死ぬまで持ち続ける執着心 | 未来を自分でデザインする♡イロンデル魔法学校♡見えないをカタチに♡スピ/マインド/暮らし方♡大阪/吹田
死ぬことが決まった時
自分は何を1番大切にするのか。

そして執着する心を手放せるか。

がんの末期で、余命を言われたおじいさん。
緩和ケアへ入るために
準備を始めたその時
ギリギリの体力で隠そうとしたものは
なんと、お金でした。

彼は十分を超えたお金を持っています。
亡くなるまで贅沢しても
決して貧乏になることはないくらいの
資産があります。

けれども、タンス預金を必死で隠すのです。

亡くなる寸前まで、人は執着する心を
手放すことができないのだなと
悲しくなる反面、自分はどうだろうかと
振り返ってみた。

もしも大切に思うものがあるのなら
きっと執着するものなんてなくなるのかも
なんて
綺麗事を考えたりしました。

おじいさんには子供がいます。
けれども、全く看病をしてくれません。
きっと今まで
全てお金で解決してきたからでしょう。

お金に対するイメージが良くないと
お金が手元にやってきてくれないと
エネルギーの話をし始めると言うし
お金が欲しくない人もいないし
お金の話をし始めると
矛盾やモヤモヤする気持ちがいっぱい
吐き出されて来るけれど
でも、考えるべき時が来るのは間違いない。

お金があれば、大体のことはできると
ある女性起業家の方が書かれていたけれど
本当にそうなのかな?

たまたま、命のカウントダウンに
遭遇することになり
考える機会が与えられたのは
考えなければならない時期が
やってきたということなのかもしれない。

確かにお金で治療を買い
緩和ケアへ入る権利を買い
付き添いの人を雇いと
周りを固められたようには見える。

けれども、心は買えないのね。
どんなにたくさんのお金を積んでも
心だけは買えないのよ。

だからお金がなくなることが不安で
お金でしかつなぎとめたことがないし
お金でしか解決したことがないから
お金に対する執着心が消えないのよ。

これって
お金が悪いんじゃないよね。
自分が悪い。

でも
もしもお金があれば大体の事が
解決できると思っているのであれば
そんな風になってしまう可能性がある。

これから先
家族という感覚が減っていき
子供には頼らないと言っていても
そうはいかない事だってある。

もしも
お金で心が買うことができるのだとしたら
それは初めから
心が繋がっていたに違いない。

ひとり年老いて病気になり
家に帰りたいといっても
希望は叶わなくなる。
たとえお金があったとしても。

他人が余命宣告された人を
家でひとりで看病するにはリスクが
大きすぎる。

変な亡くなり方をされれば疑われるし
見る側のメリットなんて
そうそう見つけられない。

それでもあなたのことをみますと言えるには
その人のことを大事に思っている
心があるかないかではないのか。

お金をつまれたって
その人との関係性が成長することなんて
ありえないのだから
やっぱり、心は買えないのだ。

自分の心を磨いて
お金が手助けしてくれる環境を作らなければ
お金がお金という特別なものに
ならなくなるという話を教えてもらえた。

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