きっと、それはトランプ大統領にとって、やりがいがあり、楽しいことなのだろうなと感じます。

政府高官が懸念したり、躊躇したりするのを見ながら、とにかく、問題ある公約を、あえて最初にぶちあげている現状です。
トランプ大統領は目の前の新しい権力を、おもちゃのように楽しんでいるという雰囲気です。

どうやるか?どうできるのか?は二の次で、トランプ大統領は、実務は担当者にまかせるという言い方をするようです。

医療現場で、指導医が、研修医や格下医師を指導する時、まず、(指導医が)、自らやってみせて、(格下医師に)やらせてあげて、ほめてあげるとの3スッテプを踏むべきと言われています。これを繰り替えずことで、医師が成長していきます。指導医は、実技も知識も経験もなにもかも優れていることが要求されます。

トランプ大統領の場合は、(トランプ氏)自らはやれず、部下にやらせて、やれなければ首を切るという手法です。
こうした手法が、世の中に認められることはないでしょう。

実際、いろいろなことに無知なのだろうなと感じます。本当のトランプ大統領はそれほど無知ではないかもしれませんが、無知な国民向けに、人気取りの手段で言っているのかもしれません。
しかし、自己顕示欲の強さは、悲しくなるほどです。大国の名誉も権威もボロボロにしています。

国が政治的に分断しているのに、強いアメリカなど生まれるはずもなく、自らの撤退こそ、分断を解消し強いアメリカに近づきます。トランプ大統領にも、そうした思いはあるのでしょうが、やれるだけやってみて(結果だめでも)自己満足できたら、それでおしまいにするというところなのかも・・・。

拷問の水攻めを復活させるなど言っているようですが(幸いなことに担当官は反対)、そんなことをして、容疑者が肺炎で人工呼吸器管理になったり、恒久的な肺障害や脳障害を残したら、それを治療する医者もナースもやってられないでしょうね。

公的に認められた水攻めに死にそうになってしまった人を助ける義務が、医者にあるのでしょうかね?アメリカなら、日本より医師の選択の権利はありそうだから、医師は治療を拒否するかもしれませんが・・・。

メキシコ国境に壁を築いても、不正移民はありとあらゆる手段で自由国アメリカに入ってきますしね。
男性は若いうちは、妻となる女性との関係が、一生を通じてどう変化していくのかを想像することは難しいと思う。

結婚は、ある意味、かけのようなものと言われる。“夫に恵まれなければ、妻にとっては一生の飢饉、妻に恵まれない夫は一生の不作”などと言われたものだ。

しかし、以前より、男性にとって結婚のリスクは増しているのではないか?と感じる。

元々、今の結婚制度は、男性の所有権に根差した部分が大きい。男性は、わが城を築き、城主として君臨したい、立派な家来を集めたいのである。

しかし、築いたはずの城なのに、家来たちによって城主が追い出されてしまうリスクが増えているではないかと思われる。

かつて、女性は庇護されてきた分、女性の権利はなかった。
しかし、男女平等が進み、女性に不利な面も出てきた一方で、昔のように庇護される立場で生き続ける女性もいる。女性の権利が拡大し、妻の言い分が通るようになったのだ。
こうした妻の反乱に対し、行動を間違えた男性はみじめな老後となってしまう。

しばらく、前になるが今年の秋、祭りの日の宇都宮で、元自衛官の72歳男性が車に火をつけた後、元自衛官本人は自作の爆発物で爆死する事件が起きた。

彼は、離婚裁判への不満を述べ、裁判所の不公平裁定を天下に知らしめたいとの意思があった。
彼が一生かかってためた老後資金もほとんど元妻にわたったと嘆いた。

以下が記事の一部
宇都宮市城址(じょうし)公園で23日に爆発物で自殺したとみられる栗原敏勝容疑者(72)=同市針ケ谷町=は陸上自衛隊を退官後、自ら開設したとみられるブログや本人のアカウントとみられるフェイスブックなどへの書き込みを繰り返していた。
以前は精神障害者支援団体の活動報告などが多かったが、今年に入ると元妻との離婚を巡る民事訴訟への不満をつづる回数が急激に増えた。「自暴自棄」などの書き込みもあり、心境の変化が事件の背景になった可能性がある。

