防災士の勉強 | 災害即応パートナーズ 事務局スタッフ・ブログ

防災士の勉強

防災士への道のりは、短そうで長そうで、、、
終わってみるとやっぱり長かったと思います。
講習受講申し込み後に「教本」と「手紙」が送られてきます。
教本はA4サイズ約340ページというボリュームです。
学ぶべき項目は6科目31項目!(範囲が広すぎます)
そして、自己学習となるE-learning&検定対象は、なんと21項目もありまし
た!(ちょっと多すぎませんか?と思うほどです)
規定では、50時間の学びが必要になっています。

どんな科目を学ぶというと、、、
1)いのちを自分で守る(8項目、12時間) 
  防災士の役割、住まいの耐震化、ライフライン、災害医療など

2)地域で活動する(6項目、9時間)
  地域防災活動、行政の対応(平常時、災害時)、避難所など

3)災害発生の仕組みを学ぶ―科学(6項目、9時間)
  地震、津波、都市火災、火山、風水害、土砂災害

4)災害に係る情報を知る―情報(5項目、8時間)
  気象予報、警報、警戒宣言、安否確認、風評被害など

5)最新の災害状況と最新技術を知るー危機管理(6項目、9時間)
  最近の自然災害、ハザードマップ、防災システム、企業防災など

6)いのちを守るー救急(2項目、3時間)
  応急手当の基礎、CPR、止血法など

防災士になるには広く学びます。しかし、この広くは無駄ではなく「深化(進
化)」する第一歩なのです。防災の専門家となる「防災士」ですが、資格講習
はあくまでも入門編。この学びをこれからどういかして「深化(進化)」させ
るかは「防災士」によります。(私もがんばらないといけません)

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