有名人になると、プライベートが無くなる。

権力者や金持ちの話は、一般人の興味をひくし、うらやましがられる。しかし、それだけでは終わらない。
多くの人のジェラシーの的になるし、プライベート生活が犯されたり、人格や名誉を傷つけられたりしかねない。財産を失うことにもなりかねない。

だから、有名人や人気スターは、豪華なライベートをあまり暴露しない。

そうした中で、トランプ氏は、、一般人をうらやましがらせることをずーと行ってきた。
自らが権力志向の頂点としてめざしたものが、大統領であろう。

今後、彼の時代がどのような形で始まり、そして何で消えていくのか?
今、そのシナリオを書くのは、とても難しい。

今後、彼の周りのどの人が傷つき、どんな事件が起きるのだろうか?

トランプ氏は、自らが求めるままに夢を追及しているのだろうから、彼自身はそれでよいだろう。
しかし、トランプ氏と一緒に、夢の片棒担ぎをしている家族はどうだろうか?
プライベートを暴露され続けているトランプ家族たちはどのような気持ちなのであろうか?

まず、メラニア夫人であるが、選挙戦の演説で盗作を指摘されて、まず、だいぶ傷ついたであろう。
夫人は最初、自分が書いたといったが、後になって、他人(ライター)によってその言い訳すら否定されてしまった。
この事件は、彼女にとって最初の大いなるつらい経験になった。

かつてのモデル時代、ヌードになって、雑誌の表紙をかざったことも、今となっては後悔しきりというのは、間違いないだろう?

もともと、彼女は人前にでたがらないとの話を聞く。
大統領就任式などでは、登場するだろうが、ファーストレディーとしては、活躍は最小限になるような気がする。

彼女の経歴を考えると、夫が大統領になったことは、夫人にとってはうれしいことではなく、大統領公務は試練となりそうな気がする。
だから、悪口を言われながらのファーストレディーとしてふるまわいは、彼女のメンタルヘルスにはマイナスだろう。

メラニア夫人には、男児がいるようである。
勝利宣言の時に、舞台にいた小学生くらいの白人の男の子のバロン君である。
ネットでは、天使のように美しいといわれた彼である。

この舞台上にいた、彼の表情も興味深いものだ。
少なくとも、映像でうつる限り、彼は笑ってはいないし、喜んでもいない。無表情なのである。

この無表情は、彼が何も考えていないという状態ではなく、その逆に、考えすぎて、どんな表情や行動をとってよいのか、幼い彼にはわからなかったといったところではないか?少なくと、彼は嬉しくないのだと思う。

バロン君は、周りの家族たちが、はしゃいでいるのを見ているのだろうから、彼自身も、舞台上ではしゃいげば良いのだが、それができなかった。

それが何故か?の疑問を解くカギとなるのは、彼は母親であるメラニア夫人と、どのような会話をかわしているのであろうか?である。想像に過ぎないが、バロン君は悩める母親を見てきているのではないのだろうか?

玉の輿のような人生である母親は、マスコミにこれ以上暴かれたくないと思っているのかもしれない。
プライベートタイムの母親は、バロン君の前で、大統領夫人を喜んでいないかもしれない。

困惑するメラニア夫人と似たような不安な感情を、バロ
ン君自身も持っているのだろう。
これからどうなっていくのか?子供心では決して解決できない不安な状態でいたのかもしれない。
それが、あの無表情につながっていたのかもしれない。

一方、イバンカさんは、手放しでトランプ氏の当選を喜んでいるように見えた。
恐らく、イバンカさんは、他の兄弟たちより、なによりもトランプ氏から最大愛されることを願ってきたと思う。
トランプ氏も、イバンカさんが成長してからも、彼女の体のあちこちに触れて写真をとらせ、彼女も父から触れらてることを喜んできただろう。

他の女性からもモテモテの父親を持ってしまった娘の宿命なライバル感情ではないだろうか?
イバンカさんの母親(元夫人)の気持ち、(他の人に負けたくない!独占したい!)、も一緒に、イバンカさんは引きずっているような気がする。

イバンカさんは、経歴、美貌でマスコミではいつも褒められる存在であるが、今後はその好意的な評価がどのように変わっていくのか、世論の変化を、彼女がどのように受け止めていくのか、人々は興味を持つだろう。

ダイアナ元妃は、世界から注目を一身に浴びたが故に、メンタルがボロボロになってしまった。
同じようなことが起きるリスクは高い。

トランプ氏の家族たちが人格攻撃を受けて、ぼろぼろにならぬよう、最大、気を配っていかなければならない重い仕事をトランプ氏は担ってしまったのである。
朴政権が揺れている。連日デモがあるようだが、テレビ映像では、参加しているのはほとんど若い人たちである。
「大統領も共謀した」などという強い言葉で、検察からの追及があった。

今、権力者に対する辞任追及の大衆行動は、世界の各所でおきている。

日本では、ついこの間の舛添知事に対しての辞任要求があった。

選挙で選ばれた高い権力ポストの人を辞めさせてやる!と大衆が騒ぎ出す時代だ。
SNS時代になって、そのスタイルが固まって来た。
大衆は、辞任要求の理由となる大義名分をかかげて、大衆の力を示そうとする時代なのだと思う。

権力者は権力があるが故に、その権力行動を批判しようとする大衆活動により、いつでも穴に落ちるような罠にはまってしまう。

ベテラン政治家は、こうした罠に敏感でいると思うが、クリントン氏もそうした人であったろう。
選挙期間中、むしろ、クリントン氏にメール問題しか取り上げられるネタがなかったと言えるのではないか?
クリントン氏は、プロの政治家として、ずいぶんとあちこちに気をつかって公務をこなしてきたと思う。