 栗原容疑者は退官後、支援団体の相談員として精神障害者と家族の支援に取り組んでいた。
ブログなどでもその様子が報告されていたが、今年1月以降は離婚に至った経緯や、宇都宮家庭裁判所の裁判官や調停員への批判が次々と書き込まれるようになった。
 書き込みは内容が重複し、怒りの根深さが垣間見える。「債権差し押さえ命令で生活資金を没収された。住居も競売される」とも記し、金銭面で苦境に立たされていることもうかがわせた。

この元自衛官の暴挙に対し、マスコミは一斉に批判した。
「社会に問いたい!なんてとんでもない。他人に迷惑をかける暴力行動だ」と、自殺したこの男性を非難した。

彼の行為は暴力行為であるし、反社会的行為であることは間違いがないが、彼が憤死したことは事実である。

彼は、「なんて不公平な世の中なんだ!こんな馬鹿なことがまかり通ってはならぬ!正義に反する社会風潮だ!みんな、気の毒な私に共感してくれ!私の窮地に賛同してくれる人はいるはずだ」と、彼は思ったに違いない。

彼の妻や娘については、マスコミは何も書いていない。元自衛官の男性は、教官なども務め、組織的には優秀な人間であったろう。
多くの困難な仕事もこなして定年退職したのだろう。
その間、ワンマンな結婚生活であった可能性も高く、長い間、我慢をしてきた妻や娘との確執もあったであろうと思われる。

彼はそうした中で、もっと、老後の考え方を学ばなければならなったはずだ。老後を楽しくするには、周りとの人間関係をどう変えていくのかを考えてなければならなかった。
そうした発想の転換は、彼自身の幸せに必要だったろう。

早い時期から、そうした価値観の返還を図らないと、年齢が進んでしまってからだと、脳が柔軟性を失ってしまう。
特に、アルコールをたしなむ男性は、そうした傾向が強い気がする。秀才だった〇〇君が、こんなに頭が悪くなってしまったと感じることが少なくない。

優秀だが強い性格である元自衛官の彼が、定年後家庭の中で役割変更がうまくできずに、だんだん、追い詰められて行ったのだろう。あげくのはてに、妻に暴力をふるい、元自衛官はその立場を自ら不利なものにしてしまい、全財産をうしなったのである。

若い時に、おとなしく従順である女性は、その後も従順であり続けるだろうか?
若い時は、おとなしくて文句を言いそうにない女性であっても、従順というのは自然ではないのである。
人は皆、自我の生き物であり、人の本質は従順であることを望まない。
さらに、妻は、お金を得ることの大変さ、難しさを実感できなくなっている。
専業主婦は、お金をかせぐ能力をためされる機会が無いのである。

ワンマンで、妻の言うことなどは馬鹿にしているような夫に対しては、妻は老後教育を夫にほどこす必要がある。
夫を教育もせず、定年後に妻が豹変するのはルール違反だと思う。妻の努力不足とも言える。
お金のある時こそ、しっかり相手に文句を言い、お金がなくなったら相手にやさしくするのが理想だ。

ただ、気のきかない女性の夫であるなら、夫自身が、老後、妻の豹変を予期しなければならない。
自らが幸せであるためには、老後の男性はかわらなければ、似たような憤死の事件がおきるかもしれない。
それは、男性が努力して築いたことが、裏目に出るという悲しい人生の終わり方だ。
川島なお美や平尾氏の胆管がん手術が難しいと書かれていたが、胆管部分は、画像診断が難しく、破壊的に進行していることが明らかにならないと、がんと診断できない。

これは、前ブログで書いた文章であるが、がんの早期発見はそもそも難しいものである。

今は、大腸がん検診と銘打って、便の潜血反応(消化管内で血液が出ているかを調べる)検査がある。便の潜血反応検査を、大腸がん検査とうたっているものの、実際には、便の潜血反応が陽性でも、大腸がんがある可能性は高くない。

便の潜血反応検査が陽性で、大腸内視鏡でつらい思いをしても、がんは発見できない事が多い(つまり、がんはない)。

大腸内視鏡の時、ポリープを指摘され、ポリープ除去をする人は少なくないが、取らなければがんになるものではない。がんになることがあるかも・・・との憶測で、ポリープを取るのである。

