何物にも変えられない経験 | ドリブる息子とオヤジの日々

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2日目は決勝トーナメント。



初戦はU12。前日はぼちぼち安定した試合運びで予選首位。1回戦は別ブロックの4位チーム。



危なげなく初戦突破



のはずが、まさかの0-1で初戦敗退。。。



圧倒的に押しまくって4、5点取れてる試合だったのに(>_<)



まー、勝てるだろうと誰もが思っていたはず。その心の隙間に魔が差したとでも言おうか。




気を取り直してU10




初戦は終始良位訳ではないけど、寄り切りって2-0の勝利



準決勝は福山の強豪チーム



実力的に五分と五分だし、初戦の感じからして苦戦は必至。



試合予想通りの五分と五分の白熱した展開。相手チームが若干試合巧者なところを気持ちで僅かに上回って五分五分。



前半終了寸前に、親友Sがディフェンスラインの裏に絶妙のパスをだし、それに反応した坊が飛び出し気味のキーパーの右脇に流し込みゴール。



ディフェンスラインを確認しながらタイミングを見計らって裏へ駆け出す事も出来るようになりました



良い雰囲気で後半に入れたんだけど、徐々に相手に押し込まれる様になり1点を返される。



その後、何度か決定機もあったが決めきれず1-1でPK戦に突入




2-2で3人目のキッカーが坊




初めてPKのキッカーとなった坊は若干嬉しそうに笑顔でボールをセット。



メンタル弱いんでどうなるかと思ったけど、低い弾道でビシッと右隅と決めてくれた



しかし結果は敗退



広島の予選から危なげない試合展開で勝ち続けてきたけどここで久々の負け



いつもケロッとしていた坊が泣きじゃくっている。涙は止まらず小1時間泣き続け、中々心の整理もつかない様子で呆然としていた



でも、それだけ気持ち込めて一生懸命やってきたってことが分かり、可愛そうな反面、ホッとした。この悔しさがあるなら、もっと強くなれるなって。



最後の3位決定戦、今年最後の試合。坊はかなり疲れている様で、いつものように動けてなかったけど、今までゲーム中に聞いたことのない大きな声を張り上げて味方に指示を出していた



自力ではこちらが優っている相手だったけど、1点先制され、最後に何とか追いついて1-1となり再びPK戦に突入したが、今度は勝利。



最終結果3位で中四国大会を終えました。




負けはしましたが、この負けで涙が止まらない悔しい思いが出来たことは、今の坊には勝つことより大切な経験だったと感じています




幼稚園の年中の時に大会に出て、負けてメダルがもらえず大泣きしていた坊の事を思い出しました。そこから頑張って、年長になった半年後の大会で優勝して満面の笑みでメダルを手にした時の事を。




それから負けて大泣きする事もなかった坊が、4年ぶりに負けて大泣きした。




きっと、また強くなれるって思える2日間の大会でした。




よく頑張った、坊!!

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