一方、トランプ氏は、選挙後も、大衆からの追及を受けるという点では、穴だらけである。今後も、ますます、とんでもない展開になりそうな気がする。

日本の政治家は、本来、個人として活動することがなかった。むしろ、それができない位、官僚の実力が大きかったのだと思う。それが、安倍首相では、やや様相を異にしている。

今回の安倍首相のアメリカ外遊だって、これは公務ではなく、個人としてトランプ氏と友好を深めるだけのものでしかなかったと、安倍首相を非難することができる。

今までも、日米の政治家が、別荘に招待して友好するといのはあったが、もっと地味な環境であった。
しかし、今回は、今までの常識を逸脱することが多かった。
トランプ氏の家族ぐるみの金ぴかのプライベート環境は、マスコミ、大衆の恰好の攻撃の的だ。

この旅行のために、妻を伴い、政府随行員も伴い、その挙句、会談内容は多くを語らないというのは、日本の外交スタイルでは考えられなかった。

今までの日本の首相はころころと変わり、外国首脳と友好を築く間もなく、次の人に交代させらていた。
首相の交代は、大衆の怒りからでなく、党内の派閥争いによるものであった。

しかし、安倍首相のように、個人プレーをすれば、個人としての足元をすくわれるリスクは高くなると思う。
つまり、今後の安倍首相も、国民デモによって辞めされるということになるかもしれない。

政治的基盤の薄いトランプ氏に肩入れして、日本の評価を落とすかもしれない。

今回の「トランプ氏は、信頼できる相手である」などの安倍発言は、一歩間違えば、相手に失礼だ。
会った相手から、「あなたは信頼できます!」などと言われて、うれしいと思う人はいるだろうか?

安倍首相も、そうした自らの発言の問題点に気づかないのだ。それは、彼も、エリート育ちで、あまり一般人の感覚というものを理解できないからではないのか?

安倍首相が権力を継続し、集中権力下では、不用意な発言は出やすくなると思う。
そうなると、日本でも、韓国並みの学生デモがおきるかもしれない。

大衆は、権力が嫌いである。権力者になれば、国内外からの多くの要人たちからかしずかれ、マスコミを侍らせ、特別の人であるかのようにふるまうことができる。

そうして崇め奉られることに慣れてしまう。

それを見て、大衆は反発する。その政治家自身に能力があるのか?本当に、そんなに特別な人なのか?との、大衆からの反発は出てくると思う。

稲田防衛大臣も、自衛隊の謁見式などで、多数の制服男性たちを従えて、一番偉い人として、行進することができる。こうした経験をしてしまうと、政治家自身がおかしな気持ちになってしまうのではないか?と思う。

政治家は、特別に自分自身を律する気持ちを持たないと、自らにおごりが生じ、特別な人であると勘違いをしてしまう。

そして、思いあがった政治家は、上からの目線の政治的発言をしてもそれに気づかず、気づいたら大衆かが離反しているのである。

世界的に、数の力で権力者に立ち向かう大衆の時代となっている。
韓国などでは、学生たちがそうした活動の中心であり、人生経験がないだけに、学生たちは、国を変えてやろうと意気がるのだ。

結局、トランプ勝利も、既成の政治や権力者に対する反発が大きく、その不満を集めただけではないか?
トランプ氏と阿部首相の会談の場所は、なんとトランプタワーの自宅であった。

金ぴかに輝く室内で、政治的ポストとは無関係なはずの娘やその婿まで同席した。
このシュツエーションには、びっくりした人は多かったと思う。

トランプ氏と握手する安倍総理の表情は、最初に会談してもらってうれしい!といった感じだ。

しかし、これは、日本の名誉なのだろうか?どう考えるのは、個人の勝手だが、名誉と考える人は、今後の危険をもっと予知した方が良いと思う。

当然、野党は反発し、与党は幸先の良いスタートとほめたたえた。しかし、与党の人の中には、心配だなーと思った人は少なくないはずだ。経済同友会は、ほめたたえた。

素直ではないと言われようとも、こうした親分、子分のような付き合い方は、従来の日本的外交ではないのだ。
現時点で言えるのは、この会談を見て、日本の名誉などと考える日本人は多くない。
日本人は皮肉家でもあるし、破たんを予期して心配をしている。
教育レベルの格差の少ない日本は、皆が皮肉屋であるのだ。
安倍首相は、こうした皮肉的な日本人が多いことをもっと知るべきだ。

トランプ氏は、富の力で、大衆ではなく、「トランプ・ファミリー」のために、何かをやろうとしているのか?と、世界中は危惧しているのだ。

韓国でこれだけ、お友達によるクローニズム的政治Cronyismが批判されているのにもかかわらず、そうしたことが最もうるさいアメリカで、家族による政治介入がおこなれようとしている。

この問題ある行動をしているトランプ氏に対して、日本がすり寄っている様はいただけないと思う日本人は多いと思う。

ニューヨーク・タイムズ紙など米メディアが、個人的な事業に政治を利用しているとして一斉に「トランプ・ファミリー」を批判したのは当然だ。
「トランプ・ファミリー」は、宝飾品や家具、ホテルなど手広く事業を手がけるビジネスマンだ。このままでは、不買運動は起きてきそうだ。

トランプ氏が、身内びいきを徹底的に排除しない場合は、「トランプ・ファミリー」への批判は、今後ももっと厳しくなるだろう。
ビジネスでどんなに儲けても、他人は文句は言えない。しかし、政治的権力に対しては、人は怒り文句も言う。

政治家は、無関係と思われる人から、「俺の生活をだめにした!許せない!」と攻撃される立場にあるのだ。
トランプ氏は、こうした人たちとわたりあう道を選んだ。どの位の覚悟をしているのだろうか?