大腸ポリープは、検査する人の目で、周りの正常粘膜と変化が少ない良性と判断できる場合が多いが、中には、この先が心配になるような悪そうなものもあり、ポリープの顔つきはさまざまである。
しかも、あくまで、術者が目で見て判断しているに過ぎない。

将来どうなるかについてはわからないし、その時点での憶測的にすぎない。

腹部エコー検査などで、胆石などの陰があっても、すぐ、手術をするわけではない。
胆管を閉塞して黄疸がでるようでは、胆管に穴があいたりして腹膜炎が起きる。
こうなると、死ぬかも・・であるので、炎症が起きたりすれば胆石除去の選択肢が出てくる。

医師が、がんの可能性を予測すると、逆走性の胆管造影という検査をする。
これは入院して行う侵襲的検査(体を痛めるつらい検査)で、有用な検査ではあるが、これとて、単に影を見ているにすぎない。

この検査でがんの可能性が高いとなると、次のステップに進む(さらに大変なことになる)。

「がんでなくても、石を持っているのはいやだからとってください!」と患者さんが言っても、医師は慎重になると思う。
なぜなら、手術は、100%安全ではないからである。
手術でなくとも、検査ですら、とんでもないことが起こり、緊急手術になることもある。

本日も、新婚カップルの女性の堕胎手術での死亡事件が、訴訟になったとニュースで紹介されていた。
堕胎手術で死ぬなんて!と思う人がいると思うが、堕胎手術とて100%安全ということはありえない。
めったに死なない手術なのに、死亡したのはけしからん!では、訴訟にはならない。

だから、今回は、そこは争点でなく、資格のない医師が手術をしたことが争点として問われているようだ。
この場合の資格とは優性保護法指定医のことである。つまり、この裁判では、手術した医師が、優性保護法申請済みの医師か、そうでないのかが問われるようだ。

この法律は昭和23年とかなり昔にでき、医師会が指定するしくみになっているようである。
産婦人科学会による専門医認定がらみの資格として、手術経験は審査の対象のようではあるが、個々の医師の技能までは問えない。

優性保護法の申請済みの医師は経験を積んでいるかもしれないが、すごく上手か?とまでは、審査していない。

出産時の予期せぬ緊急出来事であれば、どう対処するかなどで、追い詰めらた医師の技量が関連するかもしれないが、一般的な堕胎手術では、そこまで手術医の腕による差はないと思う。

大学病院では、新米の医師の練習台になるかもしれないから、かかりたくないとかの話を聞く。
又、5月からしばらくは大学病院には行かないという人もいる。
その頃は、医者の卵たちが、診療を始める期間であるからだという。

堕胎での死亡は、手術を受けた側(患者側)の特殊な生体反応の可能性を考える必要がある。
99%以上の人が耐えられる体への侵襲が命取りとなり、実際に死んでしまう人がいるのである。

体に人工的なメスを加えることで、その後、体に何が起きてくるのか?
そうしたきわめて専門的なことを、裁判で争っては不毛だ。
今後の裁判で、そうしたことが問われるようになると、裁判は大変だろう。
最終判断は医師でない裁判官がしたら、判断の間違いが起きる。

個別性の高い予期不能な人の体を扱う以上、不特定要素は常につきまとう。
医師が言い方は、「多くの場合は問題はなく、死亡につながることは少ない!」とか、「ほぼ、安全かと・・」などなど、ほぼとか、およそとかの前置詞的な条件がつきものだ。
低確率で起きる特殊な生体反応にこだわりすぎたら、医療はできなくなる。

今日、自動車で出かけても、交通事故で死ぬことはないと人は思う。
今日、飛行機に乗って旅行に出かけても、予定どおりに帰るつもりと人は思う。
それが裏切られたからといって、飛行機や車の無い社会にはならないのである。

