中国の人って過保護なのか何なのか、子供をあんまり外へ出させたがりません。敷地内ではベビーカーひいてお散歩してるじいちゃんばあちゃんや、ベビーシッターさんをよく見かけるんだけど、スーパーやデパート、モールなど、公共の場では滅多に見かけません。中国の女性はみんな働いているので、子供はじじばばか、経済的に余裕がある家はお手伝いさんが面倒を見るんだけど、ちょっとどっかに連れてくと、大注目を集めてしまうのです。
「あらぁ。赤ちゃんじゃない! 何か月? 足出てるわよ、靴下履かせなくていいの?」
「4か月の赤ちゃんですって。丸々太っていいわねぇ。でも靴下は履かせなきゃダメよねぇ」
「ほら見て、赤ちゃんよぉ。4ヶ月でお外へ出てぇ。靴下履いてないのねぇ」
「あら、あやすとちゃんと笑ってくれるのね、エライわねぇ。でも靴下は履きなさいよぉ」
と、上海訛りの中国語でまくしたてる上海おばちゃんたちにすっかり取り囲まれてしまう私とEma。まさに四面楚歌。Modiを外国人と間違えるのはまあ良しとして、二言目には「靴下履かせなきゃダメよ」。でもさ、10月中旬の、昼間だよお? 暑いぐらいなのにさ。
うちは日本のおばあちゃんも北京のおばあちゃんも、そして私たち夫婦も、普段は足を出しておくっていう考えで一致してるから、よっぽど寒くて外出する以外は靴下も靴も履かせないのです。
それに、どこへ行ってもすれ違う人たちはベビーカーの中を露骨にのぞいてきます。中国の人は子供好きなんだろうね。それは本当にいいことだと思う。子供連れてると、よく声掛けられるしね。「何か月? 靴下履かせなきゃダメでしょ」ってね。この前なんか、ベビーカーに座らせる角度が良くないとかどーのこーのと、道行くおばあちゃんが真剣に説教してきたし。
中国では、子供はみんなの宝物っていう意識が強いんだな~と感じるのです。ちょっとおせっかいだなって思うときもあるけど、子供を大切に思う気持ちの現れなんだと思うと、それはそれでありがたく思ったりもするのです。でも過保護はいけません!
エマには中国大陸みたいに広い心を持ったたくましい女子に育ってほしいのです。
もうすでに結構たくましいけど…。