真偽は不明だが、イバンカさんが、日本の駐日大使などという噂もあるが、手放しで喜ばない人は多いと思う。
「するいんじゃないの?」という批判だ。

駐日大使に任命される人は、学者や政治家から口頭による資格試験のような審査をパスしなければならないしくみがある。いくつかの要職ポストは、資格試験にパスする必要があると思う。
議会などの公開の場で、議員や学者などが、資格調査をするアメリカのしくみだ。
政党政治には必須の手段らしい。
つまり、大統領といえ、勝手に要職の任命などできないはずだし、共和党の協力は、要職人事では必須だ。

イバンカさんがすべてパスしても、舛添知事をあれだけヒステリックに追い出した日本の大衆は、イバンカさんの駐日大使には冷ややかだろう。

しかし、今、もっと大事なのは、その前の主要人事の任命はどうなるのか?
共和党政権として固まるのか?トランプ陣営なるものはできるのか?今は予想がたたない。

来年の1月の政権の移行ができるのか?デモと怒号の大統領就任式になるのか?

就任する前に、トランプ氏が仕事を放り出す可能性はないのか?トランプ氏は給料をもらわないと言っているが、そんな話を聞くと、トランプ氏が大統領職がいやにやった時点で、案外やめてしまうのではないか?も心配だ。

共和党がしっかりサポートしてくれる体制ができるかがカギだと思うが、そのためにも、絶対クローニズム的政治は排除だ。

トランプ氏自らで、家族支配を排除できなければ、やはり素人の政治家として潰されてしまうだろう。

マスコミも、少しトランプ氏を泳がしておいて、彼に問題行動をさせてから、ドカンと、トランプ潰しを本気でやりだすのではないだろうか?

新任大統領には、マスコミがミスに目をつむってくれる就任直後のカネムーン期間などがある。しかし、こうした期間も無いかもしれない。

今後、そうした資質を欠いたトランプ大統領に、まっさきに会いに行ってしまった首脳として、安倍総理の名が残ることになる。
安倍首相は17日にニューヨークでトランプ氏との初会談に臨むが、日本側に特別な太いパイプがあるわけではない。「トランプ氏は日本重視を確認した上で、いかなる形であれ(同盟国としての)負担増を求めるだろう」との見方が強い。

とのネット記事がある。現時点で、安倍首相は何を交渉しに、17日、アメリカにいくのだろうか?

そもそも、トランプ氏は、彼のブレインとなるチームもまだまとまらず、今後もしばらく混乱が続くのだろうから、トランプ氏は、安倍首相に対して、従来の建て前論(選挙公約と同じ)を言うしかないはずだ。

しかし、それでも安倍首相が会いに行く理由をあえてさぐるなら、安倍首相は、お祝いのあいさつを早く言いに行くことに意味があると考えている・・・・?つまり、ご機嫌伺いなのだ。

なんだか、ヤクザっぽい気がする。日本の政治手法には、あまりふさわしくない気がする。
パフォーマンス的政治姿勢を嫌う日本人は多いと思う。

トランプ氏に政治経験がないということは、どう動いたらよいか?わからないと言うことだ。
だから、トランプ氏の今の立場では、日本に対して簡単に選挙公約を変えたりしてはいけないのだ。

手術をしたことがない外科医が、手術台の前に立たされているような状態ではないだろうか?
ある側近は、トランプ氏の失敗を待ちながら、すぐ動こうとしているかもしれないし、ある人は、事前に手術できる別の人を必死で確保しようしているかもしれない。

その場のトランプ氏は、手術を開始します姿勢を示しながら、麻酔の不具合などの理由をつけて、やむを得ず、しばらく待つ姿勢を示した方が良い。トランプ氏は、手術できませんとは言わないだろうから、周りの人は必死だ!
そうした状態の人に、阿部首相は何を語るのだろうか?

トランプ氏に、経験がないということはそういう状態だろう。
そんな状態である人(トランプ氏)に、多忙とされる安倍首相が会いにいくという個人プレーを、政敵たちは、非難していない。

日本は、一人の権力者の判断だけでは物事を決めれらないしくみの政治環境だ。
官僚たちがずべての根回しをしている。
だから、政治家の強いリーダーシップと言われると、ゾッとする思いだ。日本は、強いリーダーシップは不要だ。
官僚とも、選挙民ともうまくわたっていくためには、強いリーダーシップは不要だ。

すべての状況を把握して、的確なリーダーシップをとれる政治家は、今の日本に登場する基盤がない。
日本にとって、何が的確なのか?は、誰にも見えていないからである。

この今に、安倍首相がトランプ氏と会談しても、型通りのあいさつが終われば、トランプ氏は、「国内経済の活性化を優先するので、日本は自国での米軍も含めた国防費の負担を考えてほしい」とだけ言うだろう。
これは、トランプ氏の選挙公約である。

むしろ、これを言わなければ、トランプ氏は、アメリカ下流の怒りを誘発してしまう。
トランプ氏は、自由平等を謳わず、世界のリーダーシップを後退させても、国内の雇用を強化すると国内に約束した。
だから、トランプ氏は公約に向けて、何が何でも邁進しなければ、下流は抗議の行動を起こすであろう。