確率が低い出来事を考慮したら、世の中が成り立たない。
お互い、許容しあうことで人間社会が成り立っている。

トランプ氏の問題行動は続いている。

トランプ氏は、ツイッターで、いろいろ発言しているが、先日も、共和党の幹部から「次期大統領として、周りの関係者のチェックを受けずに発言するのは止めてほしい」と言われたようだ。
トランプ氏の思い付きのSNS発信が問題視されているのだ。

しかし、彼はそれに応じる様子はない。彼は応じなければならぬ立場になったことを理解していない。

米国テレビでは、俳優が扮するトランプ氏がいろいろ問題行動を起こし、笑いをとる番組があるそうだ。
それに応じて、茶化されて怒ったトランプ氏がツイッターで反論した。
その後、その俳優もツイッターで反論したようだ。

こうした行動は、トランプ氏に勝ち目はない。
たった一人で、途方もなく大きな数の敵と戦わなければいけいない状況なのだから・・・。

トランプ氏は、彼の価値観から外れるものは、徹底的に貶めて排除しようとする。
つい、先日も、米国国旗を焼いたものは、市民権を取り上げるなどとの発言があった。

市民権を取り上げることができる立場になったトランプ氏であるが、こうした発言は、多くの人の反発を食うが、彼にはそうした自らの立場の変化が分かっていないようだ。

トランプ氏は、台湾総統とも電話対談をして、世界にひんしゅくを買った。
何が、台湾人を危険な状態に陥れる歴史的事件につながる可能性があるのかは、誰にもわからない。

台湾の知識人たちは、いざとなったら、米国にすぐ逃げられるための準備をしているとの話を聞く。
中国は、理由があれば台湾に軍隊を送れる立場だ。何しろ、中国にとって、台湾は自国なのだから国内問題なのだ。誰も、国際的に文句は言えない。

米国は、台湾と国交を持たない状態にしておくことで、台湾の独立を維持させておくという戦略なのだろう。
長い間、微妙なバランスをとってきた国際社会の努力が、トランプ行動でこんなに簡単に破られて良いのか?

トランプ氏が台湾と勝手に対話を始めたことを中国は問題視することができる。
派兵の口実を与えるようなものではないのか?今までの防波堤が崩れれば、本当に米中戦争になる。

私は、本ブログに、トランプ氏が手術患者を前にして手術を始めようとしている新米外科医であったら、本当に困る!と書いた。

外科医にとって手術は、教科書やビデオで勉強しても自分のものにならない。
周りの術者と相談や助言などを参考に、自らの経験を積むしかない。
経験が無いだけに、自らの判断による失敗を経験する。
外科医は、個々なる病気の難しさに悩みながら、その場で判断しながら、手術を進めていくものだろう。
悪性の病気であれば、腕の良い外科医でも患者を救うことはできない。

ネットに、川島なお美や平尾氏の胆管がん手術が難しいと書かれていたが、胆管部分は、画像診断が難しく、破壊的に進行していることが明らかにならないと、がんと診断できない。

記事では、胆管がんは、発見された時は広がっている状態が多いと説明がされていたが、私に言わせると、胆管や周りの他の臓器を破壊していることが確認できると、がんであることが判明するのだ。
広がって初めて(がんが)わかるという、大変なしろものだ。

胆石などがあれば胆管に異常の陰がでる。
こうして、微妙に変形した胆管の異常陰影が、破壊的に進むか(がんなのか?)どうかなどを予想するのは難しい。

医者に胆石を経過を診てもらっても、がんの早期発見は期待できない。病変が破壊的に進んでくると、初めて、(がんと)わかるということだと思う。

最初の外科医による一メスが、その後の手術の失敗を招くように、政治も似ていると思う。

歴史も手術も状況は似ている。現場は、過去に回答を求めても正解が無い新しい未知の展開に溢れている。

試行錯誤であっても、経験と知識を駆使できる才能だけが頼りだ。行き当たりばったりの状況で、その時にはその時の判断を求められる。

未熟だが自信家の外科医が、さっと病変を切ってしまったが、実はそこは、最後に切るべき部分だったかもしれない。それがもとで手術は大失敗だったら、周りは真っ青になるとかではないのか?
他の外科医なら、そんな失敗はしないからである。

