私の趣味のひとつにゴスペルがあって
昨年は少しお休みしてたのですが
4月から、また週2ペースでレッスンに行ってる鈴木です
ゴスペルっていうと
天使にラブソングをなんかを思い浮かべる方が多いと思うのですが
私は教会ではなく、音楽教室に通ってます
ゴスペルと一言で言っても、実はその中にもジャンルがあって
黒人霊歌をベースにしたような
古いブラックゴスペルと言われているものと
新しいコンテンポラリーと言われているものでは
曲も歌詞の雰囲気も違うんですよ
古いものほど、歌詞が少なくって
同じことを何度も繰り返して歌うものが多いです
例えば、多くの方が知っていると思われる
Oh, Happy dayなんかは
ずっと「Oh, Happy day」って繰り返してますよね
そんな感じです
新しいものは、もう少し現代的な音楽に近い感じ
昨年末のお友達が先生をやってるグループのコンサート@都内チャペル
で、最近歌っている曲に古い方のものがあって
「王国で〇〇をもらった!」という歌詞の
〇〇のところだけ、変わっていくんです
それが、Robe(長い上着)、Crown(王冠)
Harp(竪琴)、Slippers(スリッパ)・・・
って、本当に色々なんですけど
これらのすべては
「天国へ行って自由になれるという希望」という意味
なぜなら、奴隷だった彼らは、色々な制限の中で
言葉までも制限されていたので
「自由」「天国」「救い」といった言葉は
使えなかったそうです
それを別の言葉に言い換えて
希望を捨てずに生きていたそうです
その話をゴスペルの先生から聞いて
時代が変わっても
人間って一緒だなと思いました
やっぱり言葉はツールでしかない
その言葉には、感情や想いが乗っている
自分がこだわっている言葉
好きな言葉、嫌いな言葉
誰かがあなたに投げた言葉
あなたに捧げた言葉
言葉を発する、受け取るということは
言葉の意味だけでは50点
そこに、どんな感情や想いが乗っているのか
それが一番大切な事なんですね
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