安倍首相は、会談の場で、「日本はすでに、他国と比べても十分な防衛費を負担しています」とか、「日本のアメリカの軍事的共通基盤」を語るのかもしれない。
しかし、それが今のトランプ氏にとって、大事な情報とは思えない。

安倍首相との会談で、トランプ氏は選挙公約を猛進する姿勢を示さなければ、トランプ氏に政治生命は無いのだ。すぐ、嘘つきトランプの第一声が下流から発せられることになりそうだ。

トランプ氏の「自国の防衛は自国で!」の要請を、安倍首相も憲法改正に利用しようとするだろう。

安倍首相は、強いリーダーシップを、声高にできる機会を待っているのだろう。
政治家はすべての権力をわがものにしたいのである。

例えば、政治家が決められる権限を考えてみる。

日本の海外援助費は、膨大な額にのぼるのだろう。政治家は、税金をそうした海外援助に回すことがいくらでもできる。国民の許可などはいらない。
そうすれば、政治家は、国際舞台の場で、人道主義者としてほめたたえられる。
個人として、こんな名誉なことはないだろう。これは政治家が個人レベルで感じることのできる醍醐味である。

これと同じように、戦争する権利を、政治家は国民から取り戻そうとしている。

安倍首相は、政治家の家系の家に生まれている。だからこそ、小さな頃から、戦争の判断は、権力者が行うべきとの教育や教訓を受けて育ってきたのだと思う。

専門家(政治家)の判断を、専門家でない国民が覆すことはできないとの信念を持つようになる生育環境だ。

稲田氏も、平気で、自国を守る義務などを声高に言っている。
こうした言い方を聞いていると、「指導者は私だ!私が判断を示す!」の上から目線をひしひしと感じる。

今のトランプ氏は、国内向けに、公約を邁進するパフォーマンスが必要なのだ。

もし、邁進する公約が邪魔をされれば、邪魔をしたのは外部圧力であって、トランプ氏ではないのだ。

トランプ氏が公約をやりたくても妥協せざるをえないと、国民に見せつける必要があるのだ。
トランプ氏は、権力欲しさに嘘を公約したと、国民から思われないように見せかけなければならない。

移民の強制送還なども、大変な仕事だと思う。トランプ氏は、犯罪者から始めると言ったが、執行する人たちにとっては大変な作業だろう。
やりたい、しかし、実際にはできないというのが移民の送還作業ではないだろうか?

最初の人事や交渉でつまづいていたら、トランプ氏は、マスコミ進化のアメリカにおいて、政権を維持していけないと思う。
反トランプデモが続いているようだが、今後はどうなっていくのだろうか?

ある映画監督が、トランプタワーを訪問して、受付にいたごっつい体のボディガードのような男性を、SNSに流しているそうだ。彼は、トランプ大統領を、絶対に許せないのだろう。
この監督のような人は、トランプ氏がミスしたり、落とし穴に落ちる機会を、執拗に追おうとするのだろう。

選挙中のトランプ氏は、実行不可能なことを言ってしまって、その後、その公約を無視すれば、今度は、大衆をだましたという、新たな批判が加わることになり、大衆からの攻撃ははますます強くなるだろう。

一般的に、政治家は選挙戦で多かれ少なかれ夢物語を語るものだが、今回のトランプ氏の選挙公約は、元々、机上の空論のようなものが多い。だからこそ、マスコミは、こうした扇動家を、大衆は、いざとなったら選ばないであろうと予想した。しかし、事実は違っていた。

トランプ氏に投票した人たちは、本当に、トランプ氏が公約通りに、アメリカ国内の一般労働者を守る方向に動くことを期待しているのか?労働者たちは、暮らしが良くなるかも・・と期待して待っていてくれるのは、就任後のどの位の期間なのであろうか?

最初の短期間で、そうしたことにはならないだろうと気づいた大衆は、次々と、うそつきトランプとわめき始めて、早々に騒動を起こし始めるのではないか?と心配だ。

そもそも、トランプ氏が共和党の指名戦を勝ち抜いてこれた理由のひとつに、マスコミが彼を持ち上げた影響があるらしい。誰もが新しいものが好きだろうし、スキャンダル的なものに惹かれるのだ。マスコミは、選挙戦をおもしろくしたいのだろう。

夫人が年をとれば、次に若く美しい女性に取り換えていく。元妻には十分の慰謝料を支払い、円満解決とし、それを繰り返す。娘が美しく聡明で、有能な実業家であると自慢する。

トランプ氏の周りに集まっている美しい家族たちが醸し出す上流の暮らし、こうしたものは、一般人が思わず見入ってしまうものだ。そうした見せびらかしのような行為を、トランプ氏は何十年も行ってきたのだ。

トランプ氏の豪華な生活ぶりは、一般アメリカ人の憧れをあおって来たと思う。
トランプ氏は、男の本懐のような生き方ではないだろうか?
しかし、同時に、それは人々の激しいジェラシーの対象でもあり、彼への非難が始まったら、トランプ家族は、それぞれ人としての名誉を失い、その豪華な暮らしぶりもろとも、とことん壊れてしまうかもしれない。
資質の無い大統領としての見せしめになったら、痛々しい。

選挙公約を守らない嘘で権力を勝ち取った男トランプは、こらしめなければいけないとの、大義名分があるから、大衆は反トランプ活動をしやすいのだ。

トランプ氏が公約を実行しないことが明白になった時、(最初から、わかっている人たちも多いだろうが・・・)、トランプ氏に対する反発がもりあがり、アメリカの社会不安が高まると思う。
そうなると円高となり、日本の不景気にますます、拍車がかかる。