避けられるべきことを避けられないようなミスは困る。
とんでも事件が起着る事の無いようにしてほしい。
キューバのカストロ氏が亡くなった。

マスコミでは、彼の功罪についてふれていた。革命前、キューバがアメリカに搾取されていた時代、カストロ氏にとって、貧しいキューバ国民を救うための革命であったと思うが、その後の彼の行動をみていると、現実路線はとらず、やはり好戦的な人との感がある。

カストロ氏は、強い経済封鎖をうけている国をリードする立場だった。
人々は絶大なもの不足で苦しんでいる。

国民の苦しさを見ながら、ソ連から要請されるままに、わざわざ、遠くまで戦争に行けるのだ。

国民の貧困を考えたら、他所の戦争を応援する国力など無いはずなのに、カストロ氏は派兵した。
彼は、戦争がキューバ国民にとって必要だと判断した。

政治家が権力を掌握すれば、暴挙は始まる。ここで、大衆が変える力を発揮できなかったら、必ずこうなるのだと思う。

当時は米ソの冷戦のさなかであり、大義名分もあり、戦争理由はいくらでもあるのだろうが、権力者はさらなる権力を求めるものなのだ。
だから、政治家は、基本的に信用できないものだ。
政治家というより、人は、誰でも権力を持つと、次なる戦争を始めるものなのだろう。

こうした国家権力に対し、大衆は、その場、その場で判断をして、政治を変えることができる。
戦争に持っていこうとする政治家を変えることができるのが、民主主義の醍醐味ということだろう。

カストロ氏は年老いてからも、若い時に執着した思いから解放されることはなかった。
晩年でも、長時間にわたる激しく演説を続け、民衆を鼓舞しているとの満足感は、彼にとって、最高に満たされる時なのであろう。

彼にとって、革命の時の達成感以上のものが、その後の人生では得られなかったからだ。

カストロ氏は、年齢が増してて、考えが丸くなるという感がなく、晩年はますます思い込みが激しくなったようだ。
人の脳は、年齢と共に、固着する状況になってしまうのが普通だ。
老化により、柔軟な脳部分が壊れてしまうからである。

こう思うと、死ぬまで柔軟な人と言うのは、最高に頭の良い人なのではないだろうか?

若い時に大きな仕事をした人は、その後に時代が変わり、物事の価値観が変わっても、若い時の執着から解放されないのだろう。

この点で、トランプ氏の今後は、大丈夫なのだろうか?
これは、とても心配な状態である。

キューバとの国交回復に向けて、多くの努力を、キューバ人とアメリカ人がしてきた。
しかし、トランプ氏の対キューバ発言は、こうした雪解けに水をさすようなものだった。
この対応を見ていても、今後のトランプ氏はおおいに心配だ。

現在のキューバの最高責任者であるラウル氏は、とても現実的で優れた政治家なのだろう。
オバマ大統領と会談をしているツーショットの報道写真からも、二人の信頼関係が伺われる。

巨大なヤシの木のような熱帯植物でしつらえられた背景のグリーンがリゾートらしさを演出し、オバマ氏とラウル氏のフレンドリーな会話づくりに貢献していた。

笑顔のオバマ大統領はリラックスして足を組み、一方のラウル氏は、しっかり足をそろえて、必死にオバマ氏のお願いことをしているような構図だ。

この写真からも、長く経済封鎖を受けてきた国民を救いたいとのラウル氏の思いが伝わるような気がする。
両者とも、小異を捨てて大同につくという感じで、革命の精神から離れて、現実の人生をよくすることを大事と考えている。

オバマ大統領が隣人だったら、本音はどうであれ、表面的には仲良くしていけるであろう。
隣同士がオバマ大統領みたいな人同士だったら、トラブルは起きない。

しかし、トランプ氏はそうしたことができる人なのか?

トランプ氏は自ら信じることをガミガミと主張するだけなのではないだろうか?
隣同士で、トランプ氏みたいな人同士だったら、すぐにいざこざが起き、そのもめごとも大事にいたるだろう。

70歳のトランプ氏は、どの位、柔軟な思考ができる人なのだろうか?
ご自身の凝り固まった主義主張で、世界中が振り回されたりしないだろうか?

実業家であるトランプ氏は、大衆を怒らせたら、多くの財産を失うことになると思う。