インターネットが普及してから、スマホ1つで得られる情報量は膨大になった。
ネットショッピングをする際によく思うのは、商品の説明やレビューなどを見て決めることが多いので、実際の着心地やお店の雰囲気を感じるといった感覚の部分を全然使っていないということだ。
買い物に行く時間や手間が省けるというメリットもあるけれど、服だったら生地の手触り・食べ物の匂い・その土地の空気感など、画面からの情報にはそれらが含まれておらず、実際に自身で足を運んで体験しないと得られないものである。
このある種の動物的とも言える感覚が、デジタル社会が進めば進むほど、逆に重要になってくる。
手軽さ、効率のいいことが良いことのように思われがちだけど、敢えて感覚を拾っていく作業をしてみることを提案したい。
それがあなたの感性を引き出すことにも繋がり、自分にとってより良い選択ができるようになる術でもある。
私たちは自然の一部であることを思い出そう。