社会不安が、相当にすごくなる危険があり、林真理子的に言えば、“下流の怒り”がアメリカを支配する。

つまり、トランプ氏は、資質も実績も無いのに、最初から権力が欲しくて、大衆をだました!となる。

トランプ氏への政治的攻撃は、父の代から積み上げてきた財産に対する攻撃、家族に対するいやがらせの激化につながるだろう。

暴動する職場デモ、国会デモが毎日のように起きてくるかもしれない。テロがあるかもしれない。
トランプ氏の家族たちは、外出できない状態になったり、トランプ家の商売そのものに重大な損害がでるようになるかもしれない。

イバンカさんは、ご自身の名前のついたブランドを立ち上げているらしいが、そうした商品への不買運動、いやがらせなど、商売をしている人たちを困らせるような手段は、いろいろにあるだろう。

商売がうまくいくには、それを利用していれる大衆が必要だろうから、この大衆からいやがらせを受けるようになったら、実業家はひとたまりもなさそうだ。

選挙期間中、おもしろがって、トランプ家族をちやほやしてきた人たちは、手の平を返したように、トランプ家族を攻撃し始めたいのかもしれない。金まみれの豪華な暮らしは、大衆の強い反発とジェラシーがある。

大衆は、最初はちやほやとほめておき、トランプ家族をひきづり下ろしたいのかも・・・。生涯、一度も権力を手にすることのない多くの人たちは、権力者の陥落を見て楽しむのだ。
マスコミもそれにのるだろう。

朴政権も、突然、変なことになってしまった。政治家によって政治のブレインは必要だろうけど、大衆が非難し始めると、とてつもなく大きく膨れ上がる様を見る思いだ。

トランプ氏が、政権移行チームの準備として、家族の中から四人を選んだとの報道があったが、これも、政治をよく知らない人が犯す落とし穴みたいなものではないだろうか?

トランプ氏に政治家の経験がないということは、ミスや落とし穴を避けるということができないというなのだろう。
今日は、オバマ大統領と、トランプ氏の会談があった。
「私たちは初めて会った」と彼らは言っていたが、選挙戦では、それこそひどい関係であったし、互いに悪口合戦をしていた。

それでも、選挙後は、建て前にのっとって、記者会見では、オバマ大統領はフレンドリーであった。
政治家は民意を大事にするのは、大事な姿勢であろうから・・・。

会談は、当初、最初のあいさつ程度と考えていたとのことだが、実際は1時間以上であった。
会談はうまく進んだのだろう。

トランプ氏の態度も謙虚であったようだし、記者会見の言葉も常識的であった。
オバマ大統領から差し出した握手の様子も、印象は良かった。
これからも何度も会いたいとの言葉も、ほっとさせるものがあった。

トランプ氏の謙虚な態度という点では、ライアン下院議長と一緒の記者会見では、もっとめだっていた。
ライアン下院議長は、机に手をのせて体をのりだして主張していたが、その脇で、体の大きなトランプ氏は控えめに座っているという雰囲気であった。このテレビ映像の存在感の主役はライアン下院議長であった。
こんなにかわいく神妙なトランプ氏の表情を見るのは、初めてだ。

ライアン氏が今回の発言をした1時間後、トランプ氏は「ライアン議長の計画を直ちには支持できない。将来もしかしたら、一緒に仕事ができるだろう」と応じたとのことだ。トランプ氏は、やや、神妙すぎたと感じたのだろうか?

移民問題について記者から聞かれた時も、トランプ氏の答えはなく、慎重になっている様子だ。
これまでのトランプ氏の言葉は、スピーチライターが書いたかのような優等生的発言であったが、本人の本音も部分も多いと思う。
今の彼は、大統領としてきちんとこなしたい、弾劾裁判でやめさせられることは避けたいと思っているだろう。

現時点では、トランプ氏は場に慣れないこともあり、当選後のこれまでの言動はまずますだったようだ。
今後の展開は、読みずらいだろう。

日本も、中国や東南アジアに仕事をとられ、老いた国の不景気に悩んでいるが、国内を強くするとの方法論をどのように実行させるのか?、共和党政策が参考になることがあるかもしれない。

但し、トランプ氏の発言に乗じて、日本では、自国を守るのは自国民として当然などの発言が出てきている。こうした政治家の発言は警戒が必要だ。

政治家とは、本来、国内、国際社会を問わず、あらゆる主導権を取りたい人たちなのだ。
日本は、戦争を拒否する権利を国民が持っている稀な国であると思う。

だから、日本の政治家は、憲法改正をして、戦争する権利を、国民から政治家の元に移したいのだ。
そうすれば、政治家は、しっかりとした国の統治権を獲得できたと感じることができるのだろう。
トランプ勝利で、世界中が反応しているが、早々、阿部首相との会談が決定したのは興味深い。

アメリカの街頭インタビューでは、「トランプ氏が思ったほどひどい人ではないことを祈るばかりだ。」との発言する人もいる。そう考える日本人は多いだろう。しかし、さっそく、反トランプデモが起きているようだ。

本日、クリントンは、「ガラスの天井は近い将来、必ず、破られるであろう」 との感動的な敗北演説を行っていた。
総得票数はクリントンの方が多いのだと言う。
前回の選挙戦とは違って、クリントンは最後まで戦い、世界を啓発した。
これ以上の女性政治家は、今後のアメリカでは、しばらくは現れないような気がする。

