災害即応パートナーズ 事務局スタッフ・ブログ -3ページ目

岩手県沿岸北部の地震

昨夜の地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

現在のところ、災害即応パートナーズは支援の見合わせをしていますが

引き続き、現地の情報収集を行っていきます。


(気象庁地震火山部 発表)

07月24日00時26分
震源地は岩手県沿岸北部 ( 北緯39.7°、東経141.7°)で

震源の深さは約120km、地震の規模(マグニチュード)は6.8と推定されます。
各地の震度は次の通りです。

震度6強 岩手洋野町大野
震度6弱 岩手県/ 野田村野田
青森県/八戸市内丸・八戸市南郷区・五戸町古舘・階上町道仏

防災士の勉強

防災士への道のりは、短そうで長そうで、、、
終わってみるとやっぱり長かったと思います。
講習受講申し込み後に「教本」と「手紙」が送られてきます。
教本はA4サイズ約340ページというボリュームです。
学ぶべき項目は6科目31項目!(範囲が広すぎます)
そして、自己学習となるE-learning&検定対象は、なんと21項目もありまし
た!(ちょっと多すぎませんか?と思うほどです)
規定では、50時間の学びが必要になっています。

どんな科目を学ぶというと、、、
1)いのちを自分で守る(8項目、12時間) 
  防災士の役割、住まいの耐震化、ライフライン、災害医療など

2)地域で活動する(6項目、9時間)
  地域防災活動、行政の対応(平常時、災害時)、避難所など

3)災害発生の仕組みを学ぶ―科学(6項目、9時間)
  地震、津波、都市火災、火山、風水害、土砂災害

4)災害に係る情報を知る―情報(5項目、8時間)
  気象予報、警報、警戒宣言、安否確認、風評被害など

5)最新の災害状況と最新技術を知るー危機管理(6項目、9時間)
  最近の自然災害、ハザードマップ、防災システム、企業防災など

6)いのちを守るー救急(2項目、3時間)
  応急手当の基礎、CPR、止血法など

防災士になるには広く学びます。しかし、この広くは無駄ではなく「深化(進
化)」する第一歩なのです。防災の専門家となる「防災士」ですが、資格講習
はあくまでも入門編。この学びをこれからどういかして「深化(進化)」させ
るかは「防災士」によります。(私もがんばらないといけません)

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災害即応パートナーに防災士誕生

災害即応パートナーズ参画団体の担当者が『防災士』の資格をとりました。

でも、『防災士』っていったいどんな資格なんでしょうか?

『防災士』とは、「自助」「互助」「協働」を原則として、社会の様々な場
で、減災と社会の防災力向上のための活動が期待され、かつ、そのために十分
な意識・知識・技能を有する者として、NPO 法人日本防災士機構に認められた
人のことをいいます。また、現在約24,000名の防災士が日本各地で活躍をして
います。

防災士になるには・・・
①日本防災士機構が認定した研修機関による研修を受けて「履修証明」を

得ます。(現在民間で認定されている研修機関は8団体)
ただし、「ブランディッドラーニング」のため、講習受講だけではなく、

E-learningによる自己学習&検定試験があります。

E-learning指定の各科目80点以上取得しないといけません。
  
②日本防災士機構が実施する「防災士資格取得試験」を受験し、

合格すること。
基本的に三択30問の試験で合格ラインは70%になります

(簡単にいえば30問中9問までは間違えても合格できるということです)

③各自治体、地域消防署、日本赤十字社等公的機関、又は

それに準ずる団体の主催した「救急救命講習」を受け、その

修了証を取得すること。研修機関によっては追加料金で,

「救急救命講習」を受講できます。

*個人的には、付属の救急救命講習はおすすめできません。

ある程度きちんとした救急法の知識と技能を身につけるのであれば、

日本赤十字社の「救急法救急員」の講習(3日間講習)をおすすめします。

④上記3項目の資格を備えた上で日本防災士機構に

「防災士認証登録申請」を行います。

これで正式に『防災士』の資格をGetできます。


では、いったいどんな勉強をしないといけないのでしょうか?
これが結構長い道のりなんです。

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ウェブ・サイトがオープンしました!

災害即応パートナーズの

公式ウェブ・サイト

本日オープンしました!

ウェブサイトでは、災害即応パートナーズの
団体概要、活動概要、最新ニュース
活動参加の方法等をご紹介しています。

随時アップデートしていきますので、
是非チェックしてください!

ミャンマー被災者支援

さて、今朝の朝日新聞朝刊の16面に、
災害即応パートナーズのドナーでもある
チャリティ・プラットフォーム が、
ミャンマー・サイクロン被災者支援のための
募金広告を掲載しました。

広告はチャリティ・プラットフォーム
ホームページ
  よりご覧いただけます。

集まった募金から、
現在ミャンマーでの事業を実施しており、
災害即応パートナーズの運営メンバーでもある
ADRA Japan
ピースウィンズ・ジャパン への
支援が行われます。

昨日のミャンマー政府の発表によると、
死者が8万4千人以上、
行方不明者が5万3千人以上となっているそうです。
想像を絶する数です。

最近になり、ようやく現地の映像が
流出してきましたが、
サイクロン・ナルギスの発生から2ヶ月経った今でも、
甚大な被害にも関わらず、
支援は充分に行きわたっていないようです。

国連によると、被災者は240万人にのぼるが、
そのうち支援が届けられたのは、
130万人足らずと推定しています。

一刻も早く被災者の方々に支援が届き、
復旧へのステップに踏み出せる日がくる
ことを願っています。