昼の番組でも、今後の国際政治の行き末について、木村氏や手嶋氏らによっての解説が盛んに行われていた。宮根さんも、水を得た魚のように生き生きと番組進行をしていた。

アメリカはせっかく、オバマケアと呼ばれる医療保険が導入させたのだが、トランプ下では、これこそ変わってしまうであろう。

しかし、医療を受ける環境がどんどん、変化していくことは、日本も同様だ。

アメリカに比べると、日本の医療保険は、世界最高の幅広いカバー力を持つ。
しかし、一方で、人々の本当の病気の治療に必要な根幹医療が崩壊しつつある。

全面オープンに先駆けて、一部オープンした某専門病院で、ナースが集まらないので入院ベットの増床できず、全面オープンができないという新聞記事があった。

これは、ナースがいないといより、専門治療に耐えうる優秀なナースがいないという意味だ。

専門病院で専門治療がミスなく行われるためには、有能な選ばれたスタッフが必要だ。
医者やナースが有能でなければ、先端医療も先進医療も担えない。
病院が有能な人たちを集め、キープさせていくのは簡単なことではない。

テレビで人気のドクターXでは、有能な医師である大門未知子のみが、手術トラブルを解決するストリーである。

この医療ドラマは、セリフなどの内容に問題はあるものの、メッセージ性はある。
優れた良い医療は、医療者の才能を要するものとのメッセージである。
誰もが、絶対に失敗しない医療を望んでいる。

しかし、良い医療には才能が必要なこと、予期せぬ出来事はしばしば起きる事、瞬時の判断ができないと医療の失敗につながることなど、番組は視聴者に医療を考えさせている。

こうして、視聴者は、自然に医療者の才能について学んでいるようだ。漫画チックではあるが、視聴者に医療現場を垣間見せる雰囲気で、番組が作られている。

ドクターXでも、人の命を左右する重大な病気を診れる病院が限定的になっているとの現状を指摘し、今の日本のかかえる医療問題を提起している。

話しは変わるが、8日早朝、福岡市博多区のJR博多駅前で、市営地下鉄延伸の工事現場上の市道が陥没した。

この事故は、地下鉄工事が原因だったとして、市は謝罪した。掘り進めていた岩盤の上部が少しずつ崩れて水が漏れ出した。岩盤が工事人の見込みよりもろかったそうで、急激に陥没したそうだ。
市幹部は「陥没対策に万全を期したつもりが万全でなかった。深く反省をしている」と述べた。

私はこの事故のニュースを見ていて、人の手術も同じようだと感じた。こうした予期せぬ出来事により起きる手術ミスはあるし、人の場合は予測がそもそも難しい。

岩盤ならこの程度の強さというのは、ある程度予想可能だが、人の場合は、標準値というのがなく、触ってみるまでわからないという場合がある。

体の外からだけでは、病変の状況がわからないから、とにかく(腹や頭など体内を)開けてみるしかないと考えて、外科医が手術を始めることもしばしばだろう。
もちろん、外科医はがんのような進行性の悪い病気を否定したいからだ

逆に、悪い病気の可能性が低く、医師が手術をせず、様子を見ていたい場合もある。

しかし、その予想結果が悪ければ医師は非難の対象になる。 医者は予想できたはずなのに・・・と考える人が多いのだ。裁判になれば、裁判官も医師の能力不足を想像し裁定を出す。

井上真央さんの乳がんを見逃した外科医は、ネットでかなり非難を浴びているが、がんの早期発見、早期治療は極めて難しく夢物語みたいがところがあると思う。

がん検診の万能性や有用性を啓発する活動が盛んだが、早期発見には限界が多い。
がんの早期発見、早期治療のは光もあれば、影もある。
がん疑いとされた人たちが行きつく泣き笑いは、日常的にしばしば起きていると感じる。

ことに、高額のペット検査にも、問題が多い。
この検査で、がんが疑わしいと言われた受診者が受診する先は、がん専門医である。
最初に、がんの疑いを指摘した医師ではない。ペット読影医は、後でとやかく言われないよう、結論を専門医に押しつける。

こうした不確実な画像判断の責任を、専門医は引き継がなくてはならない。

そもそも、がんであることを100%否定することはできないし、将来どうなっていくかについても、正確に予測することは専門医でもできることではない。

ペット検査で異常陰影があった場合、その異常陰影がある部分に、専門医が何度も針を刺してがん細胞を得るべき検査をしても、結論が出せない場合もある。こうしたグレーゾーンを心配して悩んでいる患者さんたちは少なくないのだ。がん検診の陰の部分である。

ペット検査を希望する人は、検査前にペット検査の精度と限界について情報を得るべきであろうが、受診者に対しての事前の情報提供は誰もやらない。

高額なペット検査の費用は、ペット機器を持つ医療機関が独占する。
検査医療機関の彼らは、診断の最後まで責任を持つことは無いのである。
トランプ氏の勝利が確実となった。これから世界はどうなっていくのだろうか?
彼はどうやって“強いアメリカ”を作っていくのか?
その道筋は示されなくても“強いアメリカ”の掛け声だけで、選挙民を心地よい気持ちに誘うことができるということか?

トランプ氏に、政治経験がないということは、どのようなマイナスの結果を招くのか?その答えは、日本人はもちろん、世界中の人が知らないだろう。

戦後のアメリカは、苦しい人種差別を乗り越えて、平等社会をめざしてきたと思う。世界の警察官も演じてきた。

日本にとっても、アメリカは憧れの国であり、特に、私たち団塊の世代は、憧れのアメリカ意識は強い。

アメリカ人は、世界に通じる英語を話し、世界の科学をリードし、教養豊かな理想主義者というイメージがある。

アメリカ映画の中の豊かな暮らしは、団塊の世代がとことん憧れてきたものだ。仕立ての良い体を美しくつつむテイラースーツとトーク帽、夜のパーティで着る歩くと揺れる透ける生地のイブニングドレスなど、子供の時の少女の憧れは、その後の人生では得られないものだ。

未だに、アメリカ的な豊かさは、心を奪われる。この憧れを超える対象物も、もはやみつけられない。

そのアメリカが、実態のない幻想に心を奪われているような気がする。
額に汗を流して苦しい仕事をこなしていても、富の不公平極まりない分配に苦しむアメリカ社会になってしまったためなのだろうか?

アメリカの貧しい白人層のことは、日本人は良く知らないだろう。表舞台にでないこのアメリカ人を日本人は知らない。

世界をみることのできるマスコミ人たちには、世界におけるアメリカの立ち位置が良く見えるだろうが、表舞台にでない一般アメリカ人の感情を想像することができなかったようだ。

世界の首脳が集まるときは、必ずアメリカ大統領が、真ん中に立つ。そのためには、アメリカ国民が支払わなければならないお金も義務も大きかったと思う。
カッコの良い立場を今後もアメリカが維持していくためのツケを、もう支払たくないということかもしれない。

理想を語っていた憧れの人(アメリカ)が、突然、普通の人並みに目先のことしか話さなくなってしまったかのようだ。思慮深い人(アメリカ)が、その理想を捨てた気がして、団塊の世代はさみしい気がする。

もともと、白人社会は差別的なもので、文化も科学も白人が先陣を切ってきた。
白人は、富も知識も独占してきた。
人は何人も平等であり、努力して良い人生を獲得するとの考えがあり、そこに向かって走ってきたのがアメリカであったろう。

日本は、そんなアメリカの富と知識に頼ってきた。しかし、そのアメリカは変わろうとしている。

日本でも、この先、団塊の世代が消えていくにつれて、日本もどんどん、変わってしまうのだろう。

憲法9条も簡単に改正されるかもしれないし、戦争ができる国へと変わるのだろう。

そして国力が衰退していく中で、大衆の不満をあおる政治家が生まれ、その時の日本人たちは、又、戦争を始めるかもしれない。いつでも、戦争には大義名分があり、国を守るために戦うぞ!となるのだ。

国際連盟脱退の時の、松岡外相の演説などで感じることだが、大衆は扇動者にだまされるのだ。

良く知らない人たちに、戦争の誘惑をとりつかせてしまうのである。
鳥越氏のネット記事があった。

都知事選に敗れ、普通の生活に戻った鳥越俊太郎の近況報告である、

この記事は、鳥越氏の「本気で勝てるとは思ってなかった」の発言が紹介されている。
その下のサブタイトルは、鳥越俊太郎の出会ってしまった運命の3冊となっている。
実際には、この記事の内容の多くが、鳥越俊太郎が語る、”出会った運命の3冊の本”の紹介である。

そして、選挙戦後の敗戦の弁について書かれた部分は、少しである。

このインタビューの主要は、鳥越氏の好きな本についてであったと思われるのだ。
しかし「本気で勝てるとは思ってなかった」が、記事のメインタイトルになってしまった。

2016年10月2日 10時30分
週刊女性PRIME http://news.livedoor.com/article/detail/12092824/

この記事を読んだ人たちのコメントものっているが、多くは、鳥越氏への怒りである。
鳥越氏の発言とされる、「本気で勝てるとは思ってなかった」に怒っているのだ。

「泣く泣く、立候補をおりた他の候補者への配慮がなっていない!との、怒りのコメントが続いている。

これは、鳥越氏の失言に近いが、鳥越氏は、好きな本についてのインタビューを受けたつもりが、実は、そうではなくなってしまっていたのか?

これは、マスコミがしかけた罠か?はわからないが、マスコミとはそうした策略をめぐらせることはすると思う。
今、一般人が鳥越氏から聞きたいことは、好きな本より、選挙戦後、少し時間が経った今の本音の敗戦の弁だろう。

しかし、マスコミは、あえて、好きな本という形で、インタビューを申し込んだのかもしれない。
鳥越氏は、ご自身の立場が分かっていない人物だったと、マスコミは世論誘導をしたのかもしれない。

鳥越氏も、「最初から、勝てると思わなかった」 発言はすべきでないのだが、マスコミ自身が、マスコミ人関係者(鳥越氏)を、批判しているように思える。

そもそも、鳥越氏に限らず、人気ある人は、必然的に他人への配慮に欠け、冷たいところがあると思う。

人気ある人に寄ってくる人たちは多数いるわけだから、人気ある人なら、一人の相手に冷たくしても、次に別の人が列をなして寄ってくるのだろう。

一般的にも、人気ある人とは、こうした人生経験の人なのだから、失言は多くなるのはあたりまえなのだろう。
そもそも、体の不調を感じた時、自ら、原因に気づくことができれば、こんなに便利なことはない。

身近に良いドクターがいれば運が良いが、短時間の日本の診療現場では、進行する病気、悪い病気しかみつけてもらえない。それでも、そこが機能していれば、十分な医療と評価できる。
但し、今の成果主義の医療現場では、診療費をかせぐための{無駄な)医療も行われている。

進行する病気、悪い病気でなければ、それぞれの人が、自らの病気をじっくり考えた方が、正解に近い答えが出せると思う。

そのための、予備知識として、体についての理解を獲得することが必要だ。
体物体は、体が反応して、病気を防ぐという基本を理解することが、生物学を学ぶ目的である。

そのためには、学校教育において、もっと生物学を学ぶ時間があって良いと思うし、そうして欲しいと思う。
一般人の能力で、無駄な診療や金儲け診療も排除できる。

残念ながら、私は、今の低中学年の学校の生物学のレベルを詳しくは知らないが、昔の私の時代には、中学も、高校も、細胞の働きについての知識はほとんど学べなかった。
その理由は、そこまで解明されていなかったからである。

中学の生物では、核や細胞質がどのようなものであるかは解説があったが、小胞体、ゴルジ体、などの機能は、不明であるとしか書かれていなかった。DNAはわかっていたが、そこから蛋白合成にいたる経路についても、中高生が理解できるような説明はなかった。

中学の生物の授業では、カエルの解剖があり、台に針で止めた麻酔カエルが動き出して、教室を跳ね回たりした。いたずらっ子のガキは喜ぶが、私のように怖がる少女は多かったと思う。もう、これで、女生徒は生物学を嫌いになる。

但し、高校の理科は、他に化学と物理があったが、私のように物理化学が理解ができない女生徒は、生物を受験科目にするしかなかった。

今思えば、女生徒の将来を見据えれば、生物学が一番、大事なものはないのではないか?と考える。

前ブログで書いたが、ワクチンに関しては、母親である人は、十分な知識と理解をもっていたい問題だ。
ワクチン後トラブルが起きた時に、母親はどう考え、子供に接するかなど、母親は日頃から知識と問題意識を持つべきで、それでずいぶん、救われるはずだ。

日頃の学校生活において、悩みや体の不調を抱える子供は、痛くてつらかったワクチンに責任を押しつけたがるかもしれない。

子供が、友達とのトラブル、授業が理解できないつらさを抱えていた場合、ワクチンが悪者になるかもしれない。
そんな時、子どもの不安を軽減してあげることのできるのは、母親の丁寧な説明と指導であると思う。

ワクチンは打ってみなければわからない。
ワクチン後トラブルは、原因不明のまま終わる事も多い。
それは不思議なことでも、医師が無能なわけでもない。

人の体は多様性であり、顔も違い、声も違うように、すべての反応は個々である。
遺伝子の構造、その働きが個々であるからだ。こうした個人差の解明に向けては、壁がまだ高く、現在の医学のレベルでは乗り越えられないのだ。

厚労省のワクチン開発に関しても、役人は、安全!安全!をめざせ!と製薬メーカーにプレッシャーをかけるだけ、問題が起きると専門家に投げてしまう。ワクチンさえ打てば、はしかも無くせるなどとワクチンを啓発し、何か起きると厚労省は、急にしりごみすると感じる。

しかし、医学の進歩で、わからなかったことがわかるようになるにつれて、こうした厚労省のあいまいな対応も、良くなりつつある・・・。

今は、はしか(麻疹)の怖さから成人へのワクチンが勧められているが、生ワクチンでどんな副作用がでるかは予想不能だ。
なにしろ、生きたウイルスを体内にいれるのだから、いれた麻疹ウイルスがどのように体内で活性化するかは、個人差である。

はしかワクチンは、「ほぼ、安全」とは言える。しかし、この“ほぼ”が前置詞としてつくことが大事なのだ。けっして、「全く安全」ではないのだ。

厚労省は、子宮がんワクチンの推奨をとりやめている。
このワクチンは、考え方が麻疹などとは異なり、ワクチンを受けるかどうかは、本人が十分に効果を熟知すべきタイプのものと思う。

ワクチンをうつか?うたないか?は、母親と女生徒で話し合うのが必要だと思うが、この時、予備知識を教えてくれる専門者がいないのだが、母親が十分な知識を持つことが、子供のために最良だ。

だからこその、学校教育、すなわち生物学授業の重点化の重要性である。

女性は、子供を産む性でもあり、障害児、奇形児、染色体異常児を生むリスクがある。
これは、多くの場合、運である。

遺伝子問題をかかえた胎児は、それが重大であれば胎内で生きられず、流産となる。妊婦は誰しも、人類共通的な遺伝子異常の元を抱えているが、それが重ならない限り、正常児を生むことができる。
だから、運なのである。

この遺伝子の運という考え方を、生物学的に理解していれば、女性たちはもっと早く立ち直れるし、コンプレックスも薄れる。

こうしたことを考えると、生物学、細胞学を学ぶことは、人生を生きる実学なのだと思う。

生物学の授業が学校教育で十分でないのは、以前は、医学的な説明が不十分で、一般人へ説明と理解が難しかったからであるが、今はそうしたバリアは改善されている。
だから、もっと、生物学の知識を子供たちに与えた方が良い。

STAP問題だって、一般人が生物実験に熟知していれば、小保方氏の主張が理解でき、彼女がこんなにいじめられることも無かったと思う。

この事件は、一般人の無知につけこんで、研究実績を持つ一部の男性研究者が、「ざまあみろ!」の勢いで、新人女性研究者の尊厳をうばった事件であった。 

そんなことが起きたのは、女性で新人の小保方氏がシンデレラ的な高い評価を受けてしまったことへの反発と、研究バックが無かったからだろう。

体の不調に悩める人が、自ら、病気をつくりあげてしまったり、医療者の無能に転化したりすれば、その後の一生が苦しいものになりそうだ。
こうした場合にも、学校教育の生物学の習得は、ずいぶん、役に立つだろうと思うけど・